エコ・ユートピア | 山根大助オフィシャルブログ「山根大助のイタリアンな日々」Powered by Ameba

エコ・ユートピア

連休に休みをもらってリエゾンの伊木ちゃん(いわ)と某生命保険会社勤務の小谷さん(道楽者)らと、奈良県生駒市の山の中にある東本さんの農場(エコ・ユートピア)を訪ねた。

東本さんは、もともとソーセージやハムなどの加工用機械のメーカーをされていて、趣味でこの農場を立ち上げた。動物を飼い、野菜を育て、山小屋で炭や薪を使って料理したり、ベーコンや鹿のブレザオラなどをいっぱい天井からぶら下げたり、要するにそういうのがお好きなのだ。

野菜はリタイアされた人たちが楽しく作っているようだ。ゆくゆくは動物も放し飼いにするらしい。仔ヤギが可愛かった。しかし僕はたくさん畑から摘んできた野菜とその他ある材料をこねくりまわし、炭の火にフライパンや鍋をかけて必死で料理と格闘していた。だって、東本さんやご家族の方がたくさんおられて、「何でも使うてね。」「何でも食べてね。」と言ってくれて、非常に好意的かつご親切なのは身にしみるのだが、今回僕は伊木ちゃんに「何でもあるし、何も用意しなくて良い」と言われていたので、うちのケーキと得意のマスカルポーネクリーム(めっちゃうまい)だけを持ってやってきたのだ。こういう場合、プロである僕は、みんなと同じように自分の置かれた状況を把握するのに精一杯だったのにかかわらず、何をすればいいのか、どこですればいいのか、どうすればいいのか、教えてちょーだい!的な状態にもかかわらず、みんなの期待は背中に痛いほどだし、おいしいものが魔法のように出てきて、まぁ減点ゼロ。だめなら「なぁ~んだ」って感じになるのが分かるので、かなり必死で料理を作った。結局出来たのは、たくさんの野菜と東本製パンチェッタをたっぷり入れたミネストローネ。ういきょうとブロッコレッティーとネギとアンチョビとにんにくと、道楽者が釣ってきたハマチなどなど入りのペンネ。

どちらも自分で言うのも何だけど、かなりおいしかった。野菜がいいしね。

おいしくできて、相当ホッとした。だからアウェーで料理する時はきちっと計画してやらないと、いくらプロでもぶっつけ本番はキツイ。ホッとしたらとても楽しくなった。

お世話になりました東本さんとファミリーの皆さんやご一緒させていただいた皆のもの、ありがとうございます。また誘ってね。「文句たれな山根はもう誘わんぞ」とか言ったら、もっと文句たれるぞ。
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