任天堂杯は週末に何とかやりきるとして、ちょっと箸休め。

 

IMP戦、あなたのハンドは

 

AJ53

KT742

Q72

5

 

オークションは右手からオポーネントのフリーランで

 

1S 2C;

3S 4D;

4H 4S//

 

特殊なビッドはなくて、4D以降はS fitのキュービッド。何リードする?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっと、何が問題なのか・・・?と思うでしょう。

OK、そう悩んだ末にC5を選んだそこのあなた、とても平凡ですよ!

 

最近はMichael Rosenbergの"BRIDGE, ZIA...and me"という本を読んでいるのだけど、これがなかなか面白い。M.RはもともとScotlandのチェスプレイヤーだったそうで、13歳の時Scotlandのchampionに勝ってやる気を失い、ブリッジに鞍替えした経歴を持つ。で、ロンドンのクラブでZiaとかSam Levとかと出会い、うまい人らへんみんなでアメリカへ移住しずーっとトップクラスのプレイをし続けている。今大体アラ還くらい。

 

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amazonのスクショ、アフィじゃないのでリンクは貼らない。




で、この人が書いたこの本がちょうど自分向けぐらいの難易度で面白いのだけど、感動した話が最初の問題。「この世界の片隅に」を観たとき並みの感動だった。

 

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今一番アツいアニメ映画。話題の「のん」が奇跡的なアテレコ。





この問題の前段には

 

「Ziaは自分より"flamboyant"なリードをする。最初は切れてたけど、最終的には"flashy"なリードとなることもあるし、と思うようになってきた。自分でいうと例えば・・・」

 

とある。flamboyantはフラ語由来で、燃えるような、とか華麗な、とか派手な、とかいう意味だけど、ここではディスってるので、普段使っている用語に合わせると、(悪い意味で)シビれる、とか目のツブれるような、とかひらめいちゃった感じの、キチガイの、などと訳せる。対してflashyも大体同じ意味だけど、操語の感じから(いい意味で)シビれる、とか輝くような、とか神ってる、とかそんな感じを伝えたいことが分かる。

 

 

 

 

さてそういう文脈のもと、改めてリードを考えてみるが...

 

とにかくCを切ってS3勝と、たぶんHKを勝って4勝すればいいんだけど・・・だからと言って特に何も思い浮かばず、結局C5。

 

そしてM.Rはかく語りき。

 

「ディフェンスを考えると、もしクラブをリードして、ダミーが勝ち、S引かれてアナーにSAを出して勝った後は、Pdのエントリーを見つけに赤いスーツを出すんだけど、左手の4DをPdがダブらなかったあたり、DにエントリーはないからHを出すことになるだろう。HAはキュービッドから右手が持っているから、Pdにエントリーを作るためにはHKを出すことになるのだけど、そこまで展開が進むとHKは当然のようにダックされてしまうだろう。」

 

じゃあ、ということでM.Rが選択したのはHKリード。フルハンドは以下。

 

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ディクレアラーは、T1でHA勝ち、Dでダミーに入ってSx、これはSAに負けて、Cx。もうどう出そうが、HQでPdに入ったら絶対クラブを切らせに来るだろうから、何しても出来ない。そして、いくらメイクするからとはいえ、T1でHKをダック出来なかったディクレアラーを、誰が責めることができるだろう。

 

 

 

 

この話を読んだときにいたく感動して、記事にしたくなったのだ。まだ全体の10%くらいしか読んでないのにこんないい話があるとは、この先も期待が持てるじゃない。

 

また適宜紹介します。