今、旅の飛行機の中で、“Bridge, Ziaand me”を読んでいる。 


医学部に行った高校の同期が1留して1回国家試験を落ちたため偶然暇が被り、イタリアへ行くことを決めたのであった。


小さいころから歴史ものが好きだったからか、初めて行く外国はイタリアと小学校低学年の頃より心に決めて居たのだが、アメリカへのショートステイから海外旅行をスタートしてしまい、近隣諸国を優先したせいで留学中にもイタリアへたどり着けず、年を取ってようやく憧れの国へ行くこととなった。

 

最近は地味に忙しくゆっくりブリッジと向き合う暇がなかったから、wifiのない機内は本を読むのにうってつけ。冒頭の本はいま半分弱読んで止まっていて、そのあたりにRed Herrings(あの7NT)を含む15題の問題があるからで、これは骨が折れる。


M.Rの解説は非常に優れていて、なんだか数学の良問の解答をじっくり読んでいる感じ。

 

また一つ賢くなったボードを紹介してみよっと



 

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タイトルの意味はよくわかんない。S6リード、Plan the defense.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リードは明らかにシングルトン。SKを出してディセプションしC7でも返すというのは、アイデアに入れておきたいが、結局ダミーのCA勝ってHQを出されたらPdがスペードをラフする機会がなくなるので、あんまり意味はないかな。

 

 

 というわけでこう考える。


オポのトリックは上からS1H6D1C1の9個ある。ディクレアラーにCKやQJなどがある場合はすでにできているからクラブはmaxでQxということにして、スペード切らせてDを返してもらって、①DK勝てばSをもっかいラフ②DA勝てばいつかDKが勝てる&C1勝でディフェンスで4個とることにしよう。ダイヤを返してもらうには、S7のリターンだ」

 

 

M.R曰く、こう正しく判断できたプレイヤーはある一定のレベルに達している、が十分とは言えない。らしい。不運にも、ディクレアラーシートに座っていたのはSam Levであった。フルハンドは以下。



 

{1B89EA8E-6A77-482E-9CE8-4255DA0ADDC7}


 

M.R.はS7を返してDを出してもらう。これをDA勝ち、2巡でHを駆り集める。CAでダミーへ渡ってトランプを走り切って3-card endingにSKxとDKを残す。

 

正確に言うと、4cardから3cardにする時点でエグジットカードであるCxを捨てさせるノンマテリアルスクイズ。ここでDを出すと、DK勝ってスペードを打ち込むしかなくなるということだ。

 

この後の解説が優れていて曰く、自分はスーツプリファランスでCシフトを要求すべきだったということ。もし実際の配置で優れたディクレアラーがCKを自分と読んでまったく同じプレイをして来たらダウンだし、例えばDxCQTxとか、さらにはDxxCQJ持ちですら落としてしまえるかもしれない。これはすごい。

 

 

詳細は覚えていないけど、MPでS/Pを出さない輩と組んでいるときに自分がシングルトンをリードして、PdはA、リターンでラフと進んで次何出すか悩ましくなった時に、ダミーにAが見えている状態でわざとKJxxのスーツからアタックした記憶あり。PdにQがあればよくて、なくてもローは引けまいという発想。このパートに書いてあることはその一歩先を行っていて、S/Pの時点から全員をだましちゃおうということか。やっぱりブリッジは面白い。