大ちゃんが公式練習でも4回転がなかなか決まらなくて、つらかっただろうに、
インタビューでそのことを聞かれて、
「明日はきっとできる」
って答えていた。
その言葉を思い出して、
そう思ってこれまで頑張ってきたことを思い出して、
どうして一回ぐらい跳ばしてくれなかったんだ!
って、神様を恨んで、昨夜は、泣けて泣けてしかたなかった。
憎き4回転!と4回転に八つ当たり。
きっと跳べる、そう信じて、頑張ってきたんだよね。
1日に100回も氷の上に身体を叩きつけて、大丈夫だろうか?とずっと心配だった。
メダルは取れなくても、本当にすばらしい演技だった。
けれど、ずっと、ソチで金メダルを!
って祈ってきたから、メダルをあげて欲しかったという気持ちがなかなか抜けなかった。
今日は、仕事が早く終わって、明日できることは今日しないことにして、
さっさと職場を後にして、
帰りに少し遠いスーパーへ行って、ふらふら歩いていたら、
大ちゃんは今頃すっきりとした顔で、服なんかを買って楽しんでいるかもしれない、
そんなことを想像すると、ちょっと気持ちが明るくなった。
今回は特に勝負の残酷さを味わって、
昨年の全日本での小塚選手のファンの気持ちを思った。
大ちゃんはそのことを、どれだけ深く考えていたか、今日改めて思った。
負けることは、けっして意味のないことではない。
負けることの悲しみを知って初めて人間として一人前かもしれないな。
それが、今日初めて分かった気がする。
軽い気持ちで分かっているつもりだったけれど、
本当には私は分かっていなかったんだな。
大ちゃんが、そんなことを言ってたなぁ、と探したら、あるブログで詳しく記録してくださっていたので、感謝してお借りします。
(質問)これまでの人生の中で、印象深く残っている音楽はありますか?スケートのプログラムの曲に限らなくていいです。
「宇多田ヒカルさんの『誰かの願いが叶うころ』です。誰かの願いが叶うころ、泣いている人がいる。みんなの願が叶うわけじゃない、みたいなところが、なんか響くというか。この曲が出たときから曲調がすごく好きでしたし、歌詞を聴けば聴くほど『あー』と思って。あれは恋愛を歌っているんでしょうけど、『恋愛じゃなくても、たしかにそうだよね。誰かが泣いているんだよね』って思って。ただ、自分がよければいい、ではなくて、自分によかったことがあったとしたら誰かに悪いことかもしれないし、自分が悪かったら誰かによかったこともある。だからそういうのは常にバランスなんだなと。そこの歌詞はすごく響いちゃいますね。クサいし恥ずかしいか
ら、あんまり言いたくないけど(苦笑)。特に年齢が増すほどに。」
(質問) そういう感覚って、ご自身の人生哲学に繋がる気がします。アマチュア選手として、自分が優勝したらほかの人は優勝できないって、マイナスな感じで捉えているわけではなくて?
「いえ、マイナスには考えないです。マイナスではないけれど、でも、『そうだよな』と。自分がよかった時にただ喜んでいいけど、そのまま行っちゃうとダメだなと」
(質問) 一緒に戦っていく人たちもいるし。
「何て言うんだろう、周りの人に敬意を払うっていうか、自分さえよければいいっていう考えを消してくれる気がします」
大ちゃん、本当に深くて優しい。
そういえば、昔、水前寺清子の歌で、こんなのもあった。
勝った負けたとさわぐじゃないぜ~ あとの態度が 大事だよ~
大ちゃん、後の態度も立派。
私も見習うことにするね。