1/3に今年のブリッジ初めを渋谷BCでしてきました。試合形式はペア戦でMP。

"Passigressive"

Both Vul. 4th seat
あなたのハンドは

J7643
832
3
KT63

右はプロ、左は女性でオークションは左から介入なく、

2C 2S*;
3D 3NT;
6NT//

2S:A&K

Plan your opening lead.






うーん。
Dを持ってるトリック主体のハンドだからaggressive なリードがしたくて、passiveなSリードでないのだけはわかる。

その理屈で行けばもっともaggressive なのはCリードで、クラブ飛び込みでメイクとか、まぁすごく悪くなることは無さそう。少なくともHがaggressiveなリードであるはずはない。

というわけであまり悩まずC6を選択。フルハンドは以下。

{9FDE32C4-6943-4740-B5CA-D2E2CCFE2A6E}


そう、12トリックあるのはあっててアグレッシブなリードは必要だったしCKは飛び込んじゃ居ないのだけど、落ちるリードはHであった。しかもむっちゃ落ちる。

Pd「私がsuctionで介入しなかったから」
僕「いえ、そうしたら鉄の6Dになっていただけで、僕がリードを当てなくちゃいけませんでした。」

確かに結構2Cオープンにやられているところはあって、このハンドのスコアを改善するには、Pdがsuctionで絡まずからの6NTへHリードしかないのである。

ちなみにPdはリード番を自分だと思ってて、HAを出すか悩んでたらしい。悲しい。

もっとも控えめに見えるリードは、単独トップのリードだった。0/16。





"2140"

{E2E5658F-548B-4F7A-9295-C1B0B76BCAF8}

このボード、僕はEastにいて、オークションはEWのフリーラン。

P 2C;
2D 2H*;
2S 3D;
4D 4H;
4S ?

*relay

ここでの4Hは、一度提案しているスーツだし、NFかもしれない。MPだし、別にパスされてもいいやという気持ちで置いた。

3Dに4Sと跳ねたらシングルトンだろうから、4SはAを示しているに違いない。4Dは普通4枚サポートなので、まぁ出来るだろうと7Dをチョイス。実際できるダミーでメイク。+2140は15.5/16。

さてあるテーブルでは、コントロールショーイングを絡めたビッドから、Westの7NTで、Dリード。ディクレアラーはハンドで勝って、Hのバッドブレイクを確認したのちSのフィネスをして落ちたそうな。Hが割れてればいつでもメイクだから、D全部取ってからSK、SAと進めば、H5+枚がSQ同居してるパターンとH5+枚がCKQと同居しているパターンを回収できたので、だいぶ率が良かっただろう。この7NTを落とせるのは、コミュニケーションを切るHリード。

なおS9がCxに変わってDリードが来た場合は、H5+枚がNorthにいればいつでもメイクする形が出現する。D4枚目を取った瞬間にダブルスクイズ一歩手前の形が生まれ、5枚目を取ると誰かのシングルかダブルのスクイズ形に変化するのでこれをcompound(複合) squeezeというのだけど、コンパウンドスクイズはHを持っている人が放棄したスーツを適切に取らないとメイクしないので形のゲスが必要になり、実践は割と難しい。

オポーネントのオープンから始まったスモールスラムで、所在が色々はっきりしている時に起きやすい。興味ある人は、色々なパターンを並べてみてね。

(ps. S9がCxになると黒いスレッドが二つダミーに移動するから、ディスカードが無くなってスクイズ起きない形が発生する気がしてきました)


(聞かれた事なかったから)誰にも話した事なかったんだけど、実はこのパートナーと5-6年前に組んでもらってた時、とあるボードで我々VULで、最後の最後に適当に7NTをビッドしたらビッドから確認できないJが生きてメイクして、かつ最後の判断を誤らなければ適切な7Dに行けたはずだった、なんてことがあった。

その時からなんとなく7Dが好きでIDにも2140とつけているのだけど、ようやくVULの良い7Dを、まさか同じパートナーとビッドすることができてとても嬉しくなった。





"Major is King"

うちじゃないテーブルの話。

あなたのハンドは

Kxxxxx
Qx
9xx
Kx

オークションは右手から

P P 1C P;
1H 1S P 2D;
P ?








フルハンドは以下。あなたは何を思う?


{62ED258C-1FC9-4367-AB83-D1C415085149}



さて飲みの席で。

「まず1S言う?」
「2回目に言うのは普通だと思う。」
「じゃあさ、2Dに、どうする?」
「パスすると思う」
「そしたら1ダウンでさ、MPはメジャーのゲームだから2S置くべきだったかな、ってちょっと思ったんだ」

そうかなぁ。適当に聞き流して、その後コーヒーを飲みながらゆっくり考えてみた。





Southがなんでダイヤをビッドしたのか、気持ちは分からなくもない。キュービッドすると常にサポートがあると決まっていれば、この手はビッドがないので苦肉の策で2Dを選択したのだろう。

僕は、2Cより2Dの方が単純にハンドの魅力を曲げちゃうと思うから2Cがいいと思う。さらに言えば特に取り決めてなくても、キュービッドにはこういうハンドがある事をオーバーコーラーが想定してアクションすべきだろう。

じゃあNorthのパスが良かったかというと、よくよく考えればこれも微妙だろう。というのは、もしSouthがDをマジで持ってて強い手だとしたら最初の機会に1DでO/Cするはずだから、この2DはNorthのアクションを聞いてハンド評価を高めた故のアクションに違いない。すなわちSを2-3枚は持っているはず。

これは

P 1S 2H 2S;
3C

の3Cと似てる。つまり、最初にパスして3の代で参加するのはHのマイルドなサポートとCのバリューを持っているというのに相違なくって、この2Dも同じってこと。じゃないと理屈が合わない。

SouthがD5枚持っててもS2枚以上持っているならば、North目線ではまずSコントラクトの方が望ましいから、Northも2Sに戻すべきだったと思いました。




overallではギリ入賞することができたが、特にリードが下手だったなと反省することしきり。NEC杯に向けて本読んで、少しずつ脳みそを調整していこう。