日本リーグ2部二月の陣は、全勝するも2位に足りず残留が決定。出た試合全部勝ったのは素直に嬉しいけれど、基本はチームメイトに勝たせてもらってるだけという気配。


あんまりゲンナリしててもしょうがないので、よかったボードをひとつだけ。



“見ようによっては”



3rd seat.


Q9

K8643

654

A92



オークションはPdから



3D P 4D 4S//



リードはC6、ダミーは



43

AQ9

K32

KJ753



T1:C6,3,A,Q


切れるかな、切れたらいいなとクラブを返すと、切れた。やった。


T2:C9,T,S7,C4

T3:H2,A,3,7

T4:S3,?



H2を信用するなら、このときディクレアラーのシェイプは7=2=0=4か6=2=1=4。別に6=3=0=4がいたっていい。スペード7枚ならPdがSKxスタートだとS1H1CAとクラブラフで落ちるけれど、その時Pdはおよそ



Kx

xx2

AQJT987

6



と強すぎるし、ディクレアラーのアナーがSAとCQのみになるので、オークションからはあまり現実的ではない。


ディクレアラーがSAKの6枚とするならば、今Pdがスペード1枚短くなっているのでSAK狩り集められるとメイクされてしまう。2秒考えて2nd hand highのSQ。


フルハンドは以下の通り。



SA勝ち。


SQをQJxのスプリットと踏んだディクレアラーはダミーからスペードを引こうとクラブ。これをPdがSJで切ってHリターンはK勝ち。DAも取れて-2。ハッピーですなぁ。



実際のプレイは僕がSQJダブルトンの時大失敗になるのと、僕の4DレイズとH2リターンがNorthの3=3=6=1を強く示唆することからあまり強力なプレイラインではない。つまりSQはダメ元なのだけど、ねちこく頑張ったプラススコアといえるだろう。



「H2リードなら普通に落ちたわね。」



そうそう、Hリードはディフェンスに各スーツ一つずつとなるので見た目1ダウン。とはいえちょっと珍しい寄りのリードだろう。



さて裏はというと、コントラクトは同じ展開で4S。リードは最強のH2が出てきて、前述の通り単純には落ち。


しかしアンラッキーエキスパートのTさん、そんなことでは諦めない。Hxを引くとHKが飛び出て、Hシングルトンを期待したSouthからハートが続いたため、HAQでハンドのダイヤを捨ててしまう。



「おー、じゃメイクですね。」

「いやここからまだ落ちかけたんだよね」



曰く、リードでクラブが出てこなかったからクラブは切られない形であるということにして、Northの1=3=6=3をケアりSx→T。おおー。


これは見た目の通りSJに抜けるのだが、Northはここでもクラブを出さず、Sでエグジットしてくれたのでメイク。って、んなことある?



...よくよく考えてみるとSJが勝ったあと、North目線ではS2H1とCQ外しでまだ落ちるわけだから、ここでのクラブはほんの少し出しにくくなるかもしれない。まぁ確かに、ここからクラブ切れる展開って何やねん感もなくはない。見ようによってはイモの投げ合い、見ようによってはもののあはれ。



H2リードから始まった時のこのハンドの焦点は、HK勝って何を返すかじゃないだろうか。


もしオークションが実際の展開でディクレアラーが6=4=0=3ならば、①T1はすごくHA出しそう②フィネスするにしてもHQを引きそうという二つの理由で除外すべきだ。ハートを返したくなるのは山々だが、ここはグッと堪えてDxを返すべきかもしれない。Pdのクラブボイドを予想する人はもっと尖ってCAアナザーというかもしれないが、それはマンガの読み過ぎだろう。



Tさんのアンラッキーエキスパートトークに加えてよいか審議のあるところではあるが、何はともあれ九死に二生を得たということらしい。