前日夜、陽気なN君に連れられて東中野の銭湯、アクアへ。

ここはサウナと裸で入れるプールがウリで、水冷てぇなとかサウナ汗でビショビショとかサウナのTVでやってた高校生クイズがいまいち面白くないとか文句言いつつも、プールで完璧に整ってMプロ宅で睡眠。ついでにクロアチア土産をもらう。


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1日目の対戦相手はちょっと前に日本リーグでご一緒したTさんKさん、日本代表クラスのオポーネントだ。シーティング権は前半こちらにある。

朝、チームメイトと。


「座り方どうしましょう?」
「分散を上げるには、スポンサーの裏にプロが座るべきだと思う。」
「僕もそう思ってました!」


KさんがNorth、TさんがEastということだったので、そんなこんなでWestに背の高いHプロと、Southにザ・分散と呼ばれている(※誰に?)僕が座ることになった。これでEastにハンドが来なければ勝てる。かもしれない。

うちのテーブルは、Northがpd、Southが僕、そしてEastにTさんがいる。Tさんが手を引かなければ良いのだ、アンラッキーエキスパートとして有名な彼ならやってくれるかもしれない。ラッキーアマチュアとして有名なチームメイトを同じ席に座らせるのもどうかと思うが、それはそれだ。


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ボードをシャッフルしながらPd。


「基本負けそうな相手にサイクしに行くのはいいとして、みんながやったらそれはスコアにならない気がする。」

それはもっともだ。

「で、だからといってサイクする担当を決めとくのはよろしくない。」

それはディレクター呼ばれちゃう、とTさん。

「それに同じことがシーティングにも言えるのだろうか」

「システムを合わせるみたいなのはありますよね。ビッグクラブには同じ向きにビッグクラブみたいな。」「それに、どの強いチームもアグレッシブペア、スコアを守るペア、その中間ペアみたいな役割があって、イタリアなんかそうだって本人たちが言ってるの見たことあります。」

「まぁそうか」


で、分散担当?の僕が分散を取りに行った2ボード目。


They Vul. 3rd seat.


xx 
Q98x
AKT9x
xx


オークションはPdから。


P 1C ?


あんまり冴えてないのはそうなんだけど、1D言うくらいならと2D。するとオークションは


P 1C 2D X;
5D P P X//


ありゃ。SKリードでPdの手は


Qxxx
Ax
Q8xx
xxx


こりゃダメだ。あっけなく-3の-500。裏はパーシャル作りの+110とかで9取られ。

「お互いにやりすぎちゃったね。」

5Dはいろいろ考えると良くないと思うが、Pdは誠実だ。僕が分散担当だなんて決まっていないと宣言してくれた。

喝を入れられた気分で、ここから最後までJudge of perfectionし続けられればきっと大丈夫、まだまだ勝てると思うに至った。
気合い入れていこう。


で、その後この9impが大体プッシュになったかな、くらいで迎えた10ボード目、このハンド。


K865432
A
Axx
Jx


オークションは僕からフリーランで


1S 2H;
2S 3S;
?


スペードのスラムトライ、少なくともゲキ弱ではなかろう。S7H1D1とパートナーのハートはどうなっているんだろう。

でもなんとなく、トリックはありそうだ。HKQがあったらもう11個で、ハートの5枚めは12個めになるかも知れないし、この想定でアナーはまだSAとHKQしか使っていない。何しろPdはGFからのスラムトライをしているのだ。

ここで普通はクラブのコントロールを知りたいと思うだろう。その一方で僕は、クラブのコントロールがないことを知られたくないと思った。だから4Cとフェイクキューをすることにした。


1S 2H;
2S 3S;
4C 4S;
?


赤いスーツのキュービッドは回避されたが、まさか5Sが落ちることはないだろう。実はこの時点であまり考えてなかったが、確かSerious 3NTが決まっていたので4Cはガチ手ではない。従ってキュービッドをしなかったことも考えられる。

というわけでRKCだ。


1S 2H;
2S 3S;
4C 4S;
4NT 5C;
6S//


ちょっと悩んでリードはD9。ダミーは


AJT
KQTxx
Kxx
xx


完璧なコントラクト、完璧なダミー、そして誘導されたように完璧なリードだ。手で勝って、SKでボスフォロー。ハートは割れていたので7メイク。

Tさん「4Cにはダブルですね。」

ほう。ここでオープニングリーダーがダブってもまだ意味はないのだが、4NTRKCに5Cと言ったところでTさんがダブるとついにクラブが打ち抜きということがわかる。まぁその時はこっちでコントロールして5S で止まるわけだけど、目的は達成できる。なるほどね。って役に立つ機会レア過ぎない?


ちなみに、前半のTさんへ巡ってきたスコア動くハンドは2H3メイク(裏は4H-1)の6取られだけ、そんな悪くない。トータルでは3imp勝ちでさぁ後半へ。


後半は相手のシーティング権。
彼らはなんと…変えてこなかった。後悔させてやるぜ!


さて静かなボードが続いて7番め。
これですよ。


Both Vul.1st seat.


KJxxx
QJ86
KQx
A


オークションは僕から


1S 2D 2S 3D;
3H* 4C 4H P;
?

*Hに無関係なG/T


クラブ攻められた時パンプを食らわないのはハートかな。パスしよう。

リードはDA、ダミーは


Qxx
AT97
J
xxxxx


悪くない。
DA勝ち。クラブシフトをA勝って、HQを出すとショーアウト。えーーーー。

普通のブレイクならほぼできてるよこれ。残念ながら-2。

裏は平凡に4Sやってジャストメイクで13取られ。そしてこのラウンドは、15負けでトータル12負け。なんで…なんで…


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終わった後反対のテーブルからやってきたKさん。


「惜しかったね。」


嫌味じゃないのが分かる。
優しい、その優しさが悔しい。

強い方が勝つんじゃない、勝った方が強いんだ。僕らは今日そのことを示したかった。そして勝ちそうな方が勝った。普通に席も変えずに。


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お昼。いつものタイ料理やさんで蟹カレーを食べながら、あれがどうできた、こうできた、僕は完璧だったか?どうやったら完璧にできたか?
そんな事をハンドレコードに書きなぐっていると考えてるとPdから

「反省し過ぎない方がいいよ、引きずるから」

その時は、ううん引きずってないしと思ってたけど、今ではその一言に救われたかなって思う。


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1日め午後のことは書くかよくわからないけど、一応to be continuedということで。