「復縁塾」追加講義を開催するにあたって思うこと
前々回、「恋愛駆け引き、口説き塾」「再婚活塾」「恋愛塾」「復縁塾」を『座学』と略称で呼んでいるとブログで書きました。
座学の一部を受講された方の8割が他の講座もすべて追加で申し込みます。
最初は一部の授業のみを申し込んでも彼らの予想以上に講義のクオリティが高いからですが、別に全てを必ずしも受講せずに自分の予算でまずは踏み出すきっかけをつくって欲しいと俺は思います。
すべて受講した生徒は「ナンパ塾」の『実践』よりも座学の方が評価が高く、その中でも一番評価が高いのは以下の「復縁塾」です。
「復縁塾」(男女別教室)HP
http://www.renai.bz/
よその復縁の講座や復縁の請負屋なんて人相からして怪しい奴が藁にもすがりたい、困っている男女を相手に金を振り込ませて適当な授業なんかをやっている。
本人がまともな授業と信じ込んでいるなら本当のバカだし、そいつがかなりモテないのは間違いない。
そう言う理由はこうだ。
復縁はお互いの関係が悪くなっているのだから、ほんの一部のケースをのぞき、マイナスからの関係の立て直しで、新たにゼロからお互いの関係を良好にするよりもずっと難しいのだ。
講師の恋愛経験がとてもつもなく豊富で、自ら色々な関係の修復を経験した者にしかできるわけがない。
ナンパもできないような奴なんて先ず無理である。
ところで、最近ブームの将棋の話をしよう。
羽生という棋士が幼い頃、家族の人と将棋をよくやったそうだが、当然相手が負けに追い込まれて行く。
