今回は、『いたずら』の話でございます。
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私もそこそこ先輩キャストになり、トレーナー資格なんかも身につけたりなんかして、後輩キャストや新人さんを指導していたころ、よくやっていた『いたずら』というか、『どっきりミッション』がございました。(ごめんね。)
それは【千葉物産館・美術工芸】で発令されます。(気をつけてー!)
(゚∀゚) 「あ、Tさん(新人さん)、おはようございます。どうですか、もう慣れましたか?」
(*'ω'*) 「はい。まだまだ緊張しますが…」
(゚∀゚) 「そう、でも笑顔で頑張りましょうね。」
(*'ω'*) 「はい。ありがとうございます。」
(゚∀゚) 「ところでTさん。」 (*'ω'*) 「はい。」
(゚∀゚) 「今日は納品日(商品が業者さんから届く日)だからね、品出しお願いしますね。」
(*'ω'*)ノ 「はい!」 うーん…なんとも初々しい。可愛い新人さん。
と、ここで、ミッション発令!! Ψ(ΦωΦ)Ψニヤリ (逃げてー!)
( ̄▽ ̄)b 「でね、このミニ十二支なんだけどさぁ…」
(*'ω'*) 「はい。」 (逃げてー!!)
(゚∀゚)b 「ちゃんと、オスとメスに分けといてね! ウィンクパチン☆ お願いしまーす!」
…当然という顔をして、悪魔の私はにこやかに退場するのでございました。ニヤリ
この『ミニ十二支』。
名前の通り、いや名前で想像するよりはるかに小さく、麦チョコ大の十二支の置物でございまして、大まかな形や色で、かろうじて何の動物か判別ができるかどうかというもの…。
V( ̄▽ ̄)V …もう、お気づきですね…。(ヤダ、勘がいい~)
そう、はなからオスメスの区別なんてござーせん。オホホ
(・ω・)ノ 「これは白くてデコボコしてるから羊だよ。きっと…。」ってなもんですから…。(とぐろ巻いてる白はヘビだよ。)
イヤ~ン、いぢわる~!! ヾ( ̄▽ ̄)ノシ
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しばらくしてTさんを見に行くと、Tさん困り顔。。(かわいそうに…←だれのせい?)
(´・ω・) 「オスとメスが分からないんですけど…。」
( ̄▽ ̄)ノシ 「あー、ゴメンゴメン。初めてだった?
うーんと、これがオスで、これがメスだよ!」
見本だといわんばかりに羊を2つ並べて置いてゆく私。(←オニー!! )
と、そこへ、SV(スーパーバイザー)Kさん登場…。
(`・ω・´)b 「あ、またやってる。 Tさん、ウソだよ。オスメスなんてないよ。全部一緒だよ!」
((+_+)) 「え、ウソなんですか?え、あのー、え~っっ。。。」
(ΦωΦ)b 「ウソぢゃないよ。ホントだよ。
よく見て!これがオスで、これが…」
(。-`ω-)」Ξ3 「まだ言うか~!もういいから、早く納品片付けなさ~い!」
( ̄▽ ̄) (◎_◎;) 三3三3 はーい! チャン チャン ♪ (くだらな~い!笑)
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このくだらないウソミッションは、大昔、千葉(物産館・美術工芸)のレジに入った日に、
まだキャラクター商品が全くなかった頃で、あまりにも閑散としていて、商品をきっちり並べ直したり、棚の掃除しかすることがなかった時に、自らに課したミッションが発端でございました。
(-ω-)/ ⦅よし。この羊をオスとメスに分ける!⦆ (←しなくてもいいんだよ。)
なぜにこんなことを思いついたのか、自分のことながらいまだわかりかねます…。
そしてその時引っかかった(?)のがSVのKさんでございました。
いや、この時は騙そうとか思ってなかったんですが、
(=゚ω゚)ノ 「え、そうなの?オスとメスなんてあるの?」(驚愕⁈)
(-ω-) 「そうなんです。しりませんでしたか?
よ~く見ると違うんですよ。 ほら、顔つきとか…。」
(=゚ω゚) ジー 。。。 。。。 (-ω-) 。。。 。。。
(-ω-)/ 「ウソですよ!羊だかなんだか分からないくらいなのに、そんな区別ありませんよ!」
( ̄▽ ̄;)ノシ 「なぁーんだ、真面目な顔してやってるから、ほんとだと思っちゃったじゃん!」
V( ̄▽ ̄)V ニヤリ…。 これに味を占めた私は、”一見、真面目そうに見える私。”を利用して、幾度となく、このミッションを発令したのでございました。(*真顔で発令するのがポイント)
(-_-) 教訓。。ひとはヒマ過ぎるとろくなことを考えない…。 (ヒマとかいうな…。静かで落ち着くいい店でした。)
ディズニーランドのはじっこの、ひっそり佇む物産館は、極秘ミッションが発令される、危険地帯なのでありました。
あ、あと真面目な顔で (´・ω・)b 「市松人形(日本人形)のあすかちゃんと聖子ちゃんのケース内を掃除するときは、ちゃんと挨拶してね。」 とか言ってたー。
みんなちょっと一瞬止まって、なにか考えちゃうよねー…。(-_-)フフフ…。
そのおかげか、みんな毎日ちゃんとお世話してましたとさ。良きかな。
くだらない話を、最後まで読んでくださってありがとうございます。
日本人形はちと苦手なあなたも、お話できるあなたも…。