君は微笑んだ

『 辛かったね 』って

『 大変だったね 』 って

云ってくれたんだ

僕は俯いた

君はいつになく真剣な眼差しで

そして

いつもより柔らかい視線を僕に向けた、





『 俺だったら辞めるかもな 』





視線を上げたら君が笑ってた

本音に変わった建て前に

恥ずかしさを隠せなくて

怖いほど好きな人

怖いほど遠い人




あのときの記憶

まだここにあって。