相変わらず眠い。
また薬をいい加減に飲んで、
昨夜は寝れなかった。
そして、今日も布団に横にはなれど、寝れず現在に至る。
暇だから、スマホで古い映画の動画。
そのショートバージョンを観ていた。
90年代の半ばに公開され、
私は何度も嘗て観た映画だった。
だいぶ前に亡くなった俳優の男性が家族でレストランに行き、
テーブル席でタバコを吸っている。
そうだ。
確かに当時はレストランでもタバコは許されたのだ。
二十四時間やっているファミレスで何度もコーヒーをお代わりし、
タバコの灰皿をウェイトレスさんが変えていたいた時代が確かにあった。
事を思い出した。
今はウェイトレスさんとは云わないのだろうか?
わからん。
震災の年だから、今から13年前、エアコンと地デジ切り替えの年で、アンテナの交換工事を従兄弟といえど、義理だが、
その義理に甘え、
私は一軒、一軒知らない人の家に上がるのが、
ストレスとなり、
その仕事も逃げ出した。
そして、今同様、生活保護では無かったが、無職でダラダラしていて、
レンタルビデオ位しか行くときも無く、
人気のない洋画を借りていた。
フランス映画で、タイトルは、 かげろう といったが、
第二次大戦で、少年と人妻は名前が出ない。
あの人だ、ミッション・インポッシブルとかに出てた、
そうだエマニュエル・ベアールだ。
との色恋沙汰を演じた少年は今現在どうしてるんだろうと、
Wikipediaで調べると、
37歳。2022年にスキー事故で亡くなっていた。
知らなかった。
キャリアも順調も良いとこ、大スターである。
あの少年が異常に格好良いフランスの伊達男に成ってる。
しかし、もういない訳だ。

まったくあの映画で印象的だった、これも古いがリバー・フェニックスを思わせたが、
夭折するところまで似せなくて良かったのに。
などと勝手に思った。
何だか知らないが、知りたくなかった訃報を知り、
不快な気分になり、
外に出てタバコを吸った。
月が私の頭同様、惚けて光っていた。
今日も寝れんのだろう。
通院日を明日に変更しよう。
部屋を片付けよう。
不潔は受けないのだ。
キレイが受けるのだ。
良くも悪くも現実は事実なのだ。
寝れないが寝たふりだけはしとこう。
明日の通院の為に。