ついに歯医者に駆け込んだ2004年2月。

ここから本格的に自分の歯との格闘が始まった。


受付で初診だということを伝えると,アンケート用紙を渡され

氏名や住所などをに記入して待つ。

30分ほど経ち予約患者も帰り,とうとう自分の番がきた。



久々の歯医者ということで,あの独特の匂いにも

嫌な気持ちになっていた。緊張の面持ちで診察台に座る。


医師「はい,倒しますよ~」


椅子が倒れほぼ仰向け状態になる。

痛みを感じる部分を伝えると,そこをまじまじと見る医師。


医師「レントゲン撮りましょう」


すかさず言われ,あれよあれよという間に撮影終了。

写真を手に難しい顔をしながらこちらに近づいてくる。

写真を見せられ説明うける。

どうやら歯の根元付近に何か溜まっており,

これが痛みの原因らしいことがわかった。



そしていよいよ中を直接見られる時が来た。

銀歯を外し,詰め物を取り除かれる。と同時に


医師「うわぁ・・・


ガーンうわぁってなに?と思う間に,吸引するやつ(ありますよね)を口に

突っ込まれる。な,なんか出たのか?感覚はなかったけど・・・

だんだん不安になってきた。自分の歯はどうなってしまうんだろう。


それから歯をトントン叩かれた。痛いですか?の質問に

全く痛くないですと答える自分。

本来なら飛び上がるほど痛いらしい。

やっぱり相当ひどい状態だったようだ。


その日他にはもう患者がいないということで

衛生士の人にも僕のみっともない歯の中を見られるはめになった。

その一人と医師がなにやら話している。

どうやら治療に関する内容みたいだけど専門用語でよくわからない。

が,次の言葉はしっかり理解できた。



医師「俺だったらこういうやり方はしないなぁ



あぁやっぱり前の歯科医はヤブだったか・・・


落ち込む間もなくポッカリ空いた歯の中を掃除され,

仮の詰め物を入れてもらいその日は終了。

「落ち着くまで二ヶ月はかかりますよ」という

その日最後の一撃を受けて帰宅したのだった。


でも歯に関して無知だった僕は,このことがきっかけで

歯を大事にしようと思えたし,考えてもいなかった

矯正治療まで始めることになったわけである。

今お世話になっている歯科医にはただただ

感謝の一言なのであった。