この前渋谷BCにスウェーデンから観光の方が来るとのことで、フローター的にその内のひとりと組んだ。5人くらいで日本に来たけどブリッジするのは3人で、人がひとり欲しいとの事。ブリッジセンターに来たのは兄妹と兄の配偶者という感じで、女性同士で組むから僕は兄と。兄と言っても普通におじいちゃんで、彼の名前はヨーランさん。

ヨーランさんはそんなに英語が得意じゃなくて打ち合わせは少し難儀したけど、拳で語り合う的なノリでブリッジで語り合うことができ、終わった頃にはとても打ち解け合っていた。ブリッジってすごい。

渋谷BCのHPからハンドがうまく取得できなかった(ハンドはアップしてない?)のであんまり紹介できないけど、印象深いのは、僕が4333の15点を1mで開けて直接1NTで終了し、ヨーランさんのプレイでスローインに掛けてようやくジャストメイクした後、こっそりヨーランさんが「ぼくら26点持ってるんだ」と言いながら4333の11点を見せてくれたのと、あとはこれか

2Rdめとかで、あれこのおじさん上手いかも…?って思い始めた頃のボード。
バルはBothで

Kxx
xxx
xxx
KTxx

で、右手から

2NT P P 

ときて、ヨーランさん「レンジを教えて?」(僕が聞いて、)「20-21らしいです」「ふーん…」

2NT P P 3S;
P ?

あんまレンジ関係ないなこれ。
かなりレイズが近いが、何しろこの人がどんな人で、何持ってるかわからない。長考の末、力弱くパスした。

ダミーを広げながら

"It might have been too much coward."
"OK, let's see what will happen."

ヨーランさんは

AJTxxxx
Axx
x
Ax

を持っていて、なんのサプライズもなく鉄の4Sをルーズしてしまった。

オーナー曰く、完璧すぎるアナーの組み合わせだからそこまで気にする必要はなくて、MPで無理することはないんじゃないか、バルなら本気な手を持ってる可能性が高くレイズしても良いかもとのこと。

空きのラウンドがあって、色々話した中で覚えていること。
「運動はした方がいい、運動は頭と身体を健康にする」
「彼女とは長いこと一緒に住んでいて、最近籍をいれたんだ」「じゃあこれはハネムーンみたいな感じ?」「うん、そうとも言えるね」
「僕の街は人口5万人程度だから、ブリッジセンターは一つしかない」「僕がオーナーなんだ」
「ビディングボックスはスウェーデン人が昔開発したんだけど、パテントは取らなかったんだ」

ラウンド中も話してたけど、スウェーデン国内の試合で準決勝まで進んだって言ってたから、多分僕より上手いなこのおじいちゃん。

「カーディングがわかりやすくて、自然にプレイできたよ。ありがとう」

わーい

「あの3S+1のラウンドがもっと後ろだったら、あなたをリスペクトしてレイズしてたと思うのだけど」
「全然気にしてないって」

ちょっとしたらディレクターの353がやって来て、
「この人なんて発音するの?」

入賞者の名前を呼ぶからね。スペルはやはり少々特殊で、そのまま呼んだらゴーランとかたしかそんな感じのお名前。試合は2位に10%弱の差をつけて勝ちました。

この後彼らを案内して、マークシティ内の美登利寿司をご馳走してもらっちゃいました。

{F110C861-D785-4C50-A0D6-344D0650DC8B}


胸にブリッジの文字。
M氏

6NTはできないけど、4枚しかないSで6Sができるというの作れませんか?


Plan the hand!


D

「1枚でもラフに使うと5-4ブレイクを狩り集められなくなるから、6NT落ちの6S出来は存在しないような、、、いや」



「出来た」
「オークションは、っと」




これ以上美しいのは出来ませんでした。





N
AKQJ
-
KJxx
AQTxx

S
-
xxxxx
AQxxx
Kxx

でWに5044とか置いて、あるテーブルのオークションは上から

1C 1H;1S 1NT;4NT 6NT//

でHを8つ抜かれて7ダウンの-700。

「ちょっとビッドが雑だったね」
「裏はどうかしら」

その裏では

1C* 1H*; 4H* 4S*;5C 6H*;6S*(X*)P*PP//

*16+
*TRFの約束を忘れていた
*S fit SPL
*cue bid
*勝負
*当然Sに直す
*4801なのでDリードが欲しい
*7Hもあるよ

あわれWはCをリード。ダミーで勝って刈り集め(?)、マイナーを出し続けると、Wはどこかでラフするけど取れるスーツがない。6Sメイクで1430取り。



Dリードラフで落ちは避けえないんですかね。4801が最後の方までだんまりも考えにくいけど…
結局リード出来ないから6Sは出来るってハンドしか思い浮かばないからこんなことに。


