横浜inv.はさんざんで、疲弊しきったので記事はかかないことにきめる。
もう半月でアジアカップ、まじめにブリッジしようということでSRRにでてみた。
結果はさんざんだったけれど、面白いハンドが目白押しだった。
まずは午前から。
#13 both VUL 2nd seat
僕のハンドは
A
-
AT98xxxx
KQJx
うわーすごいハンド、とおもって手を並べてたら、右手がオープンする。1Hか、3Hくらいかなとおもっていたら「2NT」!!
もっともありえなさそうなビッド・・
オークションは以下のように進んだ。
2NT 4D 4H P
P 4NT P 5C
5H 6C P P
X//
まず4Dを言って、4Hと言われたら4NTと競るとCは4枚、Dは6の代まで競るからには、標準的には7枚あるようなハンドを示したつもり。Pdのハンドは
xxx
Jxxx
Jx
97xx
で、Hで2回パンプされるとコントロール失って山のように落ちるハンドだった。
Pd目線ではふつう僕のHはボイドで、Cが4枚しかないならパンプが危険だからDを選ぶ方がよかっただろう。ただ僕のビッドがよかったかというと、馬鹿正直な気もする。
あるテーブルでは直接に2NTに5Dと言ったらXまでつけてもらってジャストメイクだったそうだ。
4枚も差があるのだから、一生懸命Cなんて紹介しなくてもよかったのではないだろうか。
・まず、2NTにすぐ5Dというと買い切りでジャストメイクするかもしれない。
・オポーネントにはCリード以外5Hまででき、4の代のマイナー介入ならHは表明されてしまう。
・私たちサイドにはDのルーザー次第で2Dから7Dまでできる。5Dができ落ち位が標準。一方Cコントラクトもフィット枚数次第で上が目指せる。
・ふつうDコントラクトの方がよいが、Cがよいこともある。
ex.xxx xxxx x Txxxx
・・・どちらがいいというより結局当たりはずれなので、このハンドを持ってどこまで競ると覚悟を決めたかがビッドを決めるのではなかろうか。たとえば、いきなり5Dをいう人は5Hに対して競る気はない。一方4Dからの4NTルートの人は5Hには6まで競る気でいて、かつ自分たちが正しいコントラクトを選べると信じている。
うーん。さくっと5をいっちゃえばよかったかもね。
#17
ダミー
A4
96
K7542
KQ53
ハンド
KQ82
KQ4
QT93
A9
ビッドはハンドから、1NT-3NT。
T1:HJ,6,2,?
plan the play.
7個あってあと2個増やさなくてはならないが、どこでふえるのだろうか。
まずHは見た目左手がAJT?を持っている。
たとえばH44ならば、Dで二敗しないようにエスタブリッシュへむかえばメイクする。
対して5-3ならば、DAが右手にあった瞬間に終わりだ。Dを開発に向かっても即DAをあがられてHをとられれば-1となる。
とはいえDが取れないとメイクしそうにない。ダックは意味なさそうなのでQで勝ち、まずSAでダミーに入ってD2を引く。
T1:HJ,6,2,Q
T2:S2,x,A,x
T3:D2,8,?
