テレビ、“報道ステーション”を見た。 


“9.11”、同時多発テロ事件に関するニュース。 


何度も言ってるように、僕はあの日あの時、ニューヨークのマンハッタンにいた。 


WTCからおよそ2㎞辺り、グリニッジビレッジ辺りで飛行機の激突から黒煙を吐いて燃えるビルを見ていた。 


24年間封印されていたというビルが倒壊する映像を公開された方が言われるようにあの事件は無かったとかAIによって作られたとか言われるそうだ。


実に悲しい現象だ。 


ビルからバラバラと落ちる人を僕はこの目で見た。 


多くの命が失われたのは紛れもない事実である。 


また、インタビューで父親が消防士で事件で殉職されたという女性が言われた“暴力の連鎖”。 


暴力には暴力で。


そこに“戦争”が始まる。 


“戦争”では双方の罪の無い命が無駄に失われていくだけ。 



風化。 


岐阜県のとある小さな町の役場の職員さんが3校ある町の小学校で“平和学習”を行っている。


その町には全国に10基程しか残っていない、戦時中に作られたコンクリート製の郵便ポスト“国策ポスト”が残っている。 


その“戦争遺構”を一つの教材にして“平和学習”を行い、その一環で“9.11”の話しをしたそうだが小学生には全く通じなかったという。


事の舞台であるアメリカでも風化しつつある現在、日本では風化してしまっているのはある意味当たり前だと思う。


僕は多くの命が失われていくのをこの目で見た目撃者として、またあの次の日以降にニューヨークで起きたいくつかの事件に巻き込まれた当事者の一人として、あの出来事を風化させない、忘れ去られないよう、毎年何らかの形でイベントを開催してきた。


基本的には僕も音楽家なので“音楽ライブ”という形で行ってきた。


決して忘れ去られる事のないよう

に、風化して消えてしまう事のないように、失われたおよそ3000の命の為に僕も後世に語り伝えていきたいと思っている。 


 ニューヨークへ 

        2026年9月11日