いずみの最近の事例から・・・・・耳


先日、同期と「これから多客期だね~~~~」と話をしていた。
そう、年末年始の帰省ラッシュのことです・・・・。


以前にもお話しましたが、多客期には乗り慣れないお客様が多い。
当然と言えば、当然ですが・・・・。


で、またまた同期と最近いずみが遭った変なお客さんの話で盛り上がった。

そのお話・・・・。


そのお客様(男性 推定年齢40代半ば)は非常口の席にお座りだった。


ちなみに、最近のクレーマー(いずみが遭遇したクレーマー)は
圧倒的にこの40代半ば~後半の男性が多い・・・・叫び


この位の年齢のおじさまは、いわゆる中間管理職あせる

部下には言うことを聞いてもらえず、上司には怒られ・・・・・むっ


『板ばさみ』というやつです。


しかも、最悪なことにこれ位の年齢の方の飛行機での出張がとても多い。


商談がうまくいかなかったりで
イライラしたまま機内に乗り込んできては
横柄な態度を取るのです。


いずみたちはいつもこんな横柄な態度をとるおじさん達に
「会社のお金で飛行機に乗っているくせに、偉そうなこと言うなドクロ
思っているわけなのです(ナイショ)


このクレーマー、エコノミーに乗ってきたのに
乗ってきて早々いずみに「これ預かって」
おやじ臭プンプンのコートを渡すパンチ!


もちろん、一般席にコートを預かるところなんてなし爆弾


しかも、このコート見るからに安物・・・・。


いずみが「きれいにたたんで、座席の上にお入れします」
頭上のもの入れを指差した。


すると、このクレーマー一言「シワになる!!!!」


いずみは耳を疑った。


この安物のコート、もともとシワくちゃ!!


このおじさん、ふざけているのかと思った・・・・。


「どうしても預かってほしい」とゴネるため
「今回限りは」ということでしぶしぶ預かった。


首についているタグを見ると「ユニクロ」と表示が・・・・目

ユニクロを「預かれ」と恥ずかしげもなく、差し出す神経が分からない・・・・。


ホント、人をバカにしている・・・・。


この話を同期にしたら
「今度さぁ
『コートを預かってくれ!』ってエコノミーで言われたら
 メーカーを見て、アルマーニとか高級ブランドだったら『預かります』

 カルバンクラインレベルだったら『たたんで座席の上の物入れにお入れします』
 
でもって、ユニクロレベルだったら『前の座席の下にどうぞ』って案内すれば」
と言われた。


機内に持ち込んだ手荷物は、座席の上のもの入れか
前の座席の下に収納して頂きます。


ユニクロだったら、前の座席の下で十分だと・・・・べーっだ!


こんな素敵な案内が出来たらなんて幸せだろうドキドキ


そうよねぇ~、アルマーニだったら預かってもいいけど
ユニクロだったら上の物入れにも入れなくていいよね~~~~叫び


一般席の乗った普通のおじさま方は、アルマーニだろうが、バーバリーだろうが
ポールスミスだろうが、みんな自分でたたんで物入れに入れているのですものあせる


会社にマニュアルを作ってほしい・・・・。

メーカー別に預かり場所を決めてほしいと切に願います・・・・・べーっだ!

またまた更新を怠ってしまったいずみ・・・・。


最近は皆様のお陰で平和にフライトしておりますチョキ


しかし、そろそろ更新せねば!ということで
久々の更新と参ります。


同期Y子&E美の最新のネタをお届けしますラブラブ!


ある後輩ちゃんとフライトしたときのこと。
彼女は帰国子女。
ゆえに日本語が苦手あせる


先日のフライトで出発前のブリーフィング時に

その帰国子女の後輩ちゃん(K子)に質問


「火災発生時の処置方法は?」
するとK子はマニュアルどおりのお答え。


しかし、何かがおかしい・・・・。


【て、に、を、は】等の助詞の使い方がおかしいの・・・・。

「火元を確認する」が正しいのに「火元は確認する」
「適切な消火器を用いて消火する」
というところを
「適切な消火器は用いて消火する」等々・・・・ショック!


こんな珍回答を毎回繰り返すため
とうとう、Y子はぶち切れた。



「あんた、日本語がおかしい!」



すると帰国子女K子は「私、日本語が苦手なんです・・・べーっだ!




