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みなみけ 3姉妹(非日常)

この物語は御波家3姉妹の非凡な非日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。 σ(シグマ)世界線の物語だよっ♪ (第9話 参照)

(→こちら の続き)


『悠奈』 ・・・っ

何この強大な2つ魔力・・・

悠奈達がライン川に辿り着いた時、鳴龍並みの魔力が

(リゼ) 思ってた以上の効果になったみたいね、これで私の目的も・・・

『あきら』 でここからどうするの ??

『リゼ』 無ければ造ればいいのよ!!、つまり橋を!!、悠奈、お願い

『悠奈』 また、私っ!?、もぉ~、しょうがないわね

魔剣グレイシャーを現出 !!

悠奈は一本の道を作るように川の水の浅い部分を人間が乗れる過重まで凍らしてゆく・・・

『リゼ』 じゃぁ後は摩擦ね・・・、ミステスお願い

『ミステス』 うん・・・分かった・・・

魔力で海水を作ったミステスはそれを凍りの橋の上へ流し込む・・・

『ミステス』 これで大丈夫だと思う・・・

(リゼ) じゃぁ悪い魔女が来ないうちに渡りましょうか??

悠奈達は凍りの上を走る
橋の中側まで来た時、それは起こった・・・

来た橋が大きな水に喰われて行く、それは勢い付き悠奈達を襲う・・・

『リゼ』 全力で走って !!

只でさえ足場の悪い凍りの上だ鳴神など使える筈がなく、悠奈たちは転ばないように全力で駆け抜ける・・・

悠奈達が橋を渡り切ったとき、ミステスはまだ橋の上に立っていた!!

『先に・・・行って』

そう目が語っていたような気がした・・・


γルート


ミステスから離れた悠奈達は白い悪魔に再び命を吹き込んでいた・・・

追いくるは茨・・・
滴るつるが白い悪魔を目掛けて突き刺さる・・・

が、集中を伴うあきらちゃんの前では止まっても同然、氷弾により茨を撃ち抜く・・・

凍らせたる植物はそれ以上の動作はない・・・

左手に炎、
バーストバレッド

右手に氷
フリーズバレット

爆発と凍結を扱うあきらちゃんの前に止まらない敵などいない・・・

次第に気温が上がって行く・・・、植物はその活性を徐々に弱め、悠奈達ですら辛い・・・

すると、3本の別れ道に差し掛かる・・・

(リゼ) ここでお別れね、頑張りなさい !! 自分の運命は自分の手で掴みなさい !! 私が貴方の最大の的を始末してあげるから

左に行きなさい !!

『悠奈』 リゼありがとう、出口で待ってるよ!!

『リゼ』 最期まで困らせないで、あとコレ

渡さたのは、
シルバーブレット

これ1つしかないから良く考えてね、誰も倒せば、この迷宮から抜けだるのか・・・

そう言った、彼女は迷う事なく灼熱を伴う真ん中の道へ突き進んだ・・・


δルート


『悠奈』 誰を倒せば終わるのかか・・・、私が聞きたいよ!!

『あきら』 まぁまぁ、お姉ちゃん、なるようになるよ、で後どれくらい行けそう ??

『悠奈』 ラストまで私は突き進む、あきらちゃんも私に着いて来てね・・・、援護よろしく

・・・そこからは地獄だった・・・、守るべきモノのいない白い悪魔は銃弾の雨嵐にさらされる・・・

敵は白い悪魔を狙い撃ちにしだしのだ!!

外壁へライフルが叩き込まれる・・・、幾ら魔力障壁があろうとこれでは長く持たない・・・

『悠奈』 あきらちゃん、後ろは ??

あきらちゃんとて頑張っている、2丁拳銃を用いて、人形、鏡を叩き壊しているのだ、だがいかんせん量が多過ぎる・・・

ゴール手前の配置なのかその量はもはや以上である・・・

しかも間の悪い事に奴が来た!!

赤い悪魔である!!

