今回も2009年の話を。
この年、僕は初めてニューヨークでのパフォーマンスを敢行した。
もちろん、ビザが無い旅行者としての渡米なので通常のブッキングライブは出来ない。
なのでオープンマイクに出演という事になる。
ニューヨークには当時はまだオープンマイクをやってるお店はたくさんあった。
渡米前にあらかじめ調べて、その中で3軒のお店をピックアップ、メールで出演方法や外国人の出演可否などを問い合わせしておいた。
まず最初に行ったのがブルックリンにある“ピート・キャンディ・ストア”というお菓子屋さんみたいな名前のライブバー。

ここは日曜日の夕方からオープンマイクが開催される。
ここで記念すべき初めてのニューヨークでのパフォーマンスだ。
ここのシステムはお店に到着順に用意された紙の好きな順番に名前を書いて待つ。
そしてホストの人に名前を呼ばれたらステージへというシステムだ。
確か、記憶では僕は真ん中辺りに名前を書いたと思う。
初めてのニューヨークでのライブ、順番が近づくにつれて緊張は高まっていき心臓が口から飛び出しそうになってたのを覚えている。
そしていよいよ名前を呼ばれステージへ。
MCは英語で、歌は日本語でいつも通りといった形でやった。
持ち時間は1人10分、2曲のパフォーマンスだ。

あまりにも緊張していたのでほとんど何も覚えていない。
ただ、イベントが全部終わってお店を出て帰り道、達成感からか清々しい爽やかな気分だったのは覚えている。
ニューヨークのオープンマイク、“ピート”は日曜日開催だったが月曜日開催のお店が多い。
なので翌日は違うお店のオープンマイクに参加した。
グリニッジビレッジにある“ケニーズ・キャスタウェイ”という老舗のライブバーだ。

ここは“ブルース・スプリングスティーン”も出演したり、“ウイリー・ナイル”や“スティーブ・フォーバート”がレギュラーだったりの憧れのお店。
ここのステージには絶対に上がりたいと思っていた。

ここでパフォーマンス出来た事は最高の思い出だ。
そして翌週はその後も何度も通う事になるグリニッジビレッジの“カフェ・ビバルディ”。

ここには次の渡米時も毎週通ってパフォーマンスをした、お気に入りのお店だった。


ニューヨークでのパフォーマンス、1つ1つがどれも貴重な“経験”、“体験”として活動のパワーの源になっている。
いつも言ってるがこの“経験”や“体験”があってこそ、活動に“説得力”が生まれると思っている。
まだまだいろいろな“経験”、“体験”を重ねていきたい。