day1は学会でお休み、終わった時点で2位と僅差の1位。今日のラウンド3つで勝敗が決まるだろう。



Rd.12 vs大野 6.96VP -0.44IMP/bd



あんまり。改善点一つ。



僕はWest、オークションは


P 1S 2S* 3H**;

3S 4S//


*マイケルズ

**4枚スペード、inv.まで


4Sの直後のパスはフォーシングじゃない?と思ったらなんか流れる。


OL:H6

HA勝って、どうする?







見た目全然ダメなんだけど、ディクレアラー目線では結局ダイヤで2つ勝ってダミーのクラブを消しつつ、クラブをハイラフか何かしなくてはならない。D3-3はなさそうで、かつスペード2-2もなさそうだからエントリーが非常に厳しい。HCP的には左手にDAがる感じもする。辛い。


僕のプレイは、HA勝って即DJ。左手にDATがいることを期待してのプレイだ。SouthはDAで勝ちCQ。これはダックしてCJをCA勝ち。右手にDAQTxがいるならS3-1でメイクだ。そう思って手のSAを勝つと左手にショーアウトされる。うわ最悪、右手のDAQTxは成立しないので、左手のDTxとDQxを期待してDK,Dxと出してみるも、今日は都合悪く1ダウン。実際はCAで勝ったらダイヤのトリプルフィネスに向かい、DTにDKで勝ってSAを取りダイヤと進めないといけなかった。


ダイヤは5-1ブレイクじゃダメなので4-2ブレイク、右手にDAでは左手が弱すぎるのでH6C5あると思えば、左手に0=6=2=5をマークして、CA勝ちのあとD9を出してみれば良かった。DTが乗っかったらもうほぼメイクルート、乗っからなければ左手にDTxかQxがいる想定でDKを叩くというオプションが持てたかもしれない。


まぁ世の中4Sはハートかクラブリードを受けて、ダミーで勝ったら直ちにダイヤのトリプルフィネスに向かわなくてはならないので誰も出来てないだろうが、DJ出したところまで非常に良かったので勿体なかった。


と思ってペラペラ話していたら、あるテーブルではD6リード、DA勝ってDxが出て、DJスタンドしメイクだったらしい。そんなのアリ?

ボードのデータムは-2IMP。


ラウンド終わってまだ1位、2位チームも負けてお付き合いしてくれたらしい。次のラウンド。



Rd.13 vs Forrest Gump 2.15VP -0.25IMP/bd



正直言ってもっと沈んでると思ったが、データム上はまし。それはそんな問題ではないかもしれない、私たちも大きく改善するチャンスがあったのだから。


#22


僕の手は


KQ986

6

JT97652

-


オークションはPdの1Hから。


1H P 1S 2C;

3C* 5C ?


*GF、スペードフィットを保証せず


私たちはPDi(Pass-Double inversion)を使っている。ここでのビッドは、


P:PdにXをリクエストし、平凡な手で流す。またはビッドを続けることでS/Tを表明する。

X:こちらでのプレイに前向きで、平凡な手でなければビッドをコンティニューして良い。普通はフィットが決まっている。

5スーツ:Xよりもプレイがしたい。オフェンシブなハンド。


である。

5の代の競り合いでこれは言うやろ言わないやろの範囲がPdと違いすぎたから導入して、それなりに気に入っている。


平凡に5Dを選択するとオークションは続く。


1H P 1S 2C;

3C* 5C 5D** P;

6C P ?