お、お姉ちゃん !?

あきらちゃんの焦った声が聞こえる・・・

どうしたの ??

赤ずきんが来た・・・

なっ、悠奈は一瞬逡巡したが、サタンちゃんでもどうにもならなかった相手だ、私達でどうにかなる相手ではない !!

『あきら』 お姉ちゃん、若しかしてこのシルバーブレット・・・

悠奈は迷った・・・、確かに吸血鬼には『銀』が弱点だ!! だけどアレが吸血鬼だという保障は何処にもない、しかも彼女?を倒す事が『終わらせる』ことに繋がるのだろうか??

う~、とにかく

『悠奈』私を信じて、あきらちゃんは今は逃げるが勝ちよ !!

『あきら』 そうだね、私も逃げるのに総てを懸ける

悠奈は後方の赤い狂姫に恐怖を感じだが、覚悟を決め、更に魔力を押し込んだ、幸い魔力は底から溢れてくる感じだ・・・、後少しは持つだろう・・・

あきらちゃんは思った・・・
手が足りないなら増やせば言いと !!

魔剣最終兵器を現出 !!

私の知覚した脳内イメージを魔力にして伝達・・・それをオートで撃ち出す射出口を9器ブリアー

それを側面に3器ずつ、背に3器展開・・・

あきらちゃんから魔力を介して伝達された場所へと次々と線光が放たれる・・・

あきらちゃんの当てるイメージをトレスしたそれは銃弾を打ち出すより早くしかも効率的に目標を駆逐する・・・

あきらちゃんが9個を操作するのではなく、あくまでオートである!!

悠奈はなおも突っ走る・・・、例えあきらちゃんが砲台を全部潰したとしても安全ではないのだ !! 後ろには赤い悪魔が唸りをあげて突き進んでくる・・・、銃撃の雨をもろともせずに・・・
バックミラーごしに見える距離は縮まっている・・・、何か手はないのか??

あきらちゃんは試してみる事にする!!、周りはあらかた片付けた後は赤い悪魔を残すだけである・・・

9器の砲身をケモノに向け、一挙に撃ち出す!!

ナインバスター

響く音が街を逆走する・・・9の束ねられ螺旋を描く光がケモノを捉えるが・・・

ゴギャ

束ねられた光からそんな擬音が聞こえた様な感じがした・・・

ケモノは光の束ねを腕力で弾き飛ばしたのだ・・・

『あきら』 どんな無理ゲーだよ !! はぁ~

バックミラーごしに確認した悠奈は・・・

あきらちゃんが溜息を尽くのも分かる・・・、アレはない !!、固有結果がある以上奴は物理に対して異常なまでの堅牢さがあるのね・・・、攻撃と防御を兼ね備えてるあいつに今の私達に勝ち目はない !!

も~どうすればいいのよ

ぐぉおおお~~~

咆哮が跳ね上がる・・・
ふと悠奈はリーゼロッテの言葉を思い出す・・・

『私を信じなさい !!、御波悠奈』

実は彼女は解決作を用意しているのではないか、そう思い彼女の座っていた椅子を見ると・・・

何コレっ !?

それは地図と丸印が書かれてたポイントだった・・・、今はここだから・・・、えっ~~!?

どうしたのお姉ちゃん??

あきらちゃん、ブースターとか出来る ??

魔力があれば可能だよ !!
この地図あげるから計算してくれない ??

悠奈、後ろのあきらちゃんへ地図を渡す

『あきら』 これは無茶しやがってだね・・・

うん、計算は任しといて、こっちには最終兵器があるんだから・・・

お姉ちゃんは運転だけを気をつけてね、特に書かれてるスイッチはホントに覚悟を決めた時に押してね・・・、死ぬかも知れないんだから!!

悠奈は心の中で覚悟を決める・・・、どうせケモノにやられるなら数%の賭けに賭けた方がマシよ!!

