息子のリクエストに応えて図書館で借りてきた『西遊記』(日本語)の絵本。文章もさることながら、于大武さんの絵がとても魅力的でしたキラキラ

優雅でいてユーモラス、登場するすべてのフォルムや表情がかなり誇張されているのに、なぜか自然で、どのページも生き生きして、古風なのに古臭くなくて。


すっかり引き込まれて、于大武さんが手がけた作品を近所の図書館で検索してみました。主に中国で活動する中国の挿絵画家さんにもかかわらず、原版(中国語)も含めて10作品がヒット。本国で著名な方なのかしら!?


絵はやはり『西遊記』が断トツと思いましたが、ほかの作品で面白かったのは 老舎著《北京的春節》の絵本版(中国語)。

挿絵画家の于さんは、北京の胡同で生まれ育ったオジさま(オジイさま?)だけあって、“创作的时候,我只需要把这些画面从记忆的抽屉中取出来”(創作に際しては、これらの情景を私の記憶の引き出しから取り出すだけで良かった)、“这是我绘本生涯里,画得最得心应手的一部作品”(この本は、私の絵本人生で一番の会心作です)と書かれていました。


それから、『北京 中軸線上につくられたまち』(日本語)も楽しかった!目



北京を南北に貫く「中軸線」を、南から北に向かって、永定門→正陽門→天安門→端門→午門→紫禁城→御花園→景山→地安門→鼓楼、そこからさらに「現代の中軸線の北端」として北京オリンピックの体育館・鳥の巣とプール・水立方が絵で紹介されています。

これを読むと、永定門〜鼓楼まで自分の足で歩いてみたくなるービックリマーク コロナ禍が続く中、次回北京を訪れる機会なんていつ来ることやら、、ですが。気長にその時を待ちましょう^ ^

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