世はデジタル社会です

乳幼児にスマホを持たせることの

賛否両論があります

賛否両論の主張にそれぞれ

長所もあれば短所もあります

そのあたりを考えてみます



ニコニコ照れ  賛成派の意見  ウインク口笛



これからは情報通信技術(ICT)の時代

国際社会の共通認識という訳です

日本でも2019年度から

デジタル教科書を使って学ぶ環境が

整備され、20年度からは

小学校でプログラミング教育が

必須となります

スマホはタブレットと並んで

ICTを使って子どもの可能性を

引き出すのに便利なんだツールです

親子で一緒に言葉を楽しんだり

興味を持ったモノを調べたり

歌ってみたり、踊ってみたり…

ゼロ歳になる子どもにiPad を与えて

世界中の言葉で「こんにちは」を

覚えましたという専門家もいます

ベネッセ教育総合研究所が

2017年に行った調査によると

母親の9割以上がスマホを使い

うち乳幼児の2割がスマホに

毎日接していると言います

そうなると禁止するということは

現実的な考えではなく

むしろ有効利用するという考えです

それには

① 親子のコミュニケーションのツール

にする

② 自分で創造したり表現できたりする

良質のアプリを使う

③ 使い方や時間などのルールを決める

④ 遊びや学びのバランスを考える

などのことを提唱する専門家がいます

スマホは良い使い方をすれば

粘土やお絵かき、ボール遊びと同様に

情操教育としての意味もあると

スマホを「子守に」使うことの

批判はありますが、もっと寛容さも

求められるのかも知れません

ICTを使いこなし、新しい仕事を

つくり出す世代には

新しい価値観が必要だと言えます



爆笑チュー  反対派の意見  プンプンびっくり



一方で反対派の意見も根強くあります

小中学生の視力は年々、悪化傾向にあり

昨年の調査では過去最悪だったという

数字があります

寝る時間が遅くなり、睡眠時間も

短くなるというデータもあります

日本小児科医会の内海裕美理事は

幼児どころか中学生までスマホは

不要というのが持論です

日本小児科医会は2013年から

「スマホに子守をさせないで」という

キャンペーンを繰り広げ

育児の現場で安易にスマホを

使うことの危険性を訴え続けています

テレビやゲームも子どもの心身の

成長に悪影響を及ぼしますが

スマホは次元が違うと強調します

ゲーム機で遊ぶのは3歳頃からですが

スマホは2歳頃から動画を見ます

親が知らないうちにスマホで

勝手に遊んでいるという例は多いです

いつでもどこでも使えるので

接する時間は長くなり

与えられる情報量も膨大になります

乳幼児期に限ったスマホの影響に

関する臨床データはまだありません

10年後に「悪い」という結果が出たと

するともう間に合わないので注意し

警戒する必要があるという訳です

親がスマホを与えるのは

むずかる赤ちゃんをあやしたり

家事で忙しかったりすることが多いです

動画を見ていると喜ぶので

そのままにしてしまいがちです

赤ちゃんは一人でブルーライトを

浴びながら見続けます

その結果、あやしてもらうよりも

スマホをくれと泣きわめく

「スマホ中毒」の赤ちゃんが

出てくるなどの影響があります

乳幼児期は子どもの心の土台を

つくる時期で、親子で時間をかけて

接触を重ねることが重要です

子どもは3~4歳までに

1千から2千語の言葉を覚えます

その過程では、五感を使った

直接体験が必要になります

触ったり、なめたり、匂いを嗅いだり

親から聞いたり…

スマホは便利で一つの機器で

沢山のことができる反面

この直接体験が貧弱になります

言葉に遅れがある乳幼児の親に

「スマホを使うのをやめてみたら」

と助言すると、活発にしゃべる

ようになった事例はあちこちの

小児科で聞くことも報告されています

スマホを使うことの長所や短所が

あるようです

どうするかは親次第です

今一度考え直してみたいものです

子どもは日々成長しています

親の方針は早く決めた方が

良いと思います

一人で悩まず、夫婦でママ友で

よく話し合いたいものです