3Cに6Cは全てのAがあって、HKも埋まっているくらいか。とは言えダイヤが全部埋まっているとは考えがたいし、なんとなくフィットはスペード風。6Dは最も抑えられていて、最も手を表現しているだろう。そう思い置いてみると、


1H P 1S 2C;

3C* 5C 5D** P;

6C P 6D P;

7S//


うわすごいなこれ。僕に出来ることはないのでパス。これが流れ、フルハンドは以下。



僕はWest、7Sはラフ含みでダイヤ全勝が必須。

NorthがDKxxを持っているときクラブを切ってハンドに戻りたいかもしれないので、CA勝ってSx→K。


ショーアウトが見えたので表のダイヤは短い可能性が出てきた。DKグルトンもあるかもしれない。手からローダイヤと出すとNorthはそれをラフ。DQを出すとSouthが勘違いしてDKを出してくれたので1ダウン。いやーもっと落ちるところだった。


Pdは、5Dを聞いた時点で7S置くのとほぼ変わらないbiddingの組み立てとなっていて、これはよくない。5DはS+Dに10枚か11枚あり、3Cを前にしてもスラムトライをするほどではない程度と考えると、6Dには6Sが自然だっただろう。とはいえそのコントラクト、今日は出来ないと考えているが。


裏のオークションはやはりEastから


2C P 2D 3C;

3H 5C 5D P;

6C P 6D//


Southは最後にダブルを置いてクラブリードを禁止する権利があったのだが、パスを選び平凡に6Dメイク、大量失点となった。


高田馬場の階段で、裏テーブルのオポーネントの金ちゃんと。


「6Dいいコントラクトですね。」

「ウチはPdがダイヤしか言わなかったから。でもひどいんだよ。5Cに対する5NTはアンビッド2スーターって取り決めがあって、Pdは忘れていたの。だからダイヤをいうしかなかった。朝話して決めたばっかりなんだよ。」


ひどいよそりゃあ、ちゃんと覚えてて欲しかったね。5-4fitより7-2fitが良いこともあるのだ。



残ったVPはわずか2.5、これだけ負けると流石に首位陥落となる。ラウンド終わって1位と6VP差で直接対決。13.5VPあれば捲れるが、2位とも4VP離れているのでちゃんと勝たなくてはいけない。


ディレクターのAさん、「お前来てから負けっぱなしじゃん、来なきゃよかったなははは」


ほんとそれ。ま、8チーム中7チームは悔しい思いするために金と時間を払いに来てるようなものだから、そこはまぁ…

気を取り直して最終戦である。



Rd.14 vs JJ+2 11.20VP +0.25IMP/bd



足りなかった、1位まで4VP。

優勝はこの相手で、2位は元4位が差し込んできて私たちは3位。



"あと2歩"




僕はWest、オークションはSouthからオポーネントのフリーランで、


1S 2C;2S 2NT;3NT//


リードはH4、長考してHA。


H7のノンカモンは配置をバラしすぎるか考えたが、マイナー出して欲しいこともあるかと思い普通にH7と出す。


ダミーのスペードが弱くてNorthはスペード短そうだから、スペードを3つ勝てるかもしれない。そうなるとDAとCKQの1枚がセッティングトリックとなるから、ダミーが勝ってクラブ出されたらCKQはスプリットした方が良さそうだ。そう思っていたらディクレアラーはスペード。PdのQが勝ち長考に入る。


T1:H4,A,7,2

T2:S2,9,J,Q

T3:?


ディクレアラーのシェイプは2=3=4=4か2=3=5=3、アナーはSAJ, HJ, DQ, CAか、SAJ, HQ, CAJのどちらかだ。Pdはハートでダミーエントリー潰しにくるか、そうでなければDxリターン。その時は即DA勝ってクラブロー出すか、一回ダイヤダックするかどうしようか待っていたら、出てきたのはDT。DJをQで勝ち、再考。


T1:H4,A,7,2

T2:S2,9,J,Q

T3:DT,J,A,2

T4:?


