掴みかけた手を振りほどいて


あの人からの温もりを拒絶した




誰にも知られたくなくて走り出した灰色の街は


冷たい風が吹き抜けた


俺の背中を押すように


強くつよく吹くことを願った




自分を曝け出すことを恐れて


塞込む自分を恥じて


虚栄心にもにた好奇心


すべて捨ててみたいと思った



何かに依存して


しがみ付いた先に


何があるの?


好き嫌いに左右される


幼い子供のような生活に嫌気がさして


逃げ出した街には


今日も冷たい風が吹いていた。