こんにちは
MIRAIママさんです
真っ赤っか
紅葉が 益々キレイになってきました
気がつくと早いですね~
今週で 11月が終わります
やり残しのないようにしないとね
来月は 楽しい事がいっぱいだから 今から楽しみにしています
支援学校の卒業生KA君が 思いを書いていたので 出させて頂きました
KA君が書いた思いです
ちょっとした『詩人』ですね
色々な思いがあるんだけど 中々表現できないので 文章を書いてスッキリさせているみたいです。
KA君と話していると いつも口癖で『俺なんかが…』って言います。
それだけ 自信がなく 相手の顔色ばかりを見ているのが とても気の毒に思い 私はそんなKA君には自信を持ってほしいと思いながら 話を聞いています。
今回は KA君の話をさせて頂きます。
KA君は お父さん お母さん お兄ちゃんの四人家族。
しかし KA君が幼稚園の年長の時にお父さんが病気で亡くなりました。
病気は 難病の筋肉が段々弱っていく病で 幼いながらも KA君は大変だった事を何となく覚えていました。
お父さんが亡くなってから 小学校へ行きだした時に 自分でも勉強のことで違和感があったそうです。
『受け入れるのは そんなに難しいのかなぁ』でも書かせて頂いていますが 数え棒の1本ずつになっているのは 数える事ができるけど 10本に並べてしまうと 線の区切りが見えなくなるので 数えるのが難しいし 二桁の計算を紙に書いているとずれていくのは KA君の事でした。
話していると 普通に話すのでわかりません。
だけど 勉強になると 何がわからないのかも わからなくなるから勉強は嫌なそうです。
私は 子供たちと話すときは 気がつかないで話しているけどわかりやすく話しているみたいです。
だから たどたどしくでも 話を聞いて欲しいので私の所へやってきます(笑)
自分の思いが 相手に伝わらないのがどれだけ辛いのかは 子供たちが教えてくれました。
どうしても 親は『忙しい』って態度を出すし『めんどくさい』って思う態度は すぐに見抜いてしまうので 何も話さなくなり『機嫌が悪くなるなら言わんとこ』と思い そこで自分の思いを話す『練習』ができなくなります。
そして 学んだことは『忙しい態度やめんどくさい態度をしていたら 言わなくていいんだ』って人の顔色を見る人になっちゃいます
おしゃべりな子供にしたかったら『共感』して『聞き上手』にならないとね
KA君は 自分よりも『他人軸』になっているから 自信がないから変わろうとしています。
今回 A作業所から別のN作業所へ変わるまで 本当に大変でした
俺なんかが ママさんはできると思って言ってるの?
ってセリフは 何回言ったか
その度に
できなかったら 言わないよ。
人の前に出ても 敬語で話せるし失礼な態度も取らないし 挨拶もきちんとできているやん。
仕事を覚えることは 初めてやるとこなんだから できなくて当たり前。
できなかったり わからないときに 聞ける人なんだから 大丈夫だよ
失敗したら『すみません』とすぐに謝る事ができるなら 大丈夫‼
KA君あとは 努力だぞ‼
と話して2年くらいかかって A作業所をやめて N作業所へ変わってから2か月後に 工場で就職するようになりました
KA君は真面目なので 仕事は大丈夫だと思います。
頑張れ
先輩O君は KA君と同じA作業所だったのですが 卒業させるために 四年間私は口説きました
そのO君が 製薬会社で『特例子会社』に変わる一期の社員になります。
O君のそれには一番驚きました(笑)
でも 本当に良かったと思います
誰だって新しい場所は 障害があろが無かろうが 苦手はあると思います。
最後は 自分で決めることなのであとは 自分との戦いです。
KA君の呟いた文章は そのものです
私も 勘違いしないで成長しなくてはね
気づかせてくれて ありがとう
そんな KA君を私はこれからも応援していきたいと思っています
まだまだ続きます
読んで頂きありがとうございます