知人に教えてもらった、関根マイクさんの「泥臭くてリアルな “通訳男子” の姿を包み隠さず綴った」エッセイ。

国際会議で、要人会談で、はたまた法廷で目にし、耳にした、現場発の「ここだけの話」が満載」で、ヘェ〜、オォ〜、アハハと一気に読み終えました。



私には縁のない世界で知りませんでしたが、もし若い時にバイリンガルの環境にあって、両言語とも運用能力に長けて、地頭も良く、コミュニケーション能力も備えていたなら、第一線の通訳は面白い仕事だろうなあ。



もちろん、才能のうえに不断の努力が欠かせないお仕事だと思いますが、こんなふうに、どこかの国へ飛んで首脳級の国際会議、日本に戻って外国要人に同伴、時にはゲーム新作発表のライブ配信… なんて、凄くエキサイティング。

準備段階を想像すると、膨大な資料の読み込みと、専門用語の確認と、調べ物と、、精神的に押し潰されそうですが汗 もしも私なら、本番前はプレッシャーのあまり吐いてしまいそう。



関根マイクさん(売れっ子の日英同時通訳者さんだそうです)の著書を検索すると『通訳というおしごと』も書かれていたので、さっそく入手。

こちらは、通訳業界の仕組み、トップ通訳者の仕事管理術、通訳テクニック、フリーランスで生き抜くには、などなど、かなり実践的で実用的な内容になっていて、日英通訳の志望者や駆け出しのプロに向けた一冊でしたが、私のような対象外の読者にも面白かったです。

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