何年かして、SL(ストアリーダー=準社員の中のリーダー)になると、シフトはフルシフト。
つまり、月曜から日曜、オープンからクローズ…「おはよう から おやすみ まで」「ゆりかごから墓場まで…」みたいな、「どこからでもかかってこい!」 d(`・ω・´) 的な、やる気満々なシフト契約になりました。(特にうちは少人数なもので、フルシフトがSLの基本条件でございました。)
元々クローズキャスト(午後出勤閉園・閉店作業担当)だというのに、結構早めに起きて午前中にインパ(インパーク=来園)してから出勤したり、果てには掛け持ちで他に早朝バイトしたりと、厳しめなスケジュールの日々を送っていた私ではございますが、さすがにオープンSLのシフトは慣れるまでたいへんでございました。(慣れなかったけど…)
絶対に負けられない…。(`・ω・´) もとい、遅刻できないシフト。それがオープンSL!
いや、まぁ、本当に万が一何かあって遅刻もしくは欠勤になった時は、SV(スーパーバイザー=社員)がおりますので何とかならないこともないのですが、基本、ショップのオープン作業(オフィス・店舗の解錠、レジの開設、金銭管理、店舗準備…etc.)は、SLが担っておりましたゆえ、負けられない!いや、ヘマできないのでございます。
「わ、私のことはいいから、先に行ってください…。(ToT)/~~~パタリ 」と、雪山で寝ている場合ではないのです。
始めのころは、普段から寝つきが悪く眠りが浅いうえに、緊張して眠れなくて、「もういっそ、寝ないでおく?」"(-""-)" みたいな日もございましたっけ…。(←目覚ましが使えない人)
で、パークが8時オープンの日は、一般のオープンキャストは7時ごろには出勤し、朝礼やショップのオープン準備にかかります。
なのでSL・SVはその前に出勤し、SV・SLの朝礼(本日のオペレーション・前日の申し送りなど…)を済ませ、リードオフィスや諸々の解錠をして、オープンキャストを迎える準備をしなければなりません。
なんでも『5分前行動』がしみついた昭和世代の私としましては、十分な余裕をもって行動したい。
ゆえに、6時ごろには舞浜に着いていられるように逆算して起床時間を決めるのですが、どーにもこーにも武蔵野線…。(西船橋経由東京行) 微妙に乗り継ぎが合いません…。(-"-)
朝から毎日走りたくはございませんし、ハラハラドキドキもしたくない…。
ということで、4時起床、5:44の武蔵野線 と相成りました。
厳しい。ヒジョーにキビシーです。 朝4時って…。
冬場なんか夜です。
星を見ながら駅に向かい、まだ半分眠っているような人々と電車に揺られ、乗り継ぎ、西船橋に到着。
長い階段を上り、いつもの場所へ…。
武蔵野線、東京行きの後ろの方、屋根が切れるホームのはじっこ。
北風がびゅーびゅー抜けてゆきます。
電車が来るまで10分以上…。
やっとあたりが白み始め、冷たい風に涙目になりながら、振り返ると、綺麗な朝焼け…。
⦅うぉー!今日も1日がんばるぞー!!⦆ (`・Д・´)ノシ
っと心で叫び、キャスト率高しの武蔵野線に乗り込むのでございました。
ディズニーランドのはじっこの、ジャングルのその奥で、納品されたばかりのオウム(ぬいぐるみ)と、脚立を担いで店内を闊歩する私を、誰も4時起きだとは思うまい…。
(≧▽≦)ノシ 見てみて―!これ『ホセ』って感じじゃなーい?
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