3/9はブリッジ早慶戦@五反田BC。
2年ほど前に慶応BCの部費(といっても当時は食費)を捻出するために早稲田に持ちかけてできた試合。今回は5回目だ。慶応か早稲田に関係した方は誰でも参加できるが、開始時点でどちら側へ付くか宣言しなくてはならない。数に劣る慶応サイドのペアが優勝したのは第三回の一回のみで、慶応側が勝ったら次回は「慶早戦」(実際にある呼び方)にしようねと言ったのに、第四回にすっかり忘れていて、未だ「慶早戦」が開催されたことはない。
ほとんどのテーブルはWの1NTオープンにEがinv.をして3NTへ行きダウンしたが、東大のMさんはEのハンドで1NTをパスし2メイクという素晴らしいパスをした。
「4333シェイプがトリックにならないことは承知だがTがありすぎるのではないか」と彼に質問したところ、「8HCPで弱すぎることもなくinvするか否かの当落線上だが、PdはMよりmにスーツがあることが多く、mのJは生きにくい。もし2Kがmにあって2Jが
Mにあったらお誘いしていた。」と答えた。重要な知見かもしれない。ともあれ同じEに座った僕にパスをする勇気はなかった。
Sがオープンしてくれたので、Sリード(5枚目のHをキャッシュするエントリーを飛ばしてしまう)以外はメイクする6Dに到達したが、Eに座っていたMプロは(1D)-P-(1H)-?に1Sを選択したため、KJT8のSをもつWは臆することなくリードできて結果1downとなった。弱いOCにも意味があるというか一寸の虫にも五分の魂というか…とにかく素晴らしいジャッジメントだった。
さてまた同じプロがEに座っている。Nの僕はオープンしても良かったのだが、ちょっと弱いしパスする。するとEが2Sオープン。NSの4Hは失われたかに思えたが、Sが勇気を振り絞って3HOCすることで4Hにたどり着いた。
僕はNに座っていてスラムトライをしなかったのだけど、Pdの3Hに対してスラムトライしないのはなにか暗黙の了解があるのではないかと思われてもおかしくないほど強い。まぁこうしてMプロにまたしてもカモられることはなかったのである。
Nは、もしP-(2S)-P-(3S);?と回ってきたらパスしただろうから、10HCPでもスートが綺麗なUNBALハンドは開けた方が良いのかもしれない。しょうもない12HCPは開けたくないけどこういうハンドは開けてみたい。
僕はN、(P)-P-1S-?に2Dと言ってみたらこれが大当たりで、EはXをいうもSレイズ。それが流れて-1。オポーネントがゲームにたどり着くのを防いだ。
まてよたしかワールドユース@上海のvsオーストラリア戦では5152の9HCPくらいで1C-(3H)-?で3Sを言われて7Sまで到達されたハンドがあった。このハンドも似たような感じで、点数なくても2スーターあれば、Pdのスーツが弱くてもビッドが良いのかもしれない。たしかに今5枚Hを表明しないと永久に示せない可能性はけっこうある。
あ、これ前見たシチュエーションだみたいなことってブリッジには多いよね。ビッドの向上は時の経過と上手い人の話を聞くくらいしかない。
3NT by N。フィールドのすべてのテーブルでダウンしているが、CQリードならできたかもしれない。僕はEでCリード。ディクレアラーはCAで勝ってD9。Jをかぶせてq、k。Sxリターン、9、Kが勝ってHT。
ディクレアラーはD8を出すべきだった。もしカバーされなければ次の巡のDでJが飛び出てQに押しつぶされるため、Dで二勝の形になる。ただここからでもハンドのHKで勝ち、CA、CxとプレイすればWは捨てるものがない。SとDは9個めを差し上げちゃうのでだめで、無害そうなHJを捨てると、ディクレアラーはHリターンをAで勝って、SをJでフィネスしSを出すとWはDを打ち出すしかなくなる。つまりCJが勝つ頃にWは、SxとDxとエグジットカードのHxで3スータースクイズにかかっているのだ。メイクした人はヒーローになれただろう。
このボード僕はNにいて3S by Wのディフェンスをしている。D4のリードをディクレアラーは勝ってDJ。当然Qで勝って、パートナーがDをラフれることがわかっているので損はするまい、とD9。DTカバーはSラフのオーバーラフ。HAKxをS勝ってCQ、k、A。Cを返すとSはSとクラブだけに。ラフディスのCをSは出すとディクレアラーはハンドでラフしてダミーでオーバーラフ。ダミーからSを引いてSKをふぃねるとS6H2D1C0で9勝しメイクした。
実はこのボード、Sは3枚Sを持ってるから、Nが3トリック目にDを返さなければ、ディクレアラーはS6勝のために2度ダミーに入らなくてはならず、それはできないためダウンする。NはSDCを出せないのでHを出すべきだが、Hxを出すとHA、HK、Hxとプレイされた時にHJで勝ってしまい結局DかSを出す羽目になる。これを避けるためにNは第三トリックでHJと出す必要がありそうだ。そんなのわかるか。
結果僕らはアベレージくらいの成績で早慶戦を終えた。優勝ペアは慶応サイドだったため、次回は夢の「慶早戦」になるだろう。
当初はペアの一方が慶応早稲田のどちらかに何らかの形で関係してないと出れない試合だったけれど、今後はもう少し緩めたルール運用で参加者を増やすのを目指したい。試合前にどちらサイドに着くか名乗ってもらえればでれる、そんな試合でもいいじゃないか。試合終了後、卒業生ではない優勝者には、どんな理由でそのサイドについたのか言っていただいてもいいかもしれない。
最後に、無償で場所を提供してくださる五反田ブリッジスタジオ様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
