day2。あるプロと対戦。
オークションはダイヤの9+フィットとスペードの多分8枚以上のフィットを確認しつつ、プロの6D。
パートナーがリード。ダミーがハンドを広げた瞬間、プロはハンドをシャッフルしてボードにしまい出す。
「6メイク。」
これは多分いいスコアに違いない、僕もサクッとしまう事に。
ダミー「え、どんなハンド持ってたん」
プロ、見る?とまず僕のパートナーにハンドを渡す。どうでも良さそうな僕の方をちょっと見て曰く、
「ハンドを見たくない人もいるらしい」
言い方をぶっきらぼうに取る人もいるが、これは彼なりのコミュニケーションだ。
パートナーがアグリーしてボードにしまったとこでダミーがボードごともらって、ディクレアラーとパートナーのハンドを精査している。
「ハンドを一番見たい人って、もしかしてこちら(ダミーさん)なんじゃ」
プロと僕の間でごく小さな笑いが起きて次のボードへ。
ボードはやっぱり、6Sがメイクしていた。6NTもかな?
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day1。別のプロとの対戦。
スコア的には少しとったかな?という感じでラウンドが終了、テーブルに残ったのはEastの僕とSouthのプロ。ずっと聞きたかったことを聞いてみよう。
「ところでコロナ川柳とかないんですか」
「…明日までに作ってくるわ」
絶対やってると思ったのに川柳も用意してないなんて、この2ヶ月忙しかったのかな?
day1と座り方を変えたので、day2は対戦する事なくお昼休み。Southのプロがやってきて、
「これな、約束のやつ」
小さな紙に川柳が3本記してあった。上から△、×、×という感じ。
三つ目は字が汚くて読めなかったけど、二つ目のように苦労して読んだとしてもどうせ×だろう。
一応、△のやつを紹介しよう。
「マスクする メイクするのは 目元だけ」
コロナブリッジ川柳である。
day2後半の終わりの方でふと思い出し、ダミーの時に胸ポケットに入った紙を広げて眺め、△の川柳でふふ、と笑ったのだけど、ちょっとわかりづらいので冷静に考えると△くらいだろう。
そんなこともすっかり忘れ、day2のスコア発表も終わり会場をウロウロしていたら帰りがけ、Southのプロがやってくる。
「どやった、あれ」
「えーと、○、△、△ですね!」
「さよか」
手を振って帰るプロの背中を見ながら、自分の心の弱さを恥じたのであった。
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day1、フライトBのユースが居たので声をかけた。
「フライトAのチャンピオンが居るみたいだけど、減量して階級さげて、2階級制覇目指す的なやつ?」
このチャンピオン、答えて曰く
「いやフライトBでも優勝してるから、こんなこと言うと嫌味に聞こえるかも知れないけど笑」
なるほど、そういやそうだった。
こんなことがあったんだよと帰り道で背の低いプロに話すと、
「あの(Bで勝った)時は初日ブービーで、2日目我々が67%、裏が74%でしたからね!」
数字、ちょっと違うかも。
したがって、day1で5位だった彼らにも全然チャンスはあると話しながら帰ったがフライトBの結果はオーバーオールで2位。やっぱり減量が祟ったのだろうか。
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day1以前の話、コロナの急速な広がりでチームメイトのひとりが藤山杯をキャンセル。
それは自然な判断だし、この社会の様子では日本リーグもないかも知れない。焦った僕は背の高いプロとあと1人を一生懸命さがすも、なかなか見つからない。
リアル10人に声をかけて試合3日前に見つかったのは、その時都内から遠方にいた僕のパートナー。なんとか口説いてチームに入ってもらうも、本当は違うペアリングの予定だった(リアルパートナーも、チームラインに招待されるまでまで違うペアリングを想定していた)。
day1朝、サンマルクで若手3人になった時そんな話をしたが、チーム作ってくれた人の希望だしね、楽しくやってもらうのが一番だという結論に。
day2終了後、散々だったスコアを片手に、背の低いプロへぼやく。
「一応僕らは腕なりのスコアを守ったけれど。違うペアリングの方が絶対スコア出たと思うんだよね」
チームオーナーにも試合前再三ラインしたけどやっぱりそうだった、というノリで打ち明ける。
「藤山のフライトAは一番力出ますからね、どんな組み合わせでも無理でしょう。」
納得。
そもそもサブアベレージでスコアを守ったというのも力強い話だ。スコアは捨ててしまったけど、大体45%とか、そんな感じ。これはプロの優しさも多分に含まれた素敵なコメント。
ちなみにパートナー本人は遠くからきた疲れでday1のファーストは冴えない出来だったと言っていた。たしかに鳥久でも盛り上がったが、遠方は本当に辛いのだ。それが新幹線で1hの距離だとしても、僕にはよくわかる。来てくれてありがとう。
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day1。
鳥久のあと新道通りにでたところで、プロがプロにボヤいている。
「今日は令和最大のミスをしました」
「明日更新するんじゃないの」
「いやこれ以上はないんじゃないですかね」「途中までシグナルについて誤解してたんですよ、僕はコンベンションカードにあることをやってたんですけど」
何個かハンドを見せてくれる。あんまりにもウケるやつが出てきたんで気づけよと、思わず口を挟む。
僕「ここで流石に確認した方が良かったんじゃないの」
「そうです、ここで確認したんです。そしたら一応僕があってて」
「あのなぁ、プロなら書いてあっても当然確認しなきゃダメでしょ」
僕は試合前、自分がわからないとこと、シグナルだけ確認。ほとんどの試合でそんなかんじ。
シグナルは確認するんでしょという話はあるが、それは毎日ブリッジしてないから出来ることで、日々流れ作業のようにプレイ業務が来るプロとはまるで話が違う。でも、だからこそ、基本的な確認を怠らないようにしなくちゃいけないということのようだ。プロ道、深い。
翌日、彼の弁曰く令和最大のイモは更新されたらしい。どんまい。
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今回、藤山だけにリード一発取り取られが結構あった。
僕のリードはいまいち冴えてなくて、ちゃんと数えてないけど、このリード以外ハズレ、ちゃんとリードして50%みたいな厳しい勝ちも含めて7勝3敗くらい。普段より1敗多いイメージ。リード以外さしていいとこ無いんだからちゃんとしなきゃ、襟を正してどうにかなるもんでもないけど。
藤山だからリードのミスが負けに直結するみたいなのもあると思うし、そもそも7勝3敗が認知の歪みかもね。運転免許持ってる人に「自分は平均より良いドライバーだと思いますか?」と聞くと90%は平均より上と答えるそうだから。
僕は運転に関して、平均より明らかに下と答えるけど。day2後半書き上げたところでハンド捨てておいて良かった。ゴミ漁りはしない。リード良し悪しの集計もしない。
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4-6月のBBO渋谷カップ?だっけ、やオンラインドラフト杯では全然記事書かなかった。負けまくったのもあるけど、どうやら僕のブログを書くモチベーションのドライバーは、紙のハンドレコードらしい。書いたら捨てる、書くまで捨てない、賞味期限が切れたら捨てる。そういう積ん読みたいなスタイルでブリッジブログに取り組んでいる。
良く言えば直感型、悪く言えば思考がトロいから、家に帰って冷房の効いた部屋でベッドに寝そべりゆっくりハンド見返してみると、結構わかることがあるんだよね。
一粒で2度美味しい、僕にとってブリッジはお得なゲームだ。
感染対策といっても各ブリッジセンターにはこれからも紙のHR出してほしいし、できればダブルダミー解析もつけてほしいと願うこのごろ。
小ネタ集おわり。