- 真実のビートルズ・サウンド (学研新書)/川瀬 泰雄
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言わずと知れた偉大なロック・バンド、The Beatles。
大学生の頃に初めて「Help!」を聴いたときの新鮮さは
今でもよく覚えている。
ギターを始めたとき、
基本の基本を教えてくれたのはブルーハーツだったけれど
様々な音の表現方法を教えてくれたのは
まぎれもなくビートルズだった。
(その後せっちゃんへと繋がっていく・・・)
楽曲が素晴らしいということもあるけれど
僕が一番魅力に感じていたのはあの声(ハーモニー)だった。
この声がビートルズ最大の武器だよな・・・などと
分かった振りをしていた。
でもこの本を読んでいたら、
どうもそうでもないということを感じ始めた。
自分は、あの声にばかり気を取られていて
演奏の方をちゃんと聴いていなかったのだということが
分かってしまった。
特に録音の際の試行錯誤は半端なものではない。
なんでこんなアイデアが浮かぶのだろうと目を丸くしてしまう。
それを実現できるスタッフも凄いのだが。
本当にあの時代に出会うべくして出会った人たちだったのだろう。
きっとコアなファンの方にとっては
それほど珍しいことは書いていないと思う。
もう自分で発見してしまっていることもあるだろう。
それでも、中にはまだ気付いていなかったこと・
知らなかったことが一つくらいはあるかもしれない。
僕は気付いていないことだらけだったので
後ろに付いている索引で曲を探しながら
もう一度聴きなおしてみようと思う。
それにしても、タイトルに「ビートルズ」という文字があるだけで
なんでこんなにワクワクしてしまうのだろう。
ファンは永遠に魔法にかけられたままなのだなぁ。