サッカー日本代表の親善試合フランス戦をみた。アジア人がサッカーの本場ヨーロッパの一流国に対して、不恰好であれ、勝利できることを証明してくれた。後半43分、13秒のカウンターから香川真司が決めたゴールは、日本サッカー史に残る得点になると思う。次は僕らの番。
木曜日昼のSTF。Match Pointスコアリング、パートナーは後輩で2nd seat。僕は
x
9xx
AKJT9x
KJx
をもっていて右手パス。
当然の1Dオープンにパートナーは1H。右手はX。出番です。
(P)-1D-(P)-1H;
(X)-?
ここで僕は
・マッチポイントはMajorコントラクトやった方がスコア良いこと、
・レスポンシブリダブルで事故りたくなかったこと、
・4-3フィットでも3Hまで競りたくて、かつレスポンシブリダブルから3Hまで競ることでトランプリードを誘発したくなかったこと、
・とてもHがボロいから逆に、Sを僕の手で切ってもディフェンシブプロモーションは起きそうにないこと
などいろんな理由から2Hを選択。左手は2S、パートナーは3Dでゲームトライ。
(P)-1D-(P)-1H;
(X)-2H-(2S)-3D;
(P)-?
パスしようか真剣に考えるも、パートナーがH5枚持つ時は普通に5-3のゲームかもしれないから、それはやめた。僕のハンドは12ptsしかないけどDがマジで輝く5秒前なので、ゲームをやらせようと判断。Dが走る時は3Nがいいので3Sでストッパーアスク。パートナーは4Hを選択してコントラクト。MPスコアリングなんだからやめとけばいいのに、4Hを選択したことから受難は始まる。
(P)-1D-(P)-1H;
(X)-2H-(2S)-3D;
(P)-3S-(P)-4H//
シングルダミーは以下。ここからに右手左手の表記はパートナーを基準とする。
x
9xx
AKJT9x
KJx
JT9x
AKQxx
x
xxx
4H by 下 OL:SK
ディフェンダーはSKとってCTにシフト、plan the play.ディフェンダーはAKx、KQxともにKからリードするようだ。
実戦ではCJをコールすると、Qに抜けてHJリターン。HAで勝ってHを刈り上げ、ハンドのDxからJに向けて出すと抜けて、S3D1C2負けて4H-3。のはずなんだけど、スコアシートには4H-4と書いてあるからよくわからない。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
-4は残念として、このコントラクト、どうプレイすべきか。Cを外してもクイックルーザーは3。クイックウィナーはとりあえずH3-2ブレイクとするとS0H5D2C0。あと増やしどころは①Sラフ②D3+勝③C1-2勝となる。
四谷ブリッジセンターのHPではハンドが公開されていない模様だけれど、実際の左手のハンドは
KQxx
xx
xxx
AT9x
なので、T2をCKで勝って、DAKでCを1枚捨ててCでエグジットすると、HリターンがきてもHAで勝ちSラフ、Cラフで手に戻ってSラフ。Dを手でラフしてハンドのSJを負けジャストメイクする形になっている(①2勝③1勝プラン)。
2トリック目について僕は、ハンドレコードを見ながら後輩に「SラフのタネであるHをオポーネントに狩られたくないから、T2ではテンポとトリックを奪いうるCKを出すべき」と説明したが、このリーズニングの真偽やいかに。
結論からいうと、やっぱりというか、実は真っ赤な嘘だった(ごめんね)。
①は何回までできるかというと、ハンドエントリーの数に依存していて、ここでのCゲスを当てて、DAKでCを捨ててCを出すことで、1度ハンドに戻れ、H自体で1度ハンドに戻れるのがMAXである。仮にCJをコールしてCAが飛び出たら、Hリターンをされても、HAで勝ち、S切ってDAKでCxを捨てCK、Cxを手で切ってDを手でラフ、ハンドでDをラフするとメイクするのだから、結局①2勝③1勝で同じじゃん。愚かな先輩である。
ここまで検討したところでさあどうしよう。スコアリング形式から状況を整理すると、MPではこのボード、おそらく4Hへいく人は少ないので、プラススコアを持って帰らなければならない。つまりメイクとダウンでは天国と地獄っ・・・左手のハンドについて検討してみよう。
左手についての情報は
a最初パスしているので11-pts
b私たちのDとHに対してテイクアウトをかけているので、S4C4と9ptsはありそう
というところ。見えていないアナーはSAKQ、HJ、DQ、CAQ。とりあえずいまここでゲスを当てておきたい。
情報bから赤いスーツは基本的に右手がたくさん持っているので、赤いアナーも右手が持っている可能性が高い。右手が赤いアナーとSアナーを抑えている時にCAまで持っているとすると、左手の点数が弱すぎにならないか?