シェイプが狂うからDTがダブルトンってことはない。普通に考えたらDQTxから。

なんの理由があってDTを飛び込んだかは分からないが、幸いにも僕はD9を持っている、ディクレアラーが2=3=3=5ならめちゃいいかもしれないし続けてみよう。


T4:D9,3,7,K

T5:S3,5,A7

T6:H9,5,T(!),3

T7:ST,KC5,C2


でメイク。


Pd「すみません、T6でHJ出してれば落ちてました。」


フルハンドは以下。




あーなるほど、SA剥がしてダミーに入る時にセカンドハンドハイのHJを出してると、ダミーエントリーが足りなくなるってわけね。


古典的なセカンドハンドハイによるエントリー潰しだけど実戦で引くことは稀。惜しかったね。

こう思うと僕の初手H7ノンカモンは正解で、ディクレアラーのHQxxははっきり見えたかもしれない。


正当にメイクするためにディクレアラーは初手HT引いてみるか、HAを引いたなら僕のH7を見て手のHQを捨てるかしなくちゃならなかった。 その意味ではH7はイマイチ。裏は4S1ダウン。


「そっちがHQxxxでもHQ出さなくちゃだね。」

「はいそうです。」


Pdはブリッジの本を全く読まない無課金おじさん。ほぼ丸腰で戦ってるので、このボードはいいレッスンになったようだ。


「このボードを落とさせてても優勝にギリ足りなかったんでヨシとしましょう。」


非常に前向きである。追加で相手のバルパーシャルを2ダウンさせていたら勝っていたのでは?とは言わないことにした。


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試合後チームは解散。2部のユースのチームの食事にお邪魔して、そのあとは新宿までPdと歩く。


「この1日、目立ったミスなかったんじゃないですか?」


実は朝日も良かったよ、年明けてから調子が良い。データムもオーバーオールで2位、ようやくシステムエラーが減ってスコアが出るようになってきた。


とはいえ自分の力で勝たせられるとかそういう次元ではない。ずっとこのイマイチな感じは続くのだろうか。日本リーグ優勝がすり抜けていったのは2-3回め、いつになったら勝てるんだろう。

3日目、緒戦はここまでの1位だ。11VP離れているのでなんとかしたいところ…


そう意気込んで出てみたが普通に座っていただけ。Datumも+0.3IMP/bdだったけれど、裏が脅威の+3.0VP/bdをキメて来てくれたおかげで、19.49VPになってしまった。ボードも一通り見返してみたが、私たちは何一つ大したことをしていないようす。なんだこれ。


もう良しとしよう、昨日も今日も座っていただけだ。これで2位に8VP aheadする形となって(元1位はそれでも2位)、次のラウンドは新3位と。


R8. 16.23VP 0.6IMP/bd


一つ、このボード。




オークションはSouthの僕からフリーランで、


1H 1NT;3H//


リードはDT、DQに負けてS9。SJがSAに負けてダイヤコンティニュー。DA勝ち、ダイヤ。


もう何出してもって感じではあるのだけど、一応意味なくはなさそうなHJ。これはWestのクラブ捨て。しからばと思いH8を出すと、左からは9が、右からは悩んでHQが出てくる。そこでダイヤ。ここで良からぬことを考える。


(HJが勝った時は表にHKQがいる。H9をQでオーバーテイクする時の持ち方はきっとHKQ6に違いない)


閃いてしまったからには仕方がない。ダイヤをH5でラフするとHTに負け、クラブ。CQで勝ってダミーからH2,6と出たので「こういうことでしょ?」と言いながらH7、と出すと、HKに負ける。2ダウン。アホかよ。


これオークションで1NTフォーシングに2Cと言ったらNorthは喜んでパスだっただろう。そうすべきだったか。


もし2Dが返ってきたら?それは3Dを言えばいい。Pdは赤いスーツに7枚は持っているだろうから、ハートに付けて来なかったのならD6枚は硬い。3Dはパスされても良し、動く手でハートのアナーダブルトンを持っているなら3Hにつけてくれてもよし、Dマジ長い手で5D言われても、コントロールが多いので多分プレイはあるはず。


少なくとも、パートナーのハートサポートが明らかでない時点での3Hは拙速に過ぎた。


もう一つ。


"二方良し"



僕はSouth、うちのオークションはオポーネントのEastから、


1NT P 3NT 4S;

P P X//


これはHAリードで5メイク。なんてこったい。


そして裏は…?


