1日目はラウンド2つあるんだった。
僕は引き続きWest。

#6
We Vul. 3rd seat.僕の手は


KQ7
K985
953
Q65


オークションはPdから


1C 1S X 2D;
2H 2S P P;
3C P ?


僕の手は3Cに対してかなりいい手を持ってるんだけど、Pdは2=4=2=5以外だったら3H言わないくらいには弱くて、2=4=2=5だったら1NTでオープンできない。流石に各スーツ1つずつは負けるかと思って、3Hに直して終了。フルハンドは


で、ダイヤリード。ハート2発取ってスペードを負けに行くと、Northに入る術がなく、ダミーのスペードでハンドのダイヤを消せて4メイク。このハンドで4Hをすべきとは思えないが、僕は3Dでもう一回粘るくらいが丁度いいのだろう。シブい。



オークションはSouth。1Dオープンにシャレで2Cと言ってみると…


1D 2C 4S 5C;
X P 5D X;
5S X//


パートナーの5Cは、ゲームは置いてるけどGFバリューは示してない=外形上フォーシングパスを生まないとする人もいるだろう。5m置いたらそれ以降は流石にFパスを産むという人もいて、オークションを見るとどうもパートナーは産まない派の人のようだ。僕も賛成。

続くダブルがフォーシングパスを産んでるという認識なので5Sにパスは出来ない。我々のダブルはそんなダブルだったので、実際はダイヤを外して2ダウン。かわいそう。

ディフェンスでハートの2巡目が取れなくて5H置きなよと思ったけど、5S置かれるのは変わらないだろう。


「朝、フィットがない時の4NTはテイクアウトっていったじゃん、

1D 2C 4S 4NT

ってクラブ3枚とハート5枚とか?6枚?」

「それは考えたくない」


よっぽどでなきゃ6枚ハート持ってるのかな。5Cxは一見できそうに見えるが、おそらくクラブリード以外はダウンな雰囲気だ。



で、これねー。


オークションは僕から


1D P 1H 1S;
3C P 4C P;
5C//


でマイナー両方フィネスして7メイク。

大島餃子にて。


「3Cって、レンジどれくらいですか」

「もうわからない」

「最強のハンドはハートに関係なく2S?」

「うーん」

「僕は3Cはもしかしたら16-18ゾーンかもしれなくてビッドしたけど、4CってDJxとCKxxxxでも言うと思ったから、ハートにそこそこ点あると思うと最後キュービッドしなくてもいいかと思ってしまった」


今思えばその手は5C置けばいいわけだけど、じゃあクラブが1枚短かったら?


「3NTに興味を示してないから強いかと思って、でももう4Cはよくわからなかった」


たしかに、3Dから3Sまで3ステップもある。


…3CはGF19+でいいと思うんだよね。グッドバッド2NTが導入されてる理由って、セカンドスーツを2の代で2回言えないことに由来するわけだから、今日は言えるし。従ってこの時の2Sはハートサポートありの強い手、あるいはダイヤ1スーターも入ってくる?

で4C。これは難しい。

彼の4C言える時のポジションで3Sが言えるけど、これはストッパーアスクと解釈するのが良さそうか。4522スペードストッパー無しとかベタに持ちうるし、マイナー3枚あっても、いつでも3NT越えたい手ばかりでもない。

一方で、GF下でも介入が入った時の4mはパスありというルールもある。5mは介入ある分ダブられ易くなっていて、代も2つ違うので4mで止まれるようにしようという発想だ。今回はまさにそれ。

というわけで、僕のキュービッド2Sも、パートナーのキュービッド3Sも、サポートない事もあるって感じなんですかね。


…やっぱり、2の代みたいな低い代のキュービッドでサポートないハンドが含まれると、その後相手の介入が続いた時、パートナーに救えない代まで飛ばれる可能性があるからおよろしくない。
フリーランの時、1D-1M;2NTをダイヤ1スーターの強い手のバリエーションと取り決めてたりする人は、ここもシステムオンってのもある。

でもなー。
介入が入ったら流石にNTのサイドは調整したいよね…2Sにサポートないハンドが入る不便は、受け入れていくしかないか。


あとは僕の方で4Cにもう一言ビッドすべきだったか。弱くて3NTも5Cもやる気がない、しょうがなくクラブにつけてるハンドでもチャンスあったかも?

でもSA,DK,CK,CQ抜けだと、2枚揃っててもまだコントラクトとしては抜群な6Cでもないんだけど、どうなんでしょう…ハートに点がある可能性もそこそこあって、それで3NTトライもしないからね。

今回キュービッドはタダだし、すればは必ず6Cへたどり着いたけど、正しい振る舞いを想定するなら3Cでパワーは示してるし、問題が解決しないかオーバーランか、という感じが少しする。

いやー少しセルフィッシュ。介入入っててもなお、3枚揃ってる事はあるかも知れないね。


我々のテーブルでのオークションは

 
1H P 2H X;
3H 4D ?