SJT9というボーナスはいなさそうだ。Dは、左手にAで負ける分には即落ちにならないので、Qをひくとそれが勝つ。
T3:D2,8,Q,6
さーてゲスの時間です。①D2-2かつH4-4またはH5の方がDAJx(なさそう)ならばDコンティニューが正解だが、もし②右手がHが短くて、DAJxと黒いスーツ44以上を持っていれば、Hを自分から出すことで、カウントがあってなくても3スータースクイズにかかりそうだ(H5枚目で右手は捨てるものがなくなる)。Hで5敗しないことが前提となるが・・・③あとは左手がH5と黒いスーツで4枚のものがあれば、違う方の黒いスーツをエリミネートして、4枚持ってる黒いスーツで放り込んでやれば、HATxから僕のHKxにむかって打ち込むことになる。
実は②については成立しない。左手がSとC3枚以下、Dを1枚以下とするとHが6枚以上になってしまうので、スーサイドスクイズは成立しない(Hで5敗してしまう)。
僕は③を選んだ。4513か3514か当てないといけないので一見さえてないように見えるのだけど、
D1-3ならH4-4でも落ちちゃうことと、以下のハンドでもメイクすることに気付いたからである。
xx
AJTxx
Jx
xxxx
このハンド、T4では以下のようになっている。
xx
ATxx
J
xxxx
ここでSを3回とると1枚ディスカードを強いられることとなる。Hを捨てればDを負けに行ける。Cを捨てれば僕のC4枚目が取れるようになる。そしてDを捨てるとエグジットカードが絶えるので、C4巡目でスローインすればよい。きれいなノンマテリアルスクイズである。テーブルではあまりないように感じたが、これはDJがDAでも同じ。その時は絞られまくって5メイクである。
ここでSとCどちらが短いか勘よく当てないとならないのだが、ボスメジャーなら1NTにオーバーコールするかもなーと考え、実際には関係ないようだが、それが当たりだった。左手のハンドは
T53
AJT85
6
T983
0or2 higherリードを使っていれば、T2でDAは簡単に上がれそうだねという話題になった。
午後。
#15 They VUL 4th seat
僕のハンドは
-
T
AJT973
A95432
オークションは左手から
P 1D X 3C*
4S P P 5S
P 6D//
3C:D fit GF
となるも、Pdのハンドは
Ax
Axxx
Qxxx
Qxx
で、Dは裏のKx一敗、Cは4-0ブレイクで二敗の2ダウン、5Dもできてないので助かった。
4Sにパスはフォーシングだが、2Aある状況では仕方ないかもしれない。4コンは多いのか少ないのか。
3Cでなく3SでSPLしておけば、Pdが5Dをさくっと選んでくれただろう。
といってもまだ6Dを乗っけちゃうかもしれないけれど。
#16 They VUL 2nd seat
僕のハンドは
75
AKJ5
AQ987
K6
オークションは右手から、
1NT X 2S* X
3C* P P 3S
P ?
2SはCのTRF、3Cはアナーつきで3枚はあるとのこと。さてどうしよう。
まず3SはNFじゃないだろう。2SにXするからには、いくらか点数があってオポを捕まえたいBAL気味なハンド。パスして3Sよりは強いだろうから、S5枚のinvからGF程度だろうか。
3の代をフォースするあたり2SはC6枚持っていそうで、オポーネントがC9枚フィットならふつうPdは2枚クラブ。1ストッパーで3NTができるかどうかは微妙だが、赤いスーツでトリックをかき集めれば9勝くらいにはなりそうな気もする。それにCは左手が右手より3枚程度長いので、Sの配置は都合悪いことが多そうだ。僕は3NTをおいた。
ところがパートナーのハンドは予想だにしない
KJT943
T72
T5
T3
であったため、トリックが稼げず-4、4Sはできているので大量失点となった。
このボードの反省をしたとき、パートナーは3SはS6枚を示すと断固譲らなかった。そして3NTというビッドはSAQをもったSランニングな手で、パス一択だろうというのだ。
会話が20分程度たったところでPdはあることに気が付いた。「え、1NTにダブルをしていたの!?」
はい、してました。PdにはXを見てなかったらしい。たしかに、一人でダブって3Sを言ったら普通S6枚を持つだろうし、僕は4Cでスラムトライをするだろうましてや3NTなんて。
でも点が足りなくない?ではなぜ、4点のハンドで3Sと言ったのだろうか。
「1NTオープナーがCのスーパーアクセプトをしているのにレスポンダーがアクションを取らないということは、あなた(僕のこと)は14-16点くらい持っているってことでしょ、バランシングするのがちょうどいいんじゃない?」
これぞエキスパートビッド。とはいえ、ビッドの意味ってそんなに都合よく変わるだろうか。ふつうXして3の代言ったら強すぎて即3SでOCできなかったハンドを示すだろう、(想定通り)14-16を持つ側は、状況の不自然さに気付くかもしれないが、1NTオープンはそれこそジョークかもしれない。
思うにリードショウイングダブルを4点でしなきゃいいんじゃないだろうか。2SのTRFが流れることはないので、左手が3Cでやめるようならそこで初めてバランシングすればいい。
このハンドはPdのダブルがあってもなくても、一度パスして3Sって言ったならば、僕は4Sを選べたとおもうのだ。
この日は終了後、おいしいイタリアンからのカラオケに行った。スコアはよろしくなかったけれど、とても楽しい一日だった。
もう半月でアジアカップ、まじめにブリッジしようということでSRRにでてみた。
結果はさんざんだったけれど、面白いハンドが目白押しだった。
まずは午前から。
#13 both VUL 2nd seat
僕のハンドは
A
-
AT98xxxx
KQJx
うわーすごいハンド、とおもって手を並べてたら、右手がオープンする。1Hか、3Hくらいかなとおもっていたら「2NT」!!
