中澤希公さんは、お母さんをなくされた後の母の日に次のように感じて、この企画を立ち上げたそうです(以下、ホームページから抜粋)

『2021年5月9日、街中は母の日のプレゼントで溢れ、SNS上では母の日のエピソードで盛り上がっていた中、母を亡くした私は取り残され、ひとりぼっちのような気分だった。

お母さんにカーネーションを渡したり、料理をプレゼントしたり。そんな友達の姿を見て羨ましくなった。

仏壇に手を合わせても、花を供えても、天国にいる母からの反応はない。

母を思い出さなければ、一緒に過ごした思い出ごと忘れていくような感覚に襲われた。

どんなに願ったって死んじゃったら、会えない。どうにかして、天国にいる母と繋がれるような空間を作りたいと思った。

そんな空間で、想いを綴れば、母に届くのではないだろうか。

記念日に立ち止まり、故人に想いを届けて欲しい。』

私が30歳、母が58歳の時に死別しました。

母の日だけでなく、父の日も、一部の人にとっては非常に残酷な日になります。

来年は私も母が亡くなった58歳になります。

その年齢に近づいてみて、本当に若くして亡くなったんだと、つくづく思います。

やりたいことまだまだ沢山あっただろうと。

ふと立ち止まって考える1日でした。

死んだ母の日展