一般名: イランイラン
科名: バンレイシ科
採油部: 花
抽出法: 水蒸気蒸留法
ラテン名: Cananga Odorata (カナンガオドラタ)
成分: エステル類、セスキテルペン炭化水素類、モノテルペンアルコール類、他を含む。
作用: 精神高揚、抗うつ、陶酔、血圧降下、血流促進、加温、鎮静、鎮痙作用など。
ノート: ジャスミン様の、甘く華やかなエキゾティックフローラル。ミドルノート。
特徴: 抗うつ作用に優れ、落ち込みや不安、イライラをほぐし、気分を高揚させる。
女性生殖器系に作用し、ホルモンバランスを整えたり、生理痛、疝痛などの鎮痙、鎮痛に用いられることも多い。
特記事項: 強い香りなので少量をブレンドし、他の精油で香りを調節する。
少量だと高い鎮静・抗うつ作用を発揮し、ブレンド量が増えると逆に覚醒し、頭痛や吐き気を催すことがあるので、注意が必要。
《Sally's blending noteより》
婦人科系のトラブルや、不眠の症状のあるクライアントさんには、クラリセージやサンダルウッドとブレンドしてボディケアをすることで、心身を温め、深い鎮静効果を期待できます。
これまでの私の印象では、ストレス度の高いクライアントさんのフェイシャルに使うと、満足度が高い様に思います。
多くの方が、ひと息呼吸した際に「あぁ、いい香りぃ~」とおっしゃって、すぅ~っと呼吸が緩やかになります。
ストレス性の動悸や不整脈を鎮め、血圧を下げて気持ちを落ち着かせる作用があるので、パニックの発作時にこの精油を吸入するようにしている方もあり、心に対する効果の大きい精油です。
ワタシ個人のこの精油に対する印象を一言で表すと…
シアワセ~感なのです(o^-')b
冬の寒さに外出がおっくうになるこの季節、
“花の中の花=イランイラン”で、塞ぎがちなココロのケアをしませんか?
~イランイランとは、マレー語で「花の中の花」という意味です(≡^∇^≡) ~