もっともありえなさそうなビッド・・
オークションは以下のように進んだ。
2NT 4D 4H P
P 4NT P 5C
5H 6C P P
X//
まず4Dを言って、4Hと言われたら4NTと競るとCは4枚、Dは6の代まで競るからには、標準的には7枚あるようなハンドを示したつもり。Pdのハンドは
xxx
Jxxx
Jx
97xx
で、Hで2回パンプされるとコントロール失って山のように落ちるハンドだった。
Pd目線ではふつう僕のHはボイドで、Cが4枚しかないならパンプが危険だからDを選ぶ方がよかっただろう。ただ僕のビッドがよかったかというと、馬鹿正直な気もする。
あるテーブルでは直接に2NTに5Dと言ったらXまでつけてもらってジャストメイクだったそうだ。
4枚も差があるのだから、一生懸命Cなんて紹介しなくてもよかったのではないだろうか。
・まず、2NTにすぐ5Dというと買い切りでジャストメイクするかもしれない。
・オポーネントにはCリード以外5Hまででき、4の代のマイナー介入ならHは表明されてしまう。
・私たちサイドにはDのルーザー次第で2Dから7Dまでできる。5Dができ落ち位が標準。一方Cコントラクトもフィット枚数次第で上が目指せる。
・ふつうDコントラクトの方がよいが、Cがよいこともある。
ex.xxx xxxx x Txxxx
・・・どちらがいいというより結局当たりはずれなので、このハンドを持ってどこまで競ると覚悟を決めたかがビッドを決めるのではなかろうか。たとえば、いきなり5Dをいう人は5Hに対して競る気はない。一方4Dからの4NTルートの人は5Hには6まで競る気でいて、かつ自分たちが正しいコントラクトを選べると信じている。
うーん。さくっと5をいっちゃえばよかったかもね。
#17
ダミー
A4
96
K7542
KQ53
ハンド
KQ82
KQ4
QT93
A9
ビッドはハンドから、1NT-3NT。
T1:HJ,6,2,?
plan the play.
7個あってあと2個増やさなくてはならないが、どこでふえるのだろうか。
まずHは見た目左手がAJT?を持っている。
たとえばH44ならば、Dで二敗しないようにエスタブリッシュへむかえばメイクする。
対して5-3ならば、DAが右手にあった瞬間に終わりだ。Dを開発に向かっても即DAをあがられてHをとられれば-1となる。
とはいえDが取れないとメイクしそうにない。ダックは意味なさそうなのでQで勝ち、まずSAでダミーに入ってD2を引く。
T1:HJ,6,2,Q
T2:S2,x,A,x
T3:D2,8,?
SJT9というボーナスはいなさそうだ。Dは、左手にAで負ける分には即落ちにならないので、Qをひくとそれが勝つ。
T3:D2,8,Q,6
さーてゲスの時間です。①D2-2かつH4-4またはH5の方がDAJx(なさそう)ならばDコンティニューが正解だが、もし②右手がHが短くて、DAJxと黒いスーツ44以上を持っていれば、Hを自分から出すことで、カウントがあってなくても3スータースクイズにかかりそうだ(H5枚目で右手は捨てるものがなくなる)。Hで5敗しないことが前提となるが・・・③あとは左手がH5と黒いスーツで4枚のものがあれば、違う方の黒いスーツをエリミネートして、4枚持ってる黒いスーツで放り込んでやれば、HATxから僕のHKxにむかって打ち込むことになる。
実は②については成立しない。左手がSとC3枚以下、Dを1枚以下とするとHが6枚以上になってしまうので、スーサイドスクイズは成立しない(Hで5敗してしまう)。
僕は③を選んだ。4513か3514か当てないといけないので一見さえてないように見えるのだけど、
D1-3ならH4-4でも落ちちゃうことと、以下のハンドでもメイクすることに気付いたからである。
xx
AJTxx
Jx
xxxx
このハンド、T4では以下のようになっている。
xx
ATxx
J
xxxx
ここでSを3回とると1枚ディスカードを強いられることとなる。Hを捨てればDを負けに行ける。Cを捨てれば僕のC4枚目が取れるようになる。そしてDを捨てるとエグジットカードが絶えるので、C4巡目でスローインすればよい。きれいなノンマテリアルスクイズである。テーブルではあまりないように感じたが、これはDJがDAでも同じ。その時は絞られまくって5メイクである。
ここでSとCどちらが短いか勘よく当てないとならないのだが、ボスメジャーなら1NTにオーバーコールするかもなーと考え、実際には関係ないようだが、それが当たりだった。左手のハンドは
T53
AJT85
6
T983
0or2 higherリードを使っていれば、T2でDAは簡単に上がれそうだねという話題になった。
午後。
#15 They VUL 4th seat
僕のハンドは
-
T
AJT973
A95432
オークションは左手から
P 1D X 3C*
4S P P 5S
P 6D//
3C:D fit GF
となるも、Pdのハンドは
Ax
Axxx
Qxxx
Qxx
で、Dは裏のKx一敗、Cは4-0ブレイクで二敗の2ダウン、5Dもできてないので助かった。
4Sにパスはフォーシングだが、2Aある状況では仕方ないかもしれない。4コンは多いのか少ないのか。
3Cでなく3SでSPLしておけば、Pdが5Dをさくっと選んでくれただろう。
といってもまだ6Dを乗っけちゃうかもしれないけれど。
#16 They VUL 2nd seat
僕のハンドは
75
AKJ5
AQ987
K6
オークションは右手から、
1NT X 2S* X
3C* P P 3S
P ?
2SはCのTRF、3Cはアナーつきで3枚はあるとのこと。さてどうしよう。
まず3SはNFじゃないだろう。2SにXするからには、いくらか点数があってオポを捕まえたいBAL気味なハンド。パスして3Sよりは強いだろうから、S5枚のinvからGF程度だろうか。
3の代をフォースするあたり2SはC6枚持っていそうで、オポーネントがC9枚フィットならふつうPdは2枚クラブ。1ストッパーで3NTができるかどうかは微妙だが、赤いスーツでトリックをかき集めれば9勝くらいにはなりそうな気もする。それにCは左手が右手より3枚程度長いので、Sの配置は都合悪いことが多そうだ。僕は3NTをおいた。
ところがパートナーのハンドは予想だにしない
KJT943
T72
T5
T3
であったため、トリックが稼げず-4、4Sはできているので大量失点となった。
このボードの反省をしたとき、パートナーは3SはS6枚を示すと断固譲らなかった。そして3NTというビッドはSAQをもったSランニングな手で、パス一択だろうというのだ。
会話が20分程度たったところでPdはあることに気が付いた。「え、1NTにダブルをしていたの!?」
はい、してました。PdにはXを見てなかったらしい。たしかに、一人でダブって3Sを言ったら普通S6枚を持つだろうし、僕は4Cでスラムトライをするだろうましてや3NTなんて。
でも点が足りなくない?ではなぜ、4点のハンドで3Sと言ったのだろうか。
「1NTオープナーがCのスーパーアクセプトをしているのにレスポンダーがアクションを取らないということは、あなた(僕のこと)は14-16点くらい持っているってことでしょ、バランシングするのがちょうどいいんじゃない?」
これぞエキスパートビッド。とはいえ、ビッドの意味ってそんなに都合よく変わるだろうか。ふつうXして3の代言ったら強すぎて即3SでOCできなかったハンドを示すだろう、(想定通り)14-16を持つ側は、状況の不自然さに気付くかもしれないが、1NTオープンはそれこそジョークかもしれない。
思うにリードショウイングダブルを4点でしなきゃいいんじゃないだろうか。2SのTRFが流れることはないので、左手が3Cでやめるようならそこで初めてバランシングすればいい。
このハンドはPdのダブルがあってもなくても、一度パスして3Sって言ったならば、僕は4Sを選べたとおもうのだ。
この日は終了後、おいしいイタリアンからのカラオケに行った。スコアはよろしくなかったけれど、とても楽しい一日だった。