いろいろありました。慶應は残念ながら予選突破ならず。

とりあえずボードの紹介。どれを記事に採用するか悩んだのですが、これにしよう。
といってもハンドレコードどっかいっちゃって、ちゃんと覚えてないのよね。

5th Rd vs 阪大

僕の左には瞬間湯沸かし器のI、右には新人のO君。

#7 Both VUL 4th seat 僕のハンドは、忘れたけれどH5枚の15点くらいで、パスが流れてきたので1NTで開けてみる。Iはパストハンドからの1NTにダブル。お約束次第だけど、m1スーターとかなにか介入したいハンドを示す事が多く、2Cでつなぎがちなビッド。オークションはスムーズにパートナーのパスまで流れる。

P P P 1NT
X P

新人君長考。

僕「あー昔見たことある、Iがパスしてパートナーにガチ切れされているところ」
I 「いやーなんのことかなーはははー」

この試合、慶應は予選突破にたくさんVPが必要な場面だったので、新人くんがまちがえて10IMP入ってきたら超ありがたい。なので僕は別に助け舟だす必要もなかったのだが、新人くんにむかって暗に「パスしちゃいけませんよ、ちゃんとなにかつないでね」とアドバイスしてしまう。お人好しである。

新人君、悩んだ末に出てきた答えは・・・パス!

P P P 1NT
X P P P//

瞬間湯沸かし器のI、一年生に向かってガチ切れする。オープニングリードののちダミーを見ると8HCPいい感じにあった。プレイはつつがなく進行し、3メイクはしていて、2-3メイク or 4メイクという状況で4メイクを狙いに行って2メイク、1NTX+1で380とり。わーい。

Iはまだ切れている、というかこのラウンドは終始切れていた。あなた新人の時これパスしたじゃん・・・子供のとき虐待された人が親になってまた虐待をくりかえしてしまう的な悲しみが漂っていた。

ラウンドが終わり、裏とスコアをあわせてみる。全体的には勝っていたのだが、#7は-6が付いている。

「どうしたのこれ」「3NTに行かれてつくられました」「えっ」

このボード、裏は1NTでなく1Hオープンなのに、Mが8枚フィットしているのに、すったもんだの末3NTにいかれて作られて-600をとっていたのである。4Hは-1~-2位なのでいいビッドである。ちょっと点数足りないけど、行かれたものはしょうがない。そして僕のプレイに非難が集まる。

「あー3メイクでお止めになっておけば・・・」「欲をかくから」「下手」

いや、それはすこし違う(僕も悪いんだけど)。1NTXをパスが上手かったのだ。

1NTX3メイクでも580しかなくIMP換算で-1なのでまだ負けている。僕がXXしたところで、ダブラーが逃げ出すため、もちろん1NTXXがスタンドする事はないし、オポーネントの2mXがこちらの1NTXよりよい保証はどこにもない。

スラムボーナスのほうがダブルトアップメイクボーナスより大きい事を利用して、相手が6をメイクするだろうと予想づいた時、5の代をダブってスタンドさせ、スモールスラムのメイク分-5Xアップメイクの差分をかすめ取るstripe-tailed ape doubleというものがある。5SX+1はバルで1050、6Sは1430なので、もし5SXでいいやとオポーネントが思って流してくれた場合、差の380(9IMP)を奪えるという頭いいダブルである。今回のケースはゲームメイクボーナスがダブルとアップメイクボーナスより良いことを逆手に取った、頭いいダブルである。まんまとやられてしまった。

阪大1年のO君は3NTにおいてbeautiful passを見せてくれたのであった。オポーネントサイドのmコントラクトは-2~3程度だったように思われるので、Iは下級生に怒ってないで、むしろ自分の2mコントラクトがダブり殺されなかったことを感謝すべきであったかもしれない・・・・


学生選手権、慶應は全体的に低調だった。いくつか理由があって、ひとつは自分が低調だったこと。ゲームなんでも作ってやるぞ的な選手権マインドで試合に入っていけなかった。極端に悪いジャッジを重ねていたわけではないはずだが、おそらく僕への期待はもっと高かった。

もうひとつは後輩に直前練習の時間をとってあげられなかったこと。早慶合宿がない代わりになにか練習会ひとつくらいやっておけば、も少ししゃっきりした状態から本戦へ望めたのではないだろうか。慶應の練習自体は1月の試験前あたりからずっと休止していたので、僕のようにブリッジモードじゃないメンバーもいただろう。


先日、選考会があって、6月のアジアカップと11月のクロアチア両方に行くことが決まりました。一応ご報告。