ときて、僕のハンドはNFビッドをしたものの、明らかに輝きを増したので4H。それがスタンドして、見た目通り5メイクの+450。一方裏のテーブルは


1H P 2H X;
4H 5D X//


これは2ダウンで済んだようで-300は4取り。


「いや我ながら良い勘してました。3Hのおかげですよ。」

「裏も勘が良いね、特にSouth。」

「1番勘が発揮してないの、誰でもダブるやつをダブっただけのNorthプロなんじゃ…ところでEastの手はゲームトライしたらいいんじゃないですか」

「そうだね、今考えるとゲームトライすべきだっただろうね。」

「じゃあEastかな、勘が悪いのは。4Dも僕を刺激してる感有りますけどね。」

「…裏のEastの4H、これ5D釣っちゃってるよ。1番勘が悪いのはここじゃないかな。」


まぁもう言いたい放題。
スコア合わせて前半戦は1IMPの貯金、ってマジか。
後半戦へ。


大島餃子にて。

「後半戦ゲロ勝ってると思ったら12IMP勝ちとかでビビりましたよね。裏も完璧だったって事ですかね。」

「これ魔法を使ったけどね」

あれそうだっけ
オークションはWest僕からのフリーランで


1NT 2C;
2H 4D*;
4NT** 6H//

*RKC of H


で6メイク。ふつーじゃない。


「メジャー8枚フィットと9枚フィットとでは、もう一方のメジャーが取りきれる可能性が全然違うから、ステイマンから入った。」


そうか、ハートフィットとSKxを見越して、スペード切るならダミーは4枚ハートの方が良いし、スペード切る必要なくても4枚ハートがあれば、スペードでダミーのクラブを捨ててクラブラフができるかもしれない。


「フィットしなかったらどうするの?」

「1NT 2C;2D 3Sで55Mのジャストゲームと振る舞う」「スラム行くのはほぼ確定なのでどうとでもなる」


賢い。しかし裏も6Hでプッシュ。



これも面白かったよね〜と次のボード。


They Vul. 4th seat.


7
AK82
93
AQ9854


オークションは左手から、


P P P 1C;
1S P 2C ?


ときて、ダブルもあるけど、ボスフィット合戦だとHCP足りなでゲームに行かれた時バル的に良いサクリファイスが見つかるかもしれないから、と2Hでリバース。
すると


P P P 1C;
1S P 2C 2H;
P 3D P ?


これは…ナチュラルだよね?かな?

多分初手ダイヤを表明できなかった5-8点くらいのハンドか。シェイプはおそらく4261。そう思ってパス、フルハンドは以下。



読みは当たってて、ほど良きところへ。SAからのクラブシフト。フィネスせず、黒いスーツのクロスラフで4メイク。

2Hとか言わず相手に2Sやらしておけば3ダウンか、うまくアッパーカット絡めると4つ落ちるかもしれない。裏のスコアは…2C=。ほー


「これってTプロ1S言わなかったって事かなぁ」
「明日聞いておきますよ」


で翌日昼休憩のときに聞いてみたら、印象深いハンドだったようで、すぐ思い出して教えてくれた。私たちだけバルで危ないと思ったとか。センスいい。


「すごい自信があるわけじゃないよ、1Sが当たる日もあるかもしれない」


一寸(1S)の虫にもドラマ有り。
僕のリバースも当たる日はあるかも知れないが、左がパスしてるので自信なくXで良かったかも知れない。2取り。


次。


A96
AKJ842
T
T64


オークションは僕からのフリーランで


1H 2D;
2H 3C;
3H 3S;
?


ちょっと悩んで3NTを選択。すると


1H 2D;
2H 3C;
3H 3S;
3NT 4H;
?


パートナーのビッドがカラフルだ、さてどうする?
















元々3Cってマイナーに10枚あるかなぁ、2C→3Dの順ならその見込み上がるけど、今日はスペードストッパーのない3154が本線か。くらいに考えていたので、ちょっと見立てを変更するだけ。

仮にマイナーの片方スーツがスローでも、スペードは0ルーザーなのがわかっているので多分大丈夫。スラムトライに進みたい。

キーカードは聞くより聞かれたい感じなので、4NTじゃなくて4Sを選択。普通に6Hになってリードはスペード。

プレイは結構悩ましいところ、スペードを一回切って、HAKとし7メイク。
Southの2443や2434なんていなさそうだから、それよかスペード切ってダイヤでスペードを捨ててハートフィネスが良かったかも。リアルシェイプだとアッパーカット目前だけど。

そしてこれもプッシュ。裏も抜群の出来のようだ。



ようやく差がついたのがこれ。こちらのオークションは僕から


1C P 1D 2NT;
P 3NT P(!) 4S;
P P 5D P;
P X//


なんか、僕のオープンなんてなかったかのように自由にビッドする皆さんである。カーディングはSKリードから、DA取って、クラブが安全にラフできて、トランプ集めてハートもフィネスして12個。いいね、+690。3NTパスに関しては、


「このバルだから、3NTたくさんダウンもいいかと思った。」


裏のテーブルは


1C P 1D X;
1H P 1S* 3S;
P 4S(!) 5D 5S//


これは1つしか落ちないので-200。素晴らしい。なにせ4Sビッドが冴えている。

スコア合わせながら、プロがパートナーに教えている。


「私はバルで3点でレイズしましたけど、急に私の頭がおかしくなったとかじゃなくて、正気でレイズしました。何故だかわかりますか?」

「…」

「相手のハートの枚数は分かりますか?」


なるほど、相手のハートの枚数は最大7枚だから、Southは必ずハートを4枚以上持っていて、しかもスペードは7枚持ってると思うとSJとHQは必ず生きる、という事らしい。

パートナーと2人でいい話が聞けたと思ってにやにやして、お手洗い行ってコーヒーもらって、テーブルに戻ってきてもまだ教えてる。


「ダブルはハート4枚ね!」


違う、そうじゃないぞ。
プロって大変根気のいる職業だなぁ。


取ったと思ったスラムたちが全部プッシュで、差がついたの実質このボードだけの12IMP勝ち。プロ、スコア合わせながら「こっちはやられすぎててもうダメかと思った」との言。

我々は我々で相手をハコらせてそうだと思ってたので、いやはや勝って良かったって感じ。




day1は2勝で終了、次に続く。