また
叔父になりました
稜希(いつき)君
琉斗の時もそうだったんが
髪が半端なくフサフサ。
親曰く
妹似だと
琉斗も稜希も抱いたけど
やっぱ赤ちゃんって軽い
俺の腐った両腕で抱きしめるのは
気が引けたけど
すごく優しい香りがした
命の重みを感じるのも
いいもんだ
さて
琉斗は俺に懐かない。
先日実家に顔を出した
稜希と触れ合うため、帰るなりす洗面所に直行し俺の腐った両腕を洗浄していた
顔を洗っていると
ふと足元に
琉斗がいた
誰かが来たので覗きに来たんだろう
彼は俺の顔を確認すると
?
実家には弟がいる
琉斗は俺の顔を眺めながら
『アレ?いつものあんちゃんと違う?』
と困惑したようで
しばらくして
弟ではない事に気付いた彼
案の定
泣き出した…
勝手に覗きに来たのに泣かれる俺
イヴに1人洗濯している時の
なぜか、どこか切ない気持ちになった
という近況