前任コンビのサヨナラの時の衝撃からトラウマが残っていた月組さんですが、現トップコンビの柔らかな雰囲気がいつのまにかそれを払拭していました。
実はうみちゃんって、私、苦手なタイプの娘1だったのですが、見るこちら側の感情は置いといて、れいこちゃんとうみちゃん、程よい距離感の信頼関係。見ててあーよかったなーと思えました。いろんなコンビのスタイルはあるけど、お二人の唯一無二なスタイルが確立されて月組生が見守っている、そんな風に感じました。
舞台を見終えて宿に戻ると既に、Yahooで何件もの投稿
ネットニュースが早いのにびっくりしました。
110年の歴史、ここ最近では他組もですが再演作品が多くれいこちゃんもご多分に漏れずでしたが、シニア年代の私にしてみれば、懐かしい作品がまた新たなトップさんで甦るのが嬉しかったりもありました。
想い出は時間が経つと美化されていきますが、少なくとも現95期を中心とする再演作品はがっかりするようなことは無かった。れいこちゃんもだしれいちゃん、マイティ、こっちゃん。
そんな中でれいこちゃんは新作と再演のバランスが取れていた感じ、サヨナラショーのラインナップを観て改めて思いました。
グレートギャツビーに始まったサヨナラショー
れいこちゃん主演の作品を全て観たわけではないのですが、むしろ中止になって悔しかったデスホリとか、改めて聞けて良かった〜。
ペンライト〜Rain〜で
「月城かなとサヨナラショー」と銘打っていましたが、最後はれいうみのキスシーンで終了。
ご本人の意向が反映されると言われるサヨナラショーで、と思うとうみちゃんに寄せていた信頼や受容れの懐の深さを改めて思いました。
最後のご挨拶は
まのあ澪ちゃん、103期生と紹介されて一瞬やっぱり宙組のことが過ぎりました。述べる言葉の中に思いもあったと思います。彼女ともう一人、
「宝塚に携わる人が幸せでありますように」と。
本当に、これいっぱいの気持ち、ひょっとしたらもっともっと伝えたいこともあったのでは。しかし感謝の気持ちやお礼を伝えるご挨拶で、言うことも限られるでしょうし、普段から中々心情を伝える場も与えられていない生徒さんたち。端から見てて穏やかなイメージのれいこちゃんのもとであったことが、これからの新しい人生の中で支えとなり礎となることを祈っています。
麗さんの同期お花渡しにありちゃん、久しぶりの月組登場で嬉しかった人も多かったでしょう
そしてれいこちゃんにはこっちゃん。お二人のコソコソ話にさざなみ笑いが…娘役、男役とも同期で複数人のトップを輩出して、色々言われることもありそうですが、その立場でないとわからないことや、悩みや思いを共有できるのは心強くもあり、絆も強固になるのではと思います。改めて凄い期だ。
あまり撮影したことないんですが、見納めに
どうか、東京の千秋楽まで、無事に走り抜けてください。