私が夜遊びをするようになった中学からも、
高齢である父は常に私が彼氏がいることに喜び、
早く孫の顔を見せてほしいのだと15歳の私に言っていた。
そんな父が、19歳の頃、急に倒れてしまった
髄膜炎であった
私は悲しみ、途方に暮れ、母は泣き崩れていた
一家の大黒柱であった父。
母は父の自営業の経理をやったり、
小遣い稼ぎ程度しか仕事はしていなかった。
弟はその時まだ16歳でちゃんと高校生活を送っていた。
私しかいなかった。
夜の店で働き、昼は割りのいいケータイ販売の仕事をした
掛け持ちをして1ヶ月間休みもなく働いた
父はその後無事意識を取り戻し復職。
私は絶対に父に孫を見せると誓うが、
タイミング悪く元カレとの子供を授かってしまう。
私は、元カレが薬に手を出してるのを知らなかった
そして私はまだ19歳
これからの未来のためにも、元カレの反対を押し切り、中絶を選んだ。
絶対に、結婚をしっかりして、もう一度好きな人との子供を産むのだと誓った。