群馬は昨夜から雪が降っている。
BBOを見つつ連想ゲーム的に、三島の4部作『豊饒の海』を思い出した。
僕は1部目、華族の子弟の恋を描いた『春の雪』よりも3部目、タイのむせかえるような色彩を描いた『暁の寺』が好きだ。だから大学院卒業時に一人でタイに行きワット・ポー川向かいのワット・アルンを訪れたときはいたく感動した。
雪を見ながらAPBFでのヤングスターの活躍を思うにあたり、再び本を読みたいと思うのもまた楽しい。輪廻転生モノだから、読んだ事ない人も、手塚治虫の『火の鳥』が好きならきっと気にいると思う。
さてさて、ブリッジの話をしよう。
ごく最近funbridgeで開いたボード。
コントラクトは介入なしで下の3NT。OLはC8。
何はともあれ、クラブローを引いてみますよね。
そうすると手で勝ちます。
次は自然にダイヤの開発。
ちょっとクラブの出方的に左手が5枚以上クラブを持ってそうなので、左手のDTシングルトンを期待して、DKから先にとってみよう。
D5と出すと左手はD3。しょうがないからD2-2に賭けてDK、DAと取ると、D2-2。
plan the play.
えっここから?
僕は左がすごくクラブ長いから、いくらなんでもHQは右かなと考えた。ダミーに入ってHJ引くなら、もし抜けた時エントリープロブレムが起きないように、D9→DJと取るべきだ。
実際にそうやってHJを流すとそれが勝つ。
読みはが正しかったのか、うまくいったようだ。
オポーネントはスーツフォローの時必ずカウントシグナルを出す。その前提をもとに、ここから全トリックとってみよう。
plan the play.
とりあえずの流れが思いついた人は、それ以外のプレイがなぜダメなのか考えよう。
さて。カウントシグナルがなくても、右手はなんとなくハート4枚ぽい。上から12トリック目まではあって、どことなくスクイズが起きそう。
実際にはよくわからなかったから、SAをとって状況を綺麗にしようと思った。多分害はないだろうと。SA、HK、D2発でダミーからはクラブ捨て、CAでダミーに入ってHA。右からHQ落ちて来なければ、スペードの3枚目が取れるか試す流れだ。
HAを出しても何も落ちて来ない。手のCQを捨ててスペードを出してみたけど、左手は3枚スペードを抱えていたので12勝であった。
このプレイは右手の6=4=2=1に対してメジャーのシンプルスクイズにかけるルートだけど、ちょっと待てよ、その形ならダブルスクイズが成立してるじゃん!
敗着はSAキャッシュ、要はダミーのSxがなくなったせいで、ダミーが先に絞られてしまうのである。プレイしなおしてみよう。
この形から、ダイヤを2巡取る。ダミーからはスペード捨てて、
この形。
HKとってCAで渡って、ダミーのHAの下に手のCQを捨ててみる。
この時左手はクラブを一枚、右手はハートを一枚持ってないといけないから、スペードを3枚守れる人は居なくなってダブルスクイズが発生する。
もともとC7が左手に対するスレッドであっただけで、右手に対するスレッドはなかった(=ハートは後ろで抱えてるからきちんとしたスレッドではない)のだけど、基本的にはC7のお陰でダブルスクイズが生まれたのだ。こういうのをコンパウンドスクイズという。
フルハンドは以下。
コンパウンドスクイズは、ランニングスートのラス前のトリックでダブルスクイズが発生しがちなんだけど、今回はちょっと違うようだ。
ここから
この時点では、右手は3=3=0=1と持っていてダブルスクイズ未発生。
ここでD6をとってクラブを捨てさせ、HKをアンブロックしてからCAをとってスペードを捨てさせることでようやくダブルスクイズを生むことができる。長い道のり。
このプレイはC7が左手のスレッドになる≒左手にクラブが5枚ありさえすればどんなハンドパターンでも成立するから、当初のプレイより明らかに優れている。いやぁおしかった。