まてまて根拠が弱い。テーブルで構成するロジックとしては良いが、ポストモーテムなのにCKもCJもそんなにかわらないという結論しかえられないのだろうか。
...少し考えてみる(この間3日)
ついに気づいた、ここで一番重要なのはDQの位置だ。例えば左手がDQx(x)を持っていれば、C2敗してもH集めてDフィネスで山のようにメイクする(②のみでおk)。だからいま考えるべきはDQが右にいる場合だ。そしてここからが重要なideaだと思うのだけど、「CAが左手にいる時は、SがKQxxだろうとAKxxだろうとDQと並存する可能性は低くなっている(=左手は点数が埋まっているので、より右に配置されやすい)。なのでここではCKを引いて、CAに負けた時はDQオンサイドに期待する」のではないか。
この仮説はすべての場合を網羅しない。左手が
AKxx
Jx(xxも可)
xxx
Qxxx
を持つなら、いまCJをプレイしなければならないのだが、CKをプレイして失っているハンドはこのハンドと、左手にSAKQとCQがあるハンドに限られ(ちなみに後者もラフィングフィネスでメイクしうる)、拾えるハンドがたくさんある。
とまぁこんな理由からCKを引くべきだったわけである。さてCKをプレイしたらそれが勝ったとして、上述した①2勝③1勝プランで本当にいいのかが次の焦点だ。
DAKでCxを捨てクラブでイグジットしたらHリターンされ、HAで勝ち、Sラフ、Cラフ、Sラフと進んだ未来を書いてみると
-
-
JT9x
-
と
J
AKQx
-
-
が向かい合っている。この時左手のオリジナルのDが3枚ならメイク、2枚ならQxの時のみメイクする。
もっと良いプレーはないか。ここで上の仮説の前半部が輝いてくる。
いま左手はCAを持っている以上、同じ人がDQも持つのは基本的にSKQ、DQ、CAのパターンだけだ。だからもし、このパターンを犠牲にしてでも左手がD2枚の時にメイクできるプレーがあるなら、確率的にはそれを選択したい。
では、T2でCKを勝ったらDA、DJでいきなりラフィングフィネスをしてCxを捨ててしまうのはどうか(①1勝と②1勝と③1勝)。DJが勝ったらSをHAKをプレイしてSラフ、DKと進む。
このプレイは4トリックめのDJが左へ抜けさえしなければ、ありがちな左の4225型に耐えていると同時に、4234型などDを3枚持っているパターン(実際の配置)でもメイクする。もちろん左のDQxにまけて6メイクのところをたくさんダウンする日もあるだろうけど、ここまでカードを読んだなら、こんなプレイを選んでもいいのではないだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
実はDAからのDJラフィングフィネスはハンドを見たとき直感的にそう後輩へ告げたが、確信がもてないままその発想は放置した。が、改めて考えるにあたり、価値を再発見できた。
またCKを引く理由については翌週の月曜日、昼寝後にぱっと浮かんだものだ。数学的に解析したわけじゃないから、いつも正しいとは言えない(例えば左手がSAKxxHxxDxxxxCAxxでトリッキーにテイクアウトをかけていた場合は、DAKの方が話が早い)けれど、それなりの根拠を見つけ出すことができた。無意識くんが考え続けていてくれたのだろう。しかしまぁ、考えていてくれたのが無意識くんだったので、言語化に時間がかかってしまいました。
ブリッジはなんて面白いゲームなのかと思った次第ですはい。こんなハンドを引けたパートナーが羨ましい。
それにしても今ちゃんの60mドリブルはすごかったな~
木曜日昼のSTF。Match Pointスコアリング、パートナーは後輩で2nd seat。僕は
x
9xx
AKJT9x
KJx
をもっていて右手パス。
当然の1Dオープンにパートナーは1H。右手はX。出番です。
(P)-1D-(P)-1H;
(X)-?