1NT P 3NT 4S;

P P 5D//


これはSAリードから2ダウン。ってマジ?


Kb「4Sが出来ても良し、5Dが出来ても良し。」


思い出した。2016年の浜松、#24で5D言われたときも似たようなこと言ってたな。要所で良いジャッジ出てる。


この時点で2位(引き続き朝イチの相手)と14VP差。3VPしか取れないようなことがあれば逆転負けもあるが、実際問題は気にならないくらいのスコアだ。


最終前、どういう出方にするかKKTに決めさせることに。結構悩んでいる。赤ちゃんがいれば出てもらって、それはそれで盛り上がる一戦となるが、それはないらしい。相手は今日初戦で完勝した相手。


Pdがクリーニングへワイシャツを取りに行きたいから帰りたさそうにしていて、一応休ませることも出来なくはない。勿論優勝確定しない事はみな理解していたが、決め手がない。


そこにHプロがやってきて去年の話。


「フライトAどうなったか知ってますか?ラス前1位と19VP差ある直対であれこれやった結果、優勝逃したチームがあったんですよ。」


この一言で肝冷えて、普通にペアリング続投することに。簡単に誘導される私たち。


R9. 12.76VP -0.3IMP/bd


流れ的には当然負けることもなくちょい勝ち。

ついにマイナスデータムがついてしまったが、本来ブリッジはそんなもの。



僕はNorth。オークションはEastから、


1H P 2H X;

3H//


PdのリードはH5。ディクレアラーはハンドで勝ってSA,K,スペードラフ。North目線でシグナルから4=5Mは見えるから、やるべきことはマイナーどちらかのQでパートナーに渡り、ハートを続けてもらうことだ。でも、どうやって?


ディクレアラーが4=5=(1=3)だと、次の挙動はおそらく3枚持ってるマイナーの開発だろう。トランプ4=1ブレイクではコントロールの維持が怪しくなるから、シングルトンを出してる暇がない。


ディクレアラーはダミーからダイヤを引いたので、DKで勝ってカウントシグナルを確認し4=5=3=1を確認。

勇気を出してクラブロー。PdのCQが勝ちハート。ダミーで勝って、出てきたダイヤはAで上がってS9。パートナーにはダイヤを捨てさせて、もちろんCKは出さずにダイヤ。ラフさせて1ダウン、美しい。

CQが勝った時点でクラブコンティニューによるパンプでも1ダウンしていることには注意が必要だ。


ディクレアラーが破れかぶれになってクラブを引いてきたら?おそらく僕はCK、PdはCT。ダイヤローへシフトしないことができただろうか?


終了後は四谷の中華、赤ちゃんも祝杯挙げに駆けつけてくれた。おめでとう、おめでとう。

あと何回お祝いしてあげられるだろう。



記念写真を赤ちゃんのスマホで。

裏側にはお孫ちゃんの写真が入っている。


「孫がね、おばあちゃんとブリッジしてみたいけど時間が取れないって言っているのよ」

「お孫さんとのブリッジなんて、夢のようですね。」

「そうなのよ!」


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"片割れ"


親とは不思議なもので、子には自分より遥か遠くへ羽ばたいて欲しいと思うと同時に、いつまでも手元にあって欲しいと請い願うようなところがある。


今日は日本リーグday2。

朝いつものように高速バスに乗る身支度をしていると、娘①がパパおしごと?と。

東京にお出かけしてブリッジするんだよと答えると、私も行きたいと言う。


もうちょっと大きくなったらルール教えてあげるから、そしたら一緒にいこうねなどと切り上げてバスターミナルまでの道を急いだ。


若くしてブリッジを知り、なんかの間違いで素質があったりすると親の望むような(例えば芦田愛菜ちゃんのような)良い子にはならないだろうことは容易に想像がつく。経験からもよく知っている。それに3Hリビッドしなきゃ良かったみたいな嫌な悩みを味わって欲しくない。


