2日目。この日も3連勝で2位をキープ。

Rd5 vs France 2 43-13 16.38VP

ちょっとフランス語で話しかけたけどだるそうにしてたから、スコアをかっぱぐだけで許してあげた。嘘、僕の4S謎プレイがなければ43-3でした。でもまぁ悪くないプレイもあったんですよ。

8
AKQ832
7652
T7

JT2
T9
AQ
KQJ952

僕は上のハンドで、オークションは僕の右のパスで始まる。

P 1H P 2C; P 2H X 3C; P 4H//

無い袖はいくら振っても9点しか出て来ないが、オープンしたからには作るのみ。

4H. OL:SK
T1: SK,x,x,x
T2:DJ,Q,K,x

ちょっと悩んで右手、Dをコンティニュー。

T3:Dx,x,x,A

Plan the play.

いきなりクロスラフにしたって良いのだけどちょっとまてよ。オポーネントがT3でヘジったのは、Hを返すか迷って、でもダミーでラフしに行ったDをいつかハンドのHJでオーバーラフできる見込みが有る、って安心したからじゃないか?ディフェンダー目線でSK, DK, CAとHJが勝てるならHを返す必要はない。Hがソリッドな時に備えてダミーエントリーを潰しておけば"完璧"だ。

こうなったら、Cを取るしかない。T4でCKを出したら右手が悩んでCA勝ってSQ。これをラフしてHとCとってジャストメイク。フルハンドは以下。

{4A4A7DFA-0A46-43FF-88B8-AD154D57FBF0:01}



CAが右手にあれば、T4でCAを上がってしまうと、Cを返さない限りメイクする。C4-1の時は最初から落ちているし、C3-2でC返すディフェンスは難しい上に、DとSのクロスラフの目は失っていないし、シグナルからオポーネントのシェイプを確認することができる。CAが左手ダブラー側にあって同じシェイプなら、CAを即勝ってDを返すとHTをHJにオーバーラフされるためダウンだが、その形は元々出来ない。T4のCKは何も失っていないようだ。Wはスペード5枚持ちのため、CA勝った後ディクレアラーがS2枚持ってることは冷静に無いと判断して、ダミエン潰しにCを返すべきだった。そしたらスペードとダイヤのクロスラフをオーバーラフするルートにはや戻りであった。

KQT9
K962
Q6
J95

オークションはパートナーからフリーラン。

1C-1H;2NT-3S;4S-?

ここで11点に綺麗なSを持っている自分としては、Sのスラムトライをするべきと考えた。キュービッドのつもりで5Hを置くと5NTが返ってくる。

1C-1H;2NT-3S;4S-5H;5NT-?

まさかHのコントロールを聞いただけでグランドスラムフォースもなかろう。ビッドの意味がわからなくなって5NTをおいたにちがいない。パス。

パートナーは

AJ76
JT
AKT
AQ63

を持っていて、HQがオンサイドでジャストメイク。ブリッジ8年やってていまだ5NTをプレイしたことの無い僕としては羨ましい限り。

パートナーにはS4m5のコントロールにまみれた18-19を想定すれば6Sも出来そうになるが、それでも五分五分で有る。5Sがかなり安全かというとそうでも無いので、パスぐらいが適切だった。

Rd6 vs China 1 53-33 14.58VP

毎年APBFに出てくる中国代表は、誰かからそうしろと言われているのかと思うほどアンフレンドリーなのだが、彼らはかなり暖かく接してくれた。昨年のAPBFの開催地、武漢から来ているそうだ。このラウンドは面白く、最終的には勝った。
パートナーのビッドから一つご紹介。

#32 2nd seat They VUL、僕のハンドは

QT7
A3
8765
KQJ9

オークションは僕から。こういうのは1Cであけてしまおう。介入は入らず、

1C-1S;1NT-2NT;P//

2NTはCのマイルドサポートのないインビ。12点こっきりなのでパス。
OLはH2、ダミーからは

A853
764
AT32
A5

12点と10が一枚あるけど、3NTはあまり良いゲームではない。非凡なインビテーションである。なお2NTは、Hが良いブレークでかつSは良い方向にKJxがいたので3メイク。合掌。

そして荒れたラウンドの中でも、最もうまく乗り切ったのがコレ。

#36 2nd seat Both VUL, 僕のハンドは

AJ8
AQ2
T9862
43

右手から1C。ちょっと弱めにテイクアウトダブルをかけるとなんか急展開に。

1C X 2D 4H; 5C ?

2Dは何かと聞いてみると、ナチュラルストロングとの答え。そしてスペードはどこに行った?

右手がS4枚持ってたら4Hにダブルか4Sをビッドしそうなので、違う。左手は、自分がD長いのでDは長くても6枚程度、アナーの寄った5枚位かもしれない。微妙な2スーター持ってる時はストロングジャンプシフトしないのが普通なので、やはりSは長くなさそうだ。パートナーはボスメジャーのH>Sなハンドを持っていて、シェイプに任せて4Hをビッドしたのだろう。強ければ、2Dに3Dも4Dも言えたはずだ。例えば、KQxx KJxxxx x xxのような。

パートナーのmはおそらく3枚以下なので、僕の点数は全て生きていて、4Hは出来そうだ。ここでもしパートナーのmにアナーがあったり、あるいはmが一枚短かったりするとあっという間に5もできる。とはいえ、mにアナーが有る時は5CXがボロボロ落ちるだろうし、例えばKQxx KJxxxxだったとしてもメジャー3個はまず取れそう。ボスバルだし、ダブルをおいて様子をみてみよう。パートナーは5Hに直してトレーが返ってくる。

1C X 2D* 4H; 5C X P 5H; P P ?

オポーネント「一個目のダブルって何?」
僕「テイクアウト」
オポーネント「何の?」
僕「えっ?…あそうか!」

ディレクタープリーズ!

1Cはプレシジョンだったんだけど、オポーネントがアラートがサボって普通のテイクアウトダブルのつもりで置いちゃったんだよね。プレシジョンに対してXはボスメジャーと取り決めていたから、パートナーは僕の「ボスメジャーダブル」に全力でつられている可能性が有る。ヤバい!

ディレクターに事情を説明すると、とりあえずやって、とのこと。オポーネントは嬉々としてダブルを手に取る。

1C X 2D* 4H; 5C X P 5H; P P X//

OLはCKリード。CK勝ってDKシフトをハンドでラフ。Hを集めてSフィネス。エスタブリッシュしたスペードでダミーのクラブを消して6メイク。フルハンドは以下。

{2602162A-21A2-45B9-A9CB-B5527CB6FCF1:01}



結局、ハンドの読みはあっていた。
"So, score...stands?" "Of course, yes." ディレクターの、肩をすくめる仕草がおかしい。
そしてアラートしなかったスクリーンメイトのオポーネントがディレクターに説教されていた。
「オポーネントは、君たちのシステムを覚えている必要は無いんだよ。」+1050。
パートナー「僕がボスメジャーなのに、パートナーにボスメジャーとビッドされてびっくりしました。」だよね。

晩御飯をたらふく食べて、海岸沿いをちょっと散歩して眠った。この辺りは本当に良いところだ。

そして連勝の2日間から暗黒の2日間へ突入する…