前述している通り、私は離婚している。
…23歳から3年同棲の末、結婚したが、結婚して2年で離婚した。トータル5年間の付き合いだった。
離婚理由は、彼が莫大なお金をギャンブルに回していて家庭に入れなかったこと、私が変わってしまったことから、性格の不一致が生じたことだった
彼とは、職場の出会いから友達同士のように意気投合してスムーズに付き合うようになった。
これから結婚する人たちのために言っておくと
"初めから体臭や匂いが合わなかった"
他は全てあっていたのに、だ。
それでもお互い自由にやる性格で
なんとなくそばにいればいい
ただそれだけの価値観で付き合ってきたので
喧嘩は多くジェットコースターのような感じだった
しかし結婚した途端、私は落ち着き、
物事は夫婦で一緒に向き合って進めたい、と考えるようになった。
今思えばはじめからそれが普通なのだが、、
当時は好きなあまり周りが見えなくなっていた。
そうして様々な精神疾患に侵された挙句、付き合ったときから今までずっと金銭を隠されていたことが発覚した。
普段から、どんなときにも私に対しても家族に対しても愛情を感じなかった私はそこでぷっつり糸が切れたかのようになってしまった
…それが離婚理由。
だが、思い返せば最初に書いた通り、匂いが合わなかった。
つまり、匂いが苦手な人とは一緒にいてはいけない。遺伝子レベルで合わないと察知している合図なのだとハッキリいえる
どんなに時間かかってもいい
どうかそういう自分の直感は正しいので自分と時間を大切に。。
ということは置いておいて。
私は離婚してすぐに立ち直ったわけではなかった
自分から限界で無理やり別居して、何度か話し合いをしようとするも逃げられ続けた
口を開いてもらえず、何を考えてるのかわからなかった
試しに、別れるかと聞いたらそっちがいいならとだけ言われてアッサリ終わりを告げた。
そんなせいで自分のせいと思い込み、コロナ禍で出会いもなく外にも出られず将来が不安になり、4年間に渡って自分を責め続けた
暴飲暴食をしたり、家事をやらずに出前で4年間済ませたり、知らない人と飲みに行ったり、酒を一人でも飲むようになったり。
あの時出ていかなければ、私があんな意地を張らなければ、、!とまるでドラマのように転落した生活になってしまった。
しかし、癌になり、いまだに友人として連絡を取り合っていた私は彼にそれを告げた
しかし彼からの言葉はこうだった
"そっか、頑張って"のたった2行
そこには愛も情もなく冷たく言い放たれた言葉であることは文字なのにすぐにわかった
4年間自分を責め続け、いつか復縁できるのではと彼以上が見つからず執着していたことから癌になったと言っても過言ではないほど
毎日泣き続けていた
思い返せば自殺していなかったのが不思議なくらい。
しかし、彼のこの完全に投げやりな態度をみた時、完全に本気で吹っ切れることができた
こいつのおかげで私は前を向くことができた
絶対に死んでたまるか、まだまだやりたいことがある、こんなやつより先に逝ってたまるか、そんな悔しいこと絶対にしたくない負けたくない
ようやく、4年間置いておいた彼の写真全てを削除し、連絡先を消すことができた。
心から吹っ切れたのだ。