一方で、自分の片割れとブリッジしたらどんなに楽しいだろうとも思う。そこはフィネスじゃなくてダブルスクイズでしょなどと初めて言われた日には、嬉しくて涙を流してしまうかもしれない。


普通の人は打ち込んでることが仕事だから、(医者になってくれたら嬉しい、いや嬉しくない)みたいなことで悩むのだろう。ニコニコわくわくしながらもう少し見守ることにしよう。

2026年あけましてブリッジ。

3日間のナショナルゲーム、日本リーグの前にパートナーと調整したくてなんとか場を作ることにした。


そもそもパートナーと僕は3日出場がキツくて、出られて2日。赤ちゃんをツモったあとKKT先生にチーミングの労を取っていただき、Yg,Kbを引き込んでなんとかチーム組成にこぎつけた。


参戦前に一悶着。どのフライトへ出るかである。赤ちゃんとPdは腕試しになるAがいい、KKT先生とその他は勝てそうなBがいいという。


僕はA寄りで、赤ちゃんがAというならAかなぁ、でも結局苦労するのはKKTだからそれも尊重したいなと考えていた。


LINEグループ上では主張が平行線で決め手がない。解散するのが僕にとって1番メリットないので、面白いかと思って出場ラウンド平等多数決を提案した。出るのが多い人の意見が優先されてもいいだろうと思ったが、聞いてみると出場予定は



R1-3 赤ちゃんーKKT、YgーKb

R4-6 赤ちゃんーKKT、meーPd

R7 meーPd、YgーKbーKKT

R8 meーPd、YgーKbーKKT

R9 meーPd、YgーKbーKKTー赤ちゃん

(3つ以上は誰が出るか不明)



との事。

持ち票の集計に気が狂いそうになったが投票はそれぞれ


A

赤ちゃん 6.5票

Pd 6票

計12.5票


B

KKT 7+5/6票

Yg 4+5/6票

Kb 4+5/6票

計17.5票


で落ち着き、結局自分の6票が左右する事に。


自分の票を5.75-0.255.5-0.5で配賦するとPUSHになる。そんなにAで出たいわけでもないし、Bでもいいんだけど、あっちを立てればこっちが立たずの状況では意見表明も損でしかない。進退極まって


「赤ちゃんとKKT先生で、朝日に誕生日が近い方が決めれば良いんじゃないですか」


と言ったら赤ちゃんが折れたので、フライトBになった。話によると赤ちゃんのバースデーは9/1だという事なので、そんな理由もあったかもしれない。


赤ちゃん「私はどちらでも良いです。Bならこのチームで優勝しなくちゃ恥ずかしいですよ😊」


圧かけてくるなぁ。


さてそんな勝利が義務付けられた今年の朝日新聞社杯であったが、1日目はイマイチなスコアだったようだ。


試合形式は最終ラウンドのみ再戦ありの20VPスケールIMPマッチ。点数表は


R1 4.72VP

R2 14.01VP

R3 10.00VP

計28.73VP 19チーム中12位


内容は知らないけど1位は46.80VPで遠く彼方。

どこまで詰められるだろうかと思ったが、スコアが天からじゃんじゃん降ってきて、2位まで進むことができた。


R4 17.68VP +2.1IMP/bd

R5 12.07VP +1.3IMP/bd

R6 19.57VP +2.3IMP/bd


この時点で1位のチームは11.31VP先。直接対決を残しているのでいい位置につけていると言っていい。


このスコアなので悪いボードもほぼ見当たらないのだけど、私たちから一つだけ。



Q83

J8

KJ985

T83


オークションは右手からフリーランで


1NT 2C;2S 3NT


リードはD8。


T1は次の通り。


T1:D8,Q,7,4

T2:C2,6,J,8

T3:SA,8,2,9

T4:SK,3,4,6

T5:ST,Q,7,5

T6:?



