N君との冒険はまだまだ続く。第二弾。
T986
QJT
QJ97
J8
オークションはオポーネントのフリーラン。右手から
1C-1S;2C-4C;4H-6C//
4CはS/T、4Hはキュービッド。
Plan the opening lead.
さてキリングリードを見つけられただろうか。僕はHQ。
実際の展開はHQリード、ダミーみてため息をつくディクレアラー、あれこの人CAKの6枚とHAじゃないの??HQ勝ち、HTコンティニューにお茶目なN君HKを被せてしまい、僕がMsで絞られるというなんとも悲しい展開。
N君「H被せない方が良かったですね、すみません。」
僕は、まぁそうだけど、たぶんコンパウンドスクイズでできてるから大丈夫と答えた。
仮にHKを被せなかったとしよう。HA勝ってCA、CQ、SAKQにHを手から捨ててDAも取ってCを1順キャッシュすると4 card ending。
x
x
Kx
-
x -
J K
QJ T8x
- -
-
x
x
xx
ここでCをサウスから出すとWはDを捨てればMsのシンプルスクイズ、Hを捨てればダブルスクイズにかかる、やっぱりコンパウンドスクイズの状況であった。
スクイズを成立させるにはダミーエントリーのDでコミュニケーションを保っていることとカウントを整えることが必要で、DQリードだけはスクイズを破れるようだ。
ちなみにSはダミーエントリーにならない。多分3順先に勝っておかないと、Eにアイドルカードがで過ぎてスクイズにならないよう見える。
そうそうスクイズといえばこのボード。
僕はW、オークションはEのオープンから4H。D6リード、DバックをQで勝って、H3順勝ち。CをKに向かって出したところCA勝ち、CQ。CK勝って、CQ。CK勝ってここでDAでSを消して4メイクとクレーム。
ダミーからみてて??となって、ハンドレコードが出て発覚。
「DAでC消して、C切って、Sフィネスするもんでしょ」
「いや~スクイズがしたかったんですよ。フィネスとかもういいやと思っちゃって」
そう彼は金華で絞ってメイクする29点の6Sをおとしたせいで、スクイズについては偏執的になっているのである。
「DAでC消してC切ってH走ったら、もしかして」
「…」
Kのショーアップスクイズってあんまり儲からないしSK出て来て嬉しいだけだから普通やらないけどね。スクイズはどこにでも落ちている。
そして失点第一弾。
1D P 1NT P; P X 2C P; P 2H 3C X//
C外してくれて4メイク-670。
自分でおー凄いとおもいながら、パスってダブって2H。シーケンスとハンドを照らし合わせるとオポーネントのmフィットがかなりあって、競ればオポーネントの3mか、いい感じの2Mになると踏んでいたので、バルが悪くても9点でもアクションした。最初にアクション取ってないので、45Mの10点前後のテイクアウトしたみたいなハンドに見えると思う。N君は僕にCのトリックをみたらしい。
45Mが見えたなら、2スーターフィットをディフェンスしたらいかん。
失点第二弾。
P 1C P 1H; ?
本来ならここで?などつかないのだけど、ここでオポーネントは2Dと言ったのだ(!)
これは幻では無いと思う。Sは終始ノービッドだった。いや、そうにちがいないのだ。それは後々書くとして。
P 1C P 1H; 2D(!) P P X//
パートナーにHAは3枚ないので、Cはかならず4枚ある。2Sになってもいいし、まさかの3244や2245がいてくれた時は2DXをやりたい。ほとんど流れることは無いだろうけど、3Cへ直そうと思ってダブル。流れてCxリード。
ダミーをみて唖然。パートナーは4225をパスしたのだろうか。ならSK、HA、DKQ、CQくらいか。でも、流すか普通?
CK、A勝ち。H。A勝ちSx。SA勝って、まさかH切れる展開になる時はリードもプレイも変だろと思って、とりあえずCJ勝つかと出してみるとCQ勝ち。Dx。Kをスプリット、DA勝ち。DコンティニューをQで勝って、なんとかHラフしたいN君はSxリターン。OK、SQ勝って4メイク。
「HAリードしなきゃわかんないでしょこれ、HAxと思うじゃん。」
「だって僕がラフしてもマスターっぽいし…」
そう、N君もDKQが裏にいるからという理由で勝負していたのだ。KQxがいる時は、それはまだわかる。
「だから、(僕から)ダイヤが2枚でて来た時は目を疑いましたよ」
「俺も君がDKQダブルトンじゃなくて衝撃を受けた。」
「っていうかSダブったんじゃ無いの?」
「いやそれは無いっす」
「だよなぁ」
…二人の目が同時におかしくなったのか、それとも一人の人が信じられないほどの天才だったのか。僕たちはどちらの結論も信じられなかった。多分、悪夢に遭ったのだろう。
To be continued.



