介護業界
先日、機会があって介護の仕事の見学に行ったきた。
おいらは20代の頃から介護の仕事に興味があって話を聞きに行ったりはしてきたものの、
飛び込む勇気はなかった・・・・。
それは今までの経歴やスキルを白紙にする怖さや、今の生活を崩したくないという思いもあった。
しかし今回、実務の見学ができると機会があったので、平日に時間をとって参加してみた。
見学したのは訪問入浴サービスというもの。
利用者宅に浴槽を持ち込み、一日6件~9件訪問する業務だ。
ヘルパー・看護師・ドライバー(オペレーター)三人一組で行う。
利用者の8割は、立つことは勿論、話すこともできない方だ。
まずヘルパーと湯船の準備等行い、その間看護師は体調チェックや洋服を脱がせ、オムツ処理(排泄物処理)
など行う。
準備が整ったらそのまま浴槽まで抱きかかえ浴槽の中で体を洗う。
勿論、素手でオシモの洗い等も行う。
約一件につき40分が目安だった。
利用者の方は意識がないのに、嬉しそうな顔をしているのに感動した。
一緒に同行してくれたオペレーターは未だ24歳のアルバイトの男の子で、しかも茶髪ロンゲ風な今時の青年だったのに、凄く丁寧に利用者に対応していて、人からみたら汚い・臭い仕事であったとしても、
笑顔絶やさず汗だくになり仕事をしていた。
最後、一緒になって利用者の足を湯船で指でこすってみた。
すごいアカがでてきた。でもそれに対して、「なんかいっぱいでてくると綺麗になってる感があって楽しいですよね」・・と笑顔で帰りの車の中で話していた。
書きたいことはいっぱいあるけど、今回の経験から、自分は情けないと思った・・・。
介護の業界で資格など多く取り、活躍してみたいと思っていた自分が偽善に感じた。
でもそれとともに、自分も不自由な人達になにか介護がしてあげたいという気持ちも高まった。
なにも関係の結びつかない会社員をやってきた自分が、この業界に飛び込む勇気があるのか・・。
実務も、勿論何も資格のない状態で、この状況から転職を考えるのは無謀なのかもしれない。
20代だったら理解できるものの、家族を支えなきゃいけない立場で、
大幅に給与も下がるし、経済的には苦しくなるかもしれない・・・。
きっと嫁も良くは思わないだろう・・・・・。
しかし、今回目を輝かせ、利用者に最高のサービス(介護)を供給したいというチームワークを実際に目にして、
とても素敵な仕事だと感じた。
改めてこの業界の看護・介護に就く方々を尊敬した。
きっとこの人たちは、お金の為・出世の為・自分の為という世界ではなく、
人の為に頑張れる世界なんだとも痛感した。
本当に良い経験をさせてもらった。
このまま今までの経験やスキルなど活かせる場所で働くのか、
新しい世界に飛び込んでやってみたいのか・・・・・。
未だ結論がでない・・・。
どちらにしても、なにをするにしても縁なんだと思う。
だから結論でなくても、今回の経験はなにをするにしても活きていくと思う。
また国に対してもっと介護業界の発展や、働く人たちへの対応・待遇も考えてもらい
これからも高齢化社会対策に向けて、もっと現場を考えた発想を持ってほしいと感じた。