Plan your defense.









Pd「これHJ出してたら落ちてたんですね。出せたかな」


このWestを持っていたのはパートナー。フルハンドは以下の通り。




KKT「ディスカードの機会は…無かったか」

me「一応スペードは9,6,5の順で出したけどね。」


シグナルの機会に乏しいが、スペード3枚を捨てるときの捨て方はいろいろあるはずだ。UDCAなので最初に出すのは9か6で基本の3パターンは


9→5→6

9→6→5

6→5→9


許容され得るのが

6→9→5


最後の捨て方はPdが誤解するリスクを取ってでもダブルトンを装いたかった時に取っておくとして、9→6→5がハート、9→5→6がダイヤかスペード3枚を伝えたかった、6→5→9は色なしということなのだろう。


そういや昔Kit WoolseyのCCに、2,3,4はlow、5,6,7はmiddle、8,9はhighって定義が書いてあるのを見た気がする。こう決めておくと初手9捨てが色なしを含むアクションで、9→5→6がザ・色なし、9→6→5がハート、6→5→9がダイヤを示唆するのかもしれない。


KKT「いやこれは、シグナルと関係なく出すべきかもしれない」

Pd「ディクレアラーにはSA,K,DA,CK,Jまで見えるので、出せたかもしれません。」

KKT「今出すべきかというと、ディクレアラーのトリックがS3,D2,C4っぽいから、そうだね。EastにHAQTが必要だから、まぁ出してみてトラック増えちゃったね、なんてオチが1番ありがちだけど。」


West目線では、一部ディクレアラーのシェイプが確定しないが、よしんばディクレアラーがクラブ3枚だとしてもオフェンスにクラブ4つ勝たれてしまうから、確かにHJを出してみる価値はあるだろう。


ディクレアラープレイは一回CJフィネスしてSA,Kを取ってスペードを負けにいくアボイダンスプレイで問題ないのだけど、クラブ4勝前提ならちょっと修正して、CJが勝ったらいきなりSTを手から出す方が良いかもしれない。裏のSQx(8%程度)を捨ててでも隠したい情報がある。


さらに情報を隠すためにDQが勝ったら即SJフィネスもあるかもしれない。これはもしスペードフィネスが効くと雰囲気が変わってくる。ここでCx→9と出しても良いが、SAKと取ってQが落ちてくるようならクラブ3トリックで良くなるから、期待値最大化プレイのCK、Cx→9が選択できる。左手にCQTxxがいる時は結局HAオンサイド勝負になるが、確率的にはそれも悪くない。


実際のプレイとの優劣は甲乙付け難い。

即クラブフィネスのメリットは、CQTxxが左にいた時に、ハートシフトされにくい事だろう。CQに抜けてダイヤが返ってくれば、スペード4勝するために必要なダミーエントリーを残すようにプレイするはずであるから、クラブが自然と当たる。右にSQx(x),Cxがいる時のメイク確率は断然上で、僕はテーブルではDQの次にクラブを引きそうである。フライトAでもBでも半分以上ダウンしているが、Pdが追い込まれたような展開になったところはその半分もないだろう。


それとディフェンスの話、今回ダミーにH9があるから意味ないけれど、あるスートが


Kxx

Txx


が向かい合っている時、左から出るHQやJは常に厳しいゲスを迫る。もしQJxxから出てるなら一回ダックしないと打ち抜かれるけど、逆手にとってAQxxやQxxから出ているとしたら、1,2回ダックすることで抜かれるはずのないスートで抜かれることになる。これは引き出しに入れておいていつかやってみよう。


こんなとこにしよう。

勝負のday3が始まる、どうなるか楽しみだ。