今や十代はネットネイティブで

SNSの犠牲者は… 


リアルよりSNS 


引きこもりの実態 

縦横無尽にネットをツールとして楽しんでます
便利なツールには良い面だけではありません
もろ刃の剣として怖い面もあります
警察庁によると
SNSなどで児童ポルノや児童買春といった
被害に遭った子どもは2017年に1813人に
のぼり、約10年で2倍以上になったようです
一方、警察に行方不明届が出された10代の
人数は1万6412人(2017年)で
理由は「家族関係」が6205人で最多でした
実際にツイッターの「#家出」「#神待ち」
などで見知らぬ男性と出会い
事件に巻き込まれる例もあります
SNS上の人は親身に話を聞いてくれる
と考えているようです
家出する子どもたちは
家にいる方がリスクが高いとも感じています
そして、ネットがあったから救われた
という人も少なからずいます
リアルとSMSの違いをこう説明します
「義務的に話を合わせる必要がなく
気をつかわなくていい
毒舌や塩(そっけない対応)でも意外に
優しい面があるなど、学校では知り合えない
色々な子と出会えた」と
また「ツイッターは自分の本音を言える
唯一の場所だ」とも言う人もいます
「死にたい」とメッセージを送ったら
「私はあなたが好きよ」と返事が来て
「独りじゃない」と救われたと言います
内閣府の2016年度の調査では
半年以上引きこもり状態の15~39歳が
約54万人いると推計されています
引きこもり状態の59%が自宅でインターネット
をして過ごし、29%はパソコンや携帯がないと
落ち着かないと答えています
相談相手は親が一番多く(47%)
ネット上の知人も8%いました
ある専門家によりますと
以前は外に出ないと人間関係を築けず
人との交流を求める場合には仕方なく
引きこもりをやめざるを得なかったと言います
今はネット上で人付き合いをしている
気になれるので、面倒な思いをしてまで
外に出て友だちを作らなくていいとなります
そうすると、引きこもったままの人が
一層増えるのではないかと懸念されています
また、死にたいほど追いつめられた子どもが
ネットの世界に救いを見いだせるなら
緊急避難的にはそれでも仕方がないと言います
だから、無闇にスマホを取り上げると
自暴自棄になる恐れがあるので要注意です
一方、いったん対面の人間関係から遠ざかると
人と話したり集団生活に戻ったりするのが
さらに不安になり、引きこもり生活を
やめるのが難しくなります
少しずつリアルな世界に戻れるように
周りの大人の支援が必要になります
根気よく取り組んでいくことが重要です
座間事件以降、NPO法人などがSNSの相談窓口
を設けて新しい相談体制を整備しています
SNSによる新たな相談窓口を官民あげて
増やしていく必要があります
ネットネイティブには、ネットネイティブに
ふさわしい相談体制の強化が必要になります

