童話の話 | 建材屋のこんなんあったでー

童話の話

一日一膳http://blog.with2.net/link.php?132138




ウチの息子さんはそんじょそこらの子供と同様「アンパンマン」に惚れております。


何であんな丸顔が好きなのか、


僕なら「矢田亜希子」のほうがいいと思いますが。


その彼が、最近は車のチャイルドシートに乗せると


自分をチャイルドと認めたくないのか


姑並みの嫌がらせかわかりませんが、おとなしく座らず泣いてしまいます。


そんな時役に立つのが、この商品「童謡アンドアンパンマンCD」です。


このCDを流してしまえばあら不思議、さっきまで泣いて我々の鼓膜がなくなるほど


泣いていたのがウソのようにルンルンです。


このCDにはアンパンマンの他に童謡の歌が入っているのですが、


その中にみんな一度は歌った事がある


「グリーングリーン」が入っています。


ウチの愛妻が


「この歌、実は、悲しいんよ」


というので、胸に手を当て、足でハンドルを握り、聞いてみると


とてつもなくセンチメンタルじゃないですか。


こんなにセンチメンタルになったのは、伊代がまだ16のころぶりです。




1 ある日パパと二人で 語りあったさ
  この世に生きる喜び そして悲しみのことを

  グリーングリーン 青空にはそよ風ふいて

  グリーングリーン 丘の上にはララ緑がもえる 

 

2 その時パパが云ったさ 僕を胸に抱き

  つらく悲しい時にも ラララ泣くんじゃないと

  グリーングリーン 青空にはそよ風吹いて

  グリーングリーン 丘の上にはララ緑がゆれる


3 ある朝は目覚めて そして知ったさ

  この世につらい悲しい ことがあるってことを

  グリーングリーン 青空には雲がはしり 

  グリーングリーン 丘の上にはララ緑がさわぐ 


4 あの日パパと約束したことを守った 

  こぶしをかため胸をはり ラララ僕は立っていた 

  グリーングリーン まぶたには涙があふれ

  グリーングリーン 丘の上にはララ緑がぬれる


5 その朝パパは出かけた 遠い旅路へ 

  二度と帰ってこないと 僕にも分かった

  グリーングリーン 青空には虹がかかり

  グリーングリーン 丘の上にはララ緑が生える


6 やがて月日が過ぎ行き 僕は知るだろう

  パパの言っていた ラララ言葉の意味を 

  グリーングリーン 青空には太陽が笑い

  グリーングリーン 丘の上にはララ緑が鮮やか


7 いつか僕も子供と 語り合うだろう

  この世に生きる喜び そして悲しみのこと

  グリーングリーン 青空にはかすみたなびき

  グリーングリーン 丘の上にはララ緑がひろがる

5番のところなんてどうでしょう。

「その朝パパは出かけた 遠い旅路へ 

二度と帰ってこないと 僕にも分かった」


二度と帰ってこない、

釣りに行ったのでもなければ、バケーションでもないはずです。

愛人、蒸発、移民、密入国、ビザがきれた、引越し、左遷

いろいろアホなことを考えていましたが、

調べてみると、戦争のことらしいです。

もし自分が戦争で息子と引き離されると想像すると、

泣きそうになったので、あるある探検隊を思い出して

我慢しました。

戦争絶対反対。