すでに1週間以上過ぎましたが
2月2日に行ってきました、ザ・クロマニヨンズ ライブツアー
MONDO ROCCIA’09-’10!!



平日のため仕事終わりでC.C.Lemonホールへ直行、

開演30分前に到着。


会場の外もロビーも人でいっぱい、

席に着いて周りを見渡せば、

親子連れ、5、60代の男性・女性など

年齢性別共に幅広い人で席が埋め尽くされている。


席は前回同様2階席で、

ステージからはるか遠くだったけれど

通路側だったので、前回よりは見晴らしがよかった。


やがて会場が暗くなり、いよいよスタートとなったとき

ものすごい歓声が会場内を埋め尽くした。

やっぱりヒロトへの掛け声が一番多くて大きい。


真っ暗なステージの中メンバーが現れる。

いきなり最高潮の雰囲気の中ライブが始まった。


今回のツアーは最新アルバム「MONDO ROCCIA」を

中心にしたもので、ライブの始まりもこのアルバム同様、

ジャングル・ジャミンでスタートした。


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今回のアルバムは一曲一曲がとても短く、

モノラル録音なので、音がまとまっていて

すごく聴きやすい。

スタイルも変えることなく、本当にシンプルで

ストレートなロックンロールを展開している。


僕が変わったと感じた所は、

バンドとしてのまとまりが各段に上がったこと。

特にドラム(桐田勝治氏)の音が

非常に良くなったのではないだろうか。

ハイロウズのドラム(大島賢治氏)のレベルが

相当高かっただけに、はじめのうちは劣る印象があったけれど

今回のアルバムではそれを感じさせないほどに良い。



ライブではこのアルバムに収録されている曲を全部演奏。

お気に入りの「フンカー」「炭酸」「ムーンベイビー」「あのね」

は、生で聴いてもやっぱり楽しい。


ヒロトの動きも楽しい。

腰をクネクネさせたり、足を振り上げたり、

(舌をベロベロしているかまでは遠くてわからなかったが)

相変わらず元気に動き回っていた。



あとちょっと注目してしまったのは

マーシーが途中でチェンジしたギター。

赤くて長方形のあのボディはもしや・・・

自分の浅い知識の中から思い浮かべたのは

ボ・ディドリーが仕様していたギターでは?!ということ。

後でいろいろ調べたらどうやら間違いないようで

GRETSCHのボ・ディドリーモデルだったよう。

音もシャープでカッコ良く、

マーシーのカッティングもいつにも増してキレていた。


曲の合間にはこんな場面もあった。

ヒロト「(最前列にいた小学生に)おまえ小さいなー!何歳なの?」

男の子「7歳!!」

ヒロト「じゃあ(背は)普通だな~!!俺が今8歳だから、

    1年後はこんなに大きくなるぞ~!」

そんなやりとりで会場は笑いに包まれた。


それにしても親に連れられてきたとはいえ、

7歳でライブ観戦するとは、偉いと言おうか、羨ましいと言おうか。

ライブ終了後、会場の外を歩いていたら、親子連れがいて

女の子が「話しかけられていいな~~」と悔しがっていた。

子どものハートも鷲掴みしているヒロトってすごいな・・・。




僕は、このライブで、

アルバムの曲以外に演奏してほしいと思うものが

いくつかあった。結局1曲しか実現しなかったが・・


その1曲とは、アンコールで最初に演奏された「メインジェット」。

シングル「グリセリン・クイーン」のカップリングとして収録されている

この歌は、初めて聴いたときは単に

“変な歌”という印象でしかなかったけれど

「やべえなあ」を繰り返すヒロトの声を聴いていたら

面白さと同時に、けっこう大事なことを言っているのではないか

という気になってきたのだ。


「仲良し負けなしルールは みんなビリってこと」


という歌詞が、

ナンバー1にならなくてもいい、なんていう歌が流行ってしまう

昨今の風潮にチクッと釘を刺すようで小気味よさを感じてしまう。



ともかく、期待の曲を聴けて嬉しかった。

(あとは「マナティ」「ナントカドン」も聴けたら最高だったな・・)




最後は「タリホー」でライブは無事終了。

この後すぐ会場を出たので、ヒロトが前回のように再登場して

お尻とか見せたかは確認しなかったけれど

大満足で会場をあとにした。

でも次こそは1階席が当たりますように・・・・・






今回「MONDO ROCCIA」を聴き込んでいくなかで

自分なりに感じたことがあった。


ヒロトやマーシーは、雑誌のインタヴューなどで

タイトルや歌詞の意味を問われると

よく「意味なんかない」というような答えを返す。


僕ははじめ、その意味がよくわからなかった。

ブルーハーツ時代にはメッセージ性の強い歌を歌っていたし

ハイロウズのときも、そこそこ意味を持たせた内容の歌が

あったので、そんな彼らが「意味なんかない」という理由が

わからなかったのだ。

クロマニヨンズの歌に、動物や虫のことなどが

やたらと出てくることも、はじめは理解しがたかった。

(もちろん、メインジェットなどのような歌もあるのだが)


でも、1stアルバムからずっと通して聴いてみると

この2人が本当に言いたいことがなんとなく

わかったような気がした。

応援ソングだとか反社会的な歌もいいけれど

最も大事なことは、ロックンロールそのものを感じることで

ブルース・リーじゃないけど

意味なんかいちいち考えるな、音を楽しめばいいんだよ

と言っているような気がしたのだ。


これからもきっと、2人のスタイルは変わらないのだろう。
こうなったら、100歳になってもこのコンビで続けてほしい。

そのためには自分も長生きしなくちゃな・・・