悠奈突如道を切り替える『KEEP OUT』と書かれてた標識を無視し、白い悪魔を走らせる・・・、止まる事はもはや敵わない・・・後ろには狂姫がいるのだから・・・

あきらちゃんは最終兵器に計算させる・・・、多量の方程式を、導き出す答えを得る為に・・・、そして・・・、定理が確立した!!
ブリアー
白い悪魔の側面下に2器の大型カタパルトを造る
魔力を喰らわせ、自身を荷台に固定し、準備を完了する

あきらちゃん、用意はいい

うん♪

『あきら』やっちゃえ、お姉ちゃん

悠奈は赤いスイッチを叩き付けた、それはエンジンを2酸化珪素、白い悪魔猛然と加速する・・・
更にあきらちゃんによる大型ブースターが計算式からオートで火花を散らす・・・

ぶっ飛びそうになる車体を障壁が無理矢理抑え込み、速度だけが跳ね上がる・・・

行き着く先は闇 !!
飛び越えるは空 !!

白い悪魔は陸から空へと戦場を移し、そして魔力ブースターにより空を飛翔する !!

荷台の側面が羽が生えた様に固定され、風を掴む・・・

・・・が、所詮は車なので墜ちるだけである !!

堕ち着く先は西ドレンシア手前・・・
(左から真っ直ぐ飛んだ感じである・・・)

『悠奈&あきら』
堕ちるぅ~~~

2人の絶叫が辺りへとこだまする

地面へ差し掛かった時、
『鏡の中の真実』
→『レープクーヘンス』 (『無知なるは罪』)
マシュマロの様な柔らかいお菓子が悠奈達の衝撃を優しく包み込む・・・
だが、実際に衝撃はそれ程多くは無く、心地良い反動が帰って来ただけである !!

『リゼ』 お疲れ様

『悠奈』 リーゼロッテ ??、何で??

『リゼ』 いい女に謎が多いのよ、さぁ急ぎましょう !!、鬼が来る前に・・・

謎も多いが信用できるリーゼロッテ、彼女に従いゴールを目指す !!

白い悪魔の調子は悪い!!、無理してエンジンに不可を賭けたせいだ・・・
後もう少し頑張ってね♪
悠奈達がゴールへ向けてひた走る中、復讐の神狼が再び強襲する!!

『リゼ』 彼女も元気ね

リーゼロッテは飽きれた様に溜息をつき・・・、さぁ貴方の手で総てにケリを付けなさい !!、あきら

神狼は神速で迫る・・・


レベルツウ゛ァイ

『月の神影』

夜の帳が降りてくる・・・

夜の月の中で当たる筈がないのだ !!
暗闇に対する私へ当たる確立は無い

そう思う事こそ彼女の慢心

暗闇など関係ない !!
イメージの力は時に現実をも超過する・・・
覚醒された才能はこと200m圏内に置いて総ての的へ必中させる
『絶対射撃』
あきらちゃん後に開眼する固有結界の力の一端である

狙うは『心臓』

あきらちゃんは当たる事を確信したように引き金を弾いた・・・

シルバーサンダーレイ 【銀雷線】

その弾丸は真っ直ぐに吸い込まれる様に神狼の心臓を射ぬいた・・・
超回復の神狼であろうと心臓に銀の弾丸を打ち込まれれば、絶滅は免れない !!

1つの固有結界が消滅した・・・、残る固有結果は11

月が消え、希望の太陽が昇らない・・・ !!

『悠奈』 どういう事 !?、神狼が消えたら、固有結界が消えるんじゃないの !!

『リゼ』 元々彼女1人じゃなかったのよ、アレを張ったのは・・・、迂闊だったわ・・・、とにかくこの街を抜けましょう・・・

悠奈は白い悪魔を走らせる・・・

西ドレンシア国境で待ち受けるは フローラ・ブルーメ



彼女達は魔力も尽き欠け満身創痍の身だ・・・

それでも ''君'' は戦いを望むのか??

望む

  望まない