ここで僕は
・マッチポイントはMajorコントラクトやった方がスコア良いこと、
・レスポンシブリダブルで事故りたくなかったこと、
・4-3フィットでも3Hまで競りたくて、かつレスポンシブリダブルから3Hまで競ることでトランプリードを誘発したくなかったこと、
・とてもHがボロいから逆に、Sを僕の手で切ってもディフェンシブプロモーションは起きそうにないこと
などいろんな理由から2Hを選択。左手は2S、パートナーは3Dでゲームトライ。
(P)-1D-(P)-1H;
(X)-2H-(2S)-3D;
(P)-?
パスしようか真剣に考えるも、パートナーがH5枚持つ時は普通に5-3のゲームかもしれないから、それはやめた。僕のハンドは12ptsしかないけどDがマジで輝く5秒前なので、ゲームをやらせようと判断。Dが走る時は3Nがいいので3Sでストッパーアスク。パートナーは4Hを選択してコントラクト。MPスコアリングなんだからやめとけばいいのに、4Hを選択したことから受難は始まる。
(P)-1D-(P)-1H;
(X)-2H-(2S)-3D;
(P)-3S-(P)-4H//
シングルダミーは以下。ここからに右手左手の表記はパートナーを基準とする。
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9xx
AKJT9x
KJx
JT9x
AKQxx
x
xxx
4H by 下 OL:SK
ディフェンダーはSKとってCTにシフト、plan the play.ディフェンダーはAKx、KQxともにKからリードするようだ。
実戦ではCJをコールすると、Qに抜けてHJリターン。HAで勝ってHを刈り上げ、ハンドのDxからJに向けて出すと抜けて、S3D1C2負けて4H-3。のはずなんだけど、スコアシートには4H-4と書いてあるからよくわからない。
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-4は残念として、このコントラクト、どうプレイすべきか。Cを外してもクイックルーザーは3。クイックウィナーはとりあえずH3-2ブレイクとするとS0H5D2C0。あと増やしどころは①Sラフ②D3+勝③C1-2勝となる。
四谷ブリッジセンターのHPではハンドが公開されていない模様だけれど、実際の左手のハンドは
KQxx
xx
xxx
AT9x
なので、T2をCKで勝って、DAKでCを1枚捨ててCでエグジットすると、HリターンがきてもHAで勝ちSラフ、Cラフで手に戻ってSラフ。Dを手でラフしてハンドのSJを負けジャストメイクする形になっている(①2勝③1勝プラン)。
2トリック目について僕は、ハンドレコードを見ながら後輩に「SラフのタネであるHをオポーネントに狩られたくないから、T2ではテンポとトリックを奪いうるCKを出すべき」と説明したが、このリーズニングの真偽やいかに。
結論からいうと、やっぱりというか、実は真っ赤な嘘だった(ごめんね)。
①は何回までできるかというと、ハンドエントリーの数に依存していて、ここでのCゲスを当てて、DAKでCを捨ててCを出すことで、1度ハンドに戻れ、H自体で1度ハンドに戻れるのがMAXである。仮にCJをコールしてCAが飛び出たら、Hリターンをされても、HAで勝ち、S切ってDAKでCxを捨てCK、Cxを手で切ってDを手でラフ、ハンドでDをラフするとメイクするのだから、結局①2勝③1勝で同じじゃん。愚かな先輩である。
ここまで検討したところでさあどうしよう。スコアリング形式から状況を整理すると、MPではこのボード、おそらく4Hへいく人は少ないので、プラススコアを持って帰らなければならない。つまりメイクとダウンでは天国と地獄っ・・・左手のハンドについて検討してみよう。
左手についての情報は
a最初パスしているので11-pts
b私たちのDとHに対してテイクアウトをかけているので、S4C4と9ptsはありそう
というところ。見えていないアナーはSAKQ、HJ、DQ、CAQ。とりあえずいまここでゲスを当てておきたい。
情報bから赤いスーツは基本的に右手がたくさん持っているので、赤いアナーも右手が持っている可能性が高い。右手が赤いアナーとSアナーを抑えている時にCAまで持っているとすると、左手の点数が弱すぎにならないか?