いいハンドがあれば教えてください。
宮妃はMP戦で土曜日に予選、日曜日に決勝が行われる、2日がかりの試合である。
 
これは予選のハンド。
 
A
832
Q752
AJT64
 
KQJ7
K4
AJ98
753
 
 
うちのテーブルではパートナーの持つ上のハンドからオープンし、
1C-1S;1NT-3NT//
と進んだ。Hを撃ち抜かれて、DKに負けに行って-2。
これは30%くらいのスコア。
 
四谷地下で休憩していたらIプロが現れてこのハンドの話をし始める。
 
「うちではパス、パスときて、1NTオープンも近いけど、1D。」
「左から1Hと入ってきて、パートナーは2H。この時、H1ストッパーでメイクするダミーは、どう考えても出てこない。」
「14点あるけど、俺は3Dに直してそれがスタンド、ジャストメイクだった」
 
お上手、1Hをみて判断が変わった形だ。
この話を聞いていたおかげか、僕も翌日の決勝でうまくジャッジすることができた。
 
 
AQ8
84
KQJT62
96
 
 
配られた時点では2-3年ほど前Helgemoが
 
 
Kxx
Ax
KQJTxx
xx
 
 
で1NTと開けて完璧な3NTにたどり着いていたことを思い出していた。
パス、パスときて1NTは・・・さすがに弱いかなどとぼんやり。
 
オークションはパートナーの1Cオープンから始まって
 
1C 1H 2D 2H;
P P ?
 
うーん。
3Hか、もしくはアンダービッド気味の3Dが選択肢。3DというとPdが
 
Jx
Kxx
Ax
Axxxxx
 
の時に3NTを逃すかもしれないけど、よく考えるとこれはDが良い分かれでもあと1トリックないとゲームできないし、パートナーサイドの3NTにSリードでSK勝ち、Hバックとなったらたぶんさくっと-2ダウンだ。
 
少し冷静めに3DにしたらPdはパス。出てきたダミーは、
 
KT63
K5
7
A85432
 
でジャストメイク。
90%くらいのスコアでした、Iプロありがちょ
 
 
あとこれ。
 
 
AKJxxxx
xx
A
Qxx
 
 
オークションは僕からフリーランで
 
1S 2C;
?
 
S1枚短くなってQに変わったら、と考えてジャンプリビッド。
 
1S 2C;
3S 3NT;
?
 
Cコントラクトにはスラムのチャンスがある。4Sへ行くついでに4Cを言ってみると、Hのキュービッドが返ってきて、それがダブられる。パスしてみるとXXが返ってきた。いい感じ。
 
1S 2C;
3S 3NT;
4C 4H (X);
P XX;
?

あとほしいのはCAK、ビッドは5NTのGSFで決まりだ。
 
ぶっちゃけpar scoreを叩くことを考えるとスモールスラムで何ら問題なさそうなんだけど、もう優勝という感じでもなかったし、Sエスタらせるのに苦労する可能性はあったけれど、それでもグランドスラムを持って帰りたかったというのもあった。5NTをおいてみると、
 
1S 2C;
3S 3NT;
4C 4H (X);
P XX;
5NT 7C//
 
ぱちぱちぱち。
 
ところが、HKリードからダミーを開くとパートナーの顔が曇っている。何があったのか。
実は彼女の手は、
 
x
AJxx
QTxx
AKJx
 
なるほど。SQxxはアウトサイドにいる。闇のプレイで-1に抑えてくれるもボトムタイのスコア。
 

ビッドを振り返ろう。
 
 
少しついていなかったのは、3NTビッドの時点でPdのCが4枚しかないのは、平凡には1444シェイプのみだということだ。
 
CAKxxxあれば勝負になっていたはずだし、都合のいい日には7Cがほぼ鉄の
 
x
Axx
xxx
AKJTxx
みたいなのが居たって別にいいはずだった。

4Cは、もしCコントラクトを探すビッドだとすると枚数はmax3枚だと思われるから1444のこの手は4Sへサインオフへ向かうべき。一方、Sのキュービッドだとするとコントロール過多だからキュービッドに付き合うべきだと思うけど、どうなのか。
 
僕の4CはCにアナー付きの3枚がすごーくいそうだけど、保証してるかはよく判らない。保証しててもいい気がかなりする。

ちょっと違うところを改善するとしたら、パートナーは3Sを聞いて、コントロールもpowerも地味に持ってるから、4Cか4Hあたりでキュービッドしてくれるとよかったかもしれない。
そしたらできてる6Sには到達することが出来そうだった。幻を追い求めずとも、幸せはより身近なところにあった。
 
予選・決勝とほぼ 同じメンバーでお食事してとても楽しかった。
さらにここ数日で、今月来月と一気にブリッジの予定が入って、なんだか楽しみが増えた感じだ。