この記事では、ボートレースの選手(以下ボートレーサー)とレースについて記して行こうと思います😊
ボートレーサーについて
ボートレーサーは現在およそ1600人います。その内のおよそ2割は女子ボートレーサーになります。
全員現在は福岡県にあるボートレーサー養成所を卒業し、晴れてボートレーサーとして活躍しています。
養成所は入所テストを経て入所できますが、入ってからも過酷な訓練が待っていて、基準点に達しないとその時点で退学となってしまいます。
なので、卒業できるのは入所した時の半分ほどの人数になってしまいます。
さて、そのボートレーサーには階級が存在します。
毎年5月1日〜10月31日、11月1日〜4月30日の2回級別審査期間があります。
期間中は得点率に加え、事故点(フライングや出遅れ等のペナルティ、選手責任の失格等)や出走数が加味されます。
その期間を経て、1月1日〜6月30日、7月1日〜12月31日の級別適用期間があります。
階級はA1・A2・B1・B2の4通りあります。
A1とは、級別の中でランクが1番高い存在です。
SGやGIといったグレードの高いレースに斡旋されやすいです。
A2は2番目にランクが高く、GIには出走できないものの、GIIというレースへの斡旋が増えます。
B1は伸び盛りの選手が沢山います。また、勝率が低く、A級から惜しくも落ちてしまった選手がいるなど、腕の立つ選手もいます。
B2は主に養成所を出たばかりの新人選手が多いです。なお、怪我をしたり事故点が多く出走回数が足らなかったりする場合や、女子選手であれば育児休暇を取得し、復帰した選手の多くもこの階級にいます。
必ずしも腕が立つA1級の選手と言えども必ず勝つという保証はありません。
そうした場合、高配当の舟券が望まれます。
レースについて
ボートレーサーだけではなく、レースにも階級が存在します。
SG・GI・GII・GIII・一般戦の区分に分かれます。
SGはA1級のレーサーの中でも選ばれたレーサーしか走れない、言わば最強レーサーを決めるのがこのSGなのです。(個人的見解です)
GIはA1級のレーサーが走ります。
各レース場の周年記念や女子の賞金王を決めるレースが当てはまります。
上記のSGとは違い、普段SGを走らない(走れない)A1級レーサーも多く走り、次のステップへ進む選手も多くいます。
GIIは基本A2以上のレーサーが多いです。しかし、女子のオールスター等特別な場合はB級の選手も走ることができます。
GIIIは原則B1以上の選手が出場します。
波乱が起きやすいのもこのグレードになります。
一般戦はどの選手も出られるレースです。
中にはお正月、ゴールデンウィーク、お盆と所属している支部の選手のみのレースも開催されていたりします。
以上が選手の階級、そしてレースの種類です。
次回はレース内容について説明していきます。
お楽しみに〜✋