まてまて根拠が弱い。テーブルで構成するロジックとしては良いが、ポストモーテムなのにCKもCJもそんなにかわらないという結論しかえられないのだろうか。
...少し考えてみる(この間3日)
ついに気づいた、ここで一番重要なのはDQの位置だ。例えば左手がDQx(x)を持っていれば、C2敗してもH集めてDフィネスで山のようにメイクする(②のみでおk)。だからいま考えるべきはDQが右にいる場合だ。そしてここからが重要なideaだと思うのだけど、「CAが左手にいる時は、SがKQxxだろうとAKxxだろうとDQと並存する可能性は低くなっている(=左手は点数が埋まっているので、より右に配置されやすい)。なのでここではCKを引いて、CAに負けた時はDQオンサイドに期待する」のではないか。
この仮説はすべての場合を網羅しない。左手が
AKxx
Jx(xxも可)
xxx
Qxxx
を持つなら、いまCJをプレイしなければならないのだが、CKをプレイして失っているハンドはこのハンドと、左手にSAKQとCQがあるハンドに限られ(ちなみに後者もラフィングフィネスでメイクしうる)、拾えるハンドがたくさんある。
とまぁこんな理由からCKを引くべきだったわけである。さてCKをプレイしたらそれが勝ったとして、上述した①2勝③1勝プランで本当にいいのかが次の焦点だ。
DAKでCxを捨てクラブでイグジットしたらHリターンされ、HAで勝ち、Sラフ、Cラフ、Sラフと進んだ未来を書いてみると
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JT9x
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と
J
AKQx
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が向かい合っている。この時左手のオリジナルのDが3枚ならメイク、2枚ならQxの時のみメイクする。
もっと良いプレーはないか。ここで上の仮説の前半部が輝いてくる。
いま左手はCAを持っている以上、同じ人がDQも持つのは基本的にSKQ、DQ、CAのパターンだけだ。だからもし、このパターンを犠牲にしてでも左手がD2枚の時にメイクできるプレーがあるなら、確率的にはそれを選択したい。
では、T2でCKを勝ったらDA、DJでいきなりラフィングフィネスをしてCxを捨ててしまうのはどうか(①1勝と②1勝と③1勝)。DJが勝ったらSをHAKをプレイしてSラフ、DKと進む。
このプレイは4トリックめのDJが左へ抜けさえしなければ、ありがちな左の4225型に耐えていると同時に、4234型などDを3枚持っているパターン(実際の配置)でもメイクする。もちろん左のDQxにまけて6メイクのところをたくさんダウンする日もあるだろうけど、ここまでカードを読んだなら、こんなプレイを選んでもいいのではないだろうか。
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実はDAからのDJラフィングフィネスはハンドを見たとき直感的にそう後輩へ告げたが、確信がもてないままその発想は放置した。が、改めて考えるにあたり、価値を再発見できた。
またCKを引く理由については翌週の月曜日、昼寝後にぱっと浮かんだものだ。数学的に解析したわけじゃないから、いつも正しいとは言えない(例えば左手がSAKxxHxxDxxxxCAxxでトリッキーにテイクアウトをかけていた場合は、DAKの方が話が早い)けれど、それなりの根拠を見つけ出すことができた。無意識くんが考え続けていてくれたのだろう。しかしまぁ、考えていてくれたのが無意識くんだったので、言語化に時間がかかってしまいました。
ブリッジはなんて面白いゲームなのかと思った次第ですはい。こんなハンドを引けたパートナーが羨ましい。
それにしても今ちゃんの60mドリブルはすごかったな~