2年ほど前に慶応BCの部費(といっても当時は食費)を捻出するために早稲田に持ちかけてできた試合。今回は5回目だ。慶応か早稲田に関係した方は誰でも参加できるが、開始時点でどちら側へ付くか宣言しなくてはならない。数に劣る慶応サイドのペアが優勝したのは第三回の一回のみで、慶応側が勝ったら次回は「慶早戦」(実際にある呼び方)にしようねと言ったのに、第四回にすっかり忘れていて、未だ「慶早戦」が開催されたことはない。
ほとんどのテーブルはWの1NTオープンにEがinv.をして3NTへ行きダウンしたが、東大のMさんはEのハンドで1NTをパスし2メイクという素晴らしいパスをした。
「4333シェイプがトリックにならないことは承知だがTがありすぎるのではないか」と彼に質問したところ、「8HCPで弱すぎることもなくinvするか否かの当落線上だが、PdはMよりmにスーツがあることが多く、mのJは生きにくい。もし2Kがmにあって2Jが
Mにあったらお誘いしていた。」と答えた。重要な知見かもしれない。ともあれ同じEに座った僕にパスをする勇気はなかった。
Sがオープンしてくれたので、Sリード(5枚目のHをキャッシュするエントリーを飛ばしてしまう)以外はメイクする6Dに到達したが、Eに座っていたMプロは(1D)-P-(1H)-?に1Sを選択したため、KJT8のSをもつWは臆することなくリードできて結果1downとなった。弱いOCにも意味があるというか一寸の虫にも五分の魂というか…とにかく素晴らしいジャッジメントだった。
さてまた同じプロがEに座っている。Nの僕はオープンしても良かったのだが、ちょっと弱いしパスする。するとEが2Sオープン。NSの4Hは失われたかに思えたが、Sが勇気を振り絞って3HOCすることで4Hにたどり着いた。
僕はNに座っていてスラムトライをしなかったのだけど、Pdの3Hに対してスラムトライしないのはなにか暗黙の了解があるのではないかと思われてもおかしくないほど強い。まぁこうしてMプロにまたしてもカモられることはなかったのである。
Nは、もしP-(2S)-P-(3S);?と回ってきたらパスしただろうから、10HCPでもスートが綺麗なUNBALハンドは開けた方が良いのかもしれない。しょうもない12HCPは開けたくないけどこういうハンドは開けてみたい。
僕はN、(P)-P-1S-?に2Dと言ってみたらこれが大当たりで、EはXをいうもSレイズ。それが流れて-1。オポーネントがゲームにたどり着くのを防いだ。
まてよたしかワールドユース@上海のvsオーストラリア戦では5152の9HCPくらいで1C-(3H)-?で3Sを言われて7Sまで到達されたハンドがあった。このハンドも似たような感じで、点数なくても2スーターあれば、Pdのスーツが弱くてもビッドが良いのかもしれない。たしかに今5枚Hを表明しないと永久に示せない可能性はけっこうある。
あ、これ前見たシチュエーションだみたいなことってブリッジには多いよね。ビッドの向上は時の経過と上手い人の話を聞くくらいしかない。
3NT by N。フィールドのすべてのテーブルでダウンしているが、CQリードならできたかもしれない。僕はEでCリード。ディクレアラーはCAで勝ってD9。Jをかぶせてq、k。Sxリターン、9、Kが勝ってHT。
ディクレアラーはD8を出すべきだった。もしカバーされなければ次の巡のDでJが飛び出てQに押しつぶされるため、Dで二勝の形になる。ただここからでもハンドのHKで勝ち、CA、CxとプレイすればWは捨てるものがない。SとDは9個めを差し上げちゃうのでだめで、無害そうなHJを捨てると、ディクレアラーはHリターンをAで勝って、SをJでフィネスしSを出すとWはDを打ち出すしかなくなる。つまりCJが勝つ頃にWは、SxとDxとエグジットカードのHxで3スータースクイズにかかっているのだ。メイクした人はヒーローになれただろう。
このボード僕はNにいて3S by Wのディフェンスをしている。D4のリードをディクレアラーは勝ってDJ。当然Qで勝って、パートナーがDをラフれることがわかっているので損はするまい、とD9。DTカバーはSラフのオーバーラフ。HAKxをS勝ってCQ、k、A。Cを返すとSはSとクラブだけに。ラフディスのCをSは出すとディクレアラーはハンドでラフしてダミーでオーバーラフ。ダミーからSを引いてSKをふぃねるとS6H2D1C0で9勝しメイクした。
実はこのボード、Sは3枚Sを持ってるから、Nが3トリック目にDを返さなければ、ディクレアラーはS6勝のために2度ダミーに入らなくてはならず、それはできないためダウンする。NはSDCを出せないのでHを出すべきだが、Hxを出すとHA、HK、Hxとプレイされた時にHJで勝ってしまい結局DかSを出す羽目になる。これを避けるためにNは第三トリックでHJと出す必要がありそうだ。そんなのわかるか。
結果僕らはアベレージくらいの成績で早慶戦を終えた。優勝ペアは慶応サイドだったため、次回は夢の「慶早戦」になるだろう。
当初はペアの一方が慶応早稲田のどちらかに何らかの形で関係してないと出れない試合だったけれど、今後はもう少し緩めたルール運用で参加者を増やすのを目指したい。試合前にどちらサイドに着くか名乗ってもらえればでれる、そんな試合でもいいじゃないか。試合終了後、卒業生ではない優勝者には、どんな理由でそのサイドについたのか言っていただいてもいいかもしれない。
最後に、無償で場所を提供してくださる五反田ブリッジスタジオ様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。





