新年最初の更新にございます。(遅。旧暦かしら…。)

皆さま、どうぞ今年もよろしくお願いします。

m( )m 

 

さて今回は、『恥ずかしい話』のパートⅡでございます。(以前の話はこちら…)

|ω・*) 何がそんなに恥ずかしいのかって…

では…

どーぞ。

 

 

 

・・・  ・・・  ・・・

パートⅠの『ほんとは恥ずかしい』で、「ほんとはキャストも恥ずかしいし、決して初めから平気でやっているわけではないんだよ…」というようなことを書きましたが、今回はまた別の『恥ずかしい時』の話をいたします。(やだ太っ腹。てかそんなに恥ずかしい仕事なのか…?) 

 

それは…

 

知り合いが来た時。特に家族。。(-ω-)

 

もう、これは、ほんとうに…

 

こっぱずかすいぃぃぃぃーーー! キャーー!! 

 

だってほら、やはり、キャスト ってくらいですからね、ある意味演じているわけでございますよ。ディズニーランドのお姉さん を…えぇ。

 

嘘をついているわけではないんですよ。

キャスト仲間とバカ話したり、ノリのいいゲストと冗談を言い合ったりすることも、もちろんあります。

そういう時は素に近い私なんですけれど、でも、ほら、無意識に声なんかは少し高めになっていたりしますでしょう。

オンステージにいる時は、なんと申しますか、自分の中にある善き面を前面にと申しますか、その、普段家族やごく身近な人に見せる顔とは違うわけですよ。

どちらもで…別に悪いことしているわけじゃないんですが、なんか、恥ずかしい…。(/ω\)イヤン

 

ひとり鏡の前でポーズ取っていたのを見られたような…。

スター気分でなりきって歌っていたのを見られた時のような…。

オンステージでにこやかに『ディズニーランドのお姉さん』をしている私。。。

まさしく、初舞台を家族や友人(ディズニー以外の)に見に来られた感覚…でしょうか…。

 

 

見ず知らずの他人(←ゲストですよ。)に、笑顔を振りまく私。

コスチュームの私。

ストアリーダーの私。

敬語で穏やかに接客する私。

本当は苦手な)ちびっ子に、膝をついて話しかける私。

本当は人見知りなのに)積極的に話しかけ、笑顔でご案内する私。

まとめてひっくるめて、接客業 している私。。。(-ω-)V 

 


|ω・) へぇ~~~。ほぉ~~~。こんな感じなんだ~~~。意外ーー。すましちゃってー…

あのsuzuがねぇーーー。へぇ~~~。ほぉ~~~。。。

 

もう、ゼッタイそう思ってるーー!ちょっと半笑いでーー!! もーーーぅ!!

 

 

<(`^´)> そうよ!なによ。私だってできるのよ! てか、これがホントの私だったのよ!(自分も再発見!)私はこれがしたかったのよ! 今やトレーナーでベテランでリーダーなんだから!!表彰もされちゃうんだから!?

 

 

…でも、 恥ずかしいーー! 見ないでーー!(/ω\)

 

 

照れくさいのです。。。

今までの自分、キャスト以外の自分、を知っている人に見られるのは…。

 

⦅そういえば今日、○○が遊びに来るって言ってたなー。⦆なんて日は、ちょっとソワソワしちゃうのでございます。。。

 

(゚∀゚) 「suzuさーん、○○さんて方がいらしてますよ。いまサファリ(・トレーディング・カンパニ)にいらっしゃいますー。」

 

ちょうどランナー(商品補充担当)やSL日でフリーな時は、サーッと行って、普通の口調で(でも少し丁寧に

 

(-ω-)/ 「おー、こんにちはー。ありがとう来てくれて、ここ分かったー?」←丁寧?

 

なんて、その人の知っている自分に近い感じで対応できるのですが、キャッシャーやゲスト対応なんかしている時などに急に来た日にゃぁ…

はい、恥ずかしい。

(/ω\) 見られてるー、キャストの私を見られてるー!

変な汗かいて、緊張します。。。

友人なんかは、わざと私のレジでお会計したりしまして、ひきつった笑顔で敬語使ったりなんかして、すごく変な感じ…

ヤメテー!もうヤメテー、許してくださーい!!(ノД`)・゜・。

 

 

 

また、家族や親せきが来た日は逆の恥ずかしさも…(←まだあるの?)

 

オンステ(=オンステージ=パーク内)なので、他のゲストの手前、あまりワイワイおしゃべりもできず(ま、なんとなく、あ、知り合いなんだなってのは、バレると思いますが…一応ね、気を遣う…。)、かと言って身内に普段のゲスト用敬語を使うのもなんですし…

お互い妙な感じで過ごす数分間。。。

 

そうしますと、どこで聞きつけたか(←言い方)同僚キャストやらSVやらが、わざと通りかかったり、遠巻きに様子を見に来たりとウロウロウロ…(わいわいと挨拶合戦始めるわけにもいかないのでね、オンステだから…

しばらくしてリードオフィス(店裏の事務所)へ戻りますと、

 

( ̄ー ̄) 「似てるね―。声とかしゃべり方とかそっくりー! ニヤニヤ」 だの 

 

( ̄▽ ̄) 「いとこさんは、若いのにもうお子さんもいるんだねー。おばちゃん(私)はー?」 だの…

 

今度はディズニーではない私、別の意味で『素』の私を見られた恥ずかしさ…

結婚式で相手方や友人に、親戚一同(必要以上に陽気な酔っ払いおやじや、ハンで押したように同じ顔の女衆など…)を初めて晒した時のような恥ずかしさ…をじわじわと味わうのでございました。

え、うちの親せきは恥ずかしくない? …失礼しました。

 

 

 

・・・  ・・・  ・・・

あら?こうして書いてきますと、”ディズニーランドのお姉さん”という仕事は、毎日恥ずかしさに堪えながらゲスト対応し(パートⅠ参照)、ときに不意の訪問者からも辱めを受けるという、恥ずかしさ満載の日々なのでは…。

 

誤解です。(-ω-)たぶん

 

大丈夫(何が?)。楽しい事、嬉しいこと、面白いことが、この何倍もございましたから。(だからこれを書けている。)

ほらそれに、『恥ずかしさ』ってのは人間必要でございましょう。

ウォルトさんも『毎日が初演』と言っております通り、こういうお仕事は、『慣れ』ってのが一番のでございます。

いつまでも、ドキドキしながら声を出し、歩み寄り、語りかけ…。

不意の訪問者が、改めて自分がキャスト=演者であることを思いださせてくれる…。

毎日初々しい気持ちで舞台に立ち続けるためにも、完全に慣れることなく、『恥ずかしさ』を感じることができていて良かったと、年々羞恥心がかけらになってゆくお年頃のいま、しみじみと思うのでございました。。。

 

 

 

ディズニーランドのはじっこの、ジャングルのその奥で、

恥ずかしがり屋さんの内弁慶は、日々成長したのでございました。

オウム(布製)を肩に乗せて真顔で朝礼をしたり、大型犬大のアルパカ(人形)を連れてムツゴロウごっこをして、ゲストを驚かせたり(もしや犬がいるのかと寄ってきた)は平気。。。

それはそれ、これはこれ。(-ω-)b

 

店前で喫煙しているゲストに、思いっきりキャストスマイルで喫煙所のご利用のお願いと案内をしたら、地元の昔の顔見知りだった。…これは、双方ともにいろいろ複雑に恥ずかしい場面。。

お互いあっ という顔になり、無言のまま「あ、どーもー。…だよねー。そうだよねー… うん うん… じゃ、どーもー…。」と、目だけで会話をし、後ずさりながら笑顔でその場をはなれましたとさ…。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

お帰りの前によろしければこちらも…。

 

羞恥心てなんですか?のあなたも、欠片ぐらいなら…なあなたも。

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