ここを読むのに長い月日を要してしまいました。僕自身の問題が大きいかな。ごっつぁんバトルと高校野球に夢中になる日々が続いた上、体調も思わしくなかったので。
ここでは『法と正義』について堀内先生と須藤さん(りりぽん)が楽しくわかり易く話してくれています。
『無知のベール』が印象深かったでしょうか。もちろんりりぽんが出してきた娘を殺された父親の復讐は彼にとっての正義であるのでは?という考え肩も心に残ったが。
『無知のベール』…
つまり自分の立場や所有しているものを分からないようとして、いろいろなことを考えるのです。
国籍、人種、性別、お金持ちかそうでないか、その他もろもろ…
つまり自分の属性をなかったことにして、社会的原理を選ぶそうです。
僕が思うに人は自分の立場があって発言などをするから、それがなかったら僕も違う判断をするでしょうね。
ただ、りりぽんの言う正義は人によって違うもまだまだ子供だからかそれとも経験が特異だからかよくわかるんですよね。
単純に言えば親に虐待を受けて施設に入った子供が親に感謝する気持ちを持つのが正義とは思わないし、大切にするのは血の繋がりより自分をいかに大切に思ってくれた人かが基準ではないか?と1月以前の僕なら間違えなく言ってたでしょうし。
そして、りりぽんが3歳の頃、滑り台を『死ぬ』と言いながら、滑ってて母親に怒られそれがなぜいけないかわからずも謝っていたという話や母親とのエピソードが面白かったです。
そう考えると僕も11年以上、反抗期やってるのかなと考えさせられました。
あの入院し、強迫性障害がよくなり、友達ができた頃からずっとあの頃の楽しさと喜びに憧れ生きてるようなそんな気さえするのです。
気になった方は是非、本を手に。