ジョニーさん、お元気でしょうか。

私は何とか生きています。

ディズニーリゾートには、あれからホテルが増えました。(TDLホテル

また増えるとの話もでています。

 

まだあの話、有効でしょうか?

Mちゃんと一緒に、『ミラコスタ・スイートにご招待』してくれるという話。

未だ楽しみにして、自分では泊まってはいません。(泊まれないとも言う…)

 

・・・  ・・・・  ・・・

 

(・ω・)ノ「チョコレートいる?」 

入社したてで、まだ緊張しながらブレイク(休憩)を過ごしていた私に、まるで前からの知り合いのように声をかけられビックらした、あの初対面の場面は今も忘れません。(なんか小さポーチ?からいっぱいチョコが出てきた…。なぜか周りのよその女子キャストがチラチラ見たり、ざわざわしてた…。)

 

甘いもの好きなジョニーさん。

お洒落なジョニーさん。

 

今だから申し上げますが、ハッキリ言って、あの靴は『ディズニー・ルック』(身だしなみの規定)ギリギリアウトだったと思います。時々もみあげの長さも…。

だけど、なんででしょう…。

( `ー´)ノ全てOK!…みたいな。  ジョニーさんだからOK!!…みたいな。

 

ちょっと猫背ぎみで、あの特徴ある声で、(・ω・)ノ「○○ちゃん。」って、下の名前で呼ばれると…  (=゚ω゚)ノ OK!ジョニーさん! OK牧場!! …となってしまうのでしょうか。

あれは計算ですか?怖ろしい…。 (一 一;)

 

ジャニーズばりのイケメンというわけでも、王子様トークで女子をときめかせていたわけでもない(どちらかというと毒舌)のに、他のショップのキャストの間でも人気があったらしく、密かにファンクラブがあったらしいという噂…。ホントですか?怖ろしい…。(-"-)

 

 

”私が出会った、忘れられないキャスト・シリーズ”の1人として登場していただこうと思ったのですが、どうしたものか、これだというエピソードが思い浮かびません。

残像ばかりがフラッシュバックのように繰り返されるだけなのです。

 

考えてみれば、勤務形態が違いましたので、シフトが合うこともほとんどなく、ブレイクでたくさんおしゃべりするなんてこともなく、ましてや休みの日に一緒に遊んだということもありませんでしたね。

なのになぜ、あなたという人がこんなにも印象深く残っているのでしょう…。

断片的な小さな思い出が、深く濃く、私の中のジョニーさん を形作っているように思います。

 

 

いつも飄々としていて群れることなく、でも変に浮いているわけでも目立っているわけでもなく、誰とも同じ距離にいるジョニーさん…。

 

単に流行っているキラキラしたものではなく、こだわりの品を身に着けていた、お洒落なジョニーさん…。

 

ちょっとの期間だけMちゃんとステディだった時、夜中のかくれんぼに付き合わされて、珍しく困っていたジョニーさん…。

 

ディズニー・ルックギリギリの少し大きめの黒靴を履いて、ストックビン(商品を運ぶグレーのプラスチック製箱)片手に、サファリ(・トレーディング・カンパニー)へ、 ガニ股気味で歩いてゆく後ろ姿のジョニーさん…。

 

リードオフィス(店裏の事務所)でSVさんとバカ話をしていると、シニカルなひと言を一発お見舞いして去ってゆくジョニーさん…。

 

ワードローブ(食堂やコスチューム・カウンターなどがある建物)でスタジャンにヘッドホン、話題のスニーカーで佇む、オサレなジョニーさん…。

 

ちょっとだけ口角をあげて、「○○ちゃん。」と下の名前で呼ばれると、なんだかくすぐったくて、でもちょっと嬉しかったです。(*'ω'*)

 

 

・・・  ・・・  ・・・

 

最後に逢ったのは、確か、ジョニーさんがキャストを辞められてからだいぶたった頃でしたね。

(なぜか、最後の日の記憶がありません。)

サファリのヘビの世話(補充とかのこと)をしていた私は、突然、ほんとうに突然後ろから、

「○○ちゃん。」 と呼ばれて、振り向くとジョニーさん!!(◎_◎)

 

私は一瞬で、あの初対面の場面に戻ったような気がしました。

それから少しお話をして、Mちゃんと一緒に、あの約束をしましたね。

 

(・ω・)ノ「ミラコスタのスイートとったら、いいよ。おいでよ。」(なぜかこの時お金持ち感のあったジョニーさん。)

 

(@^^)∧(^^@) 「わーい。やったー!行く行く~!」「泊ってもいいー?パーティー?!」

 

今でも【ミラコスタ】の話が出ると思い出します。

 

 

・・・  ・・・  ・・・

あれから、長い長い時間が流れました。(あの時の年齢が倍近くになるほどに…。)

いつかどこかで見かけたら、私だとわかるでしょうか…。ジョニーさんだと気付くでしょうか…。

たぶん、大丈夫な気がしています。

そしたらまた、いくつになっていたとしても、「○○ちゃん。」って、呼んでくれますか?

そしてチョコレートでも食べながら、昔ばなしでもしましょう。

今はもう、消えてしまった、ディズニーランドのはじっこの、私たちのあの場所の話を…。

おとぎのようなキラキラした、あの日々の話を…。

 

 

 

 

ディズニーランドのはじっこの、ジャングルのその奥に、静かにでも確かに、私たちの青春はありましたとさ…。

『青春は、思い出しての微笑みであれ』 by高3の担任からのお言葉。

 

 

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