頭にきた同期のY子は言い放った
「あんた、帰国してから何年経ってるの!!」


K子が帰国したのは高校生の時。
大学はもちろん日本の学校をご卒業。


しかし、帰国子女とやらは気が強いらしく
「海外生活の方が長いので・・・・」と悪びれず答えるプンプン


しかも
「ブリーフィングは英語で答えて良いですか?」とぬかしたそうな。

でもって
「Y子先輩は何ヶ国語を話せるんですか?」と聞いてくる。


聞かれたY子は真顔で答えた
「私は二ヶ国語。東京弁と博多弁」



「そうなんですかぁニコニコとまじめに聞くK子


同期のY子は、「悔しい」と地団駄ふみながら
いずみにこの話を教えてくれた。



また、英語の苦手な同期E美が
外国人のお客様に到着地(ロンドン)の交通機関について聞かれ
帰国子女の後輩(R子)に対応してもらおうとしたところ
帰国子女R子に
「Try again it by oneself 」言われたそうな。

ちなみに訳すと「自分で行け!!」


泣きながら話すR子。
「帰国子女が何だっていうのさ!」



いずみとY子、R子3人で「絶対に英語を勉強しよう」
固く誓い合った夜であった・・・・叫び



【パイロット】というと憧れの職業飛行機


普通の生活をしていれば
なかなかお目にかかれる人ではないですよね~ラブラブ!


いずみもこのお仕事をするまで
パイロットに憧れていたうちの一人ドキドキ


パイロット=イケメン
という方程式まで出来上がっていたあせる


パイロットの実態を知るまではね・・・・叫び


このコックピットクルー(パイロット)の
お兄さん&おっちゃん達の実態
いずみの想像をはるかに超えていた・・・ビックリマーク


飛行機を操縦するときの姿ラブラブ
黒いサングラス白い手袋ドキドキ
英語で
管制官とのやりとり


「キャー想像するだけでカッコイイラブラブ!


いずみの想像なんて所詮この程度カゼ


確かにコックピットに便乗して
彼らの後姿を見ていると
本気で惚れそうになるアップ


しかし、やはり彼らは
黒いサングラス&白い手袋
そしてあの制服があって
初めて憧れとなるのです汗


だって彼らの私服は結構ヒドイ・・・・。
「この人、パジャマを着てきたの?」
聞きたくなるような人も多数(全員ではありません)


しかも、日本人パイロットは
なぜか身長が低い・・・・目


私達、客室乗務員は【大女】が多いので
ブリーフィングの時なんて
へたすりゃ、クルーの全員の中で
低身長1&2位がコックピットクルードキドキ
なんてこと多々あり。


私達客室乗務員が
彼らを見下ろすことになるのですショック!


先輩のお言葉によると
「コックピットは小さいから
 体の小さいサイズの人を採用している」
とのこと。

本当だろうか???


しかし、外国人のクルーはデカい人も多い汗
コックピットの大きさなんて
航空会社ごとに違うなんてことはないハズだから
「これは嘘だ」と確信しているいずみむっ


私達は身長の低いパイロットのことを
【コックピットサイズ】
密かに呼んでいるヒミツ


しかも、この業界
なぜか離婚率がかなり高いシラー
って、当たり前か・・・・。


ステイで月の半分は家にいない。
しかも、若くてきれいなおねぇちゃんに囲まれ
両手に花でも余る。


パイロット狙いの客室乗務員はいっぱいいて
しかも、そんな彼女達にとっては
相手が既婚者だろうが、未婚者だろうが
もちろん、彼女がいようが関係なしチョキ


若くてきれいなおねえちゃんに狙われたら
よほど気をしっかりもたない限り
確実に打ち落とされる・・・。


すると
浮気→本気→離婚→再婚
というコースを辿ることになるのです。


アーメンパー


しかし、とっても素敵なコックピットクルー
たくさんいらっしゃいますわよラブラブ


そうそう、あるベテランキャプテンが言ってたっけ。

「旦那と訓練生は誉めて育てろ」


彼は訓練所の教官。


パイロットの育成に日々励んでいるのですが
これはその彼のお言葉。


「誉めるところが無い時はどうするの?」
といずみが聞くと


「誉めるところが一つも無いことを誉めてやる」と言っていた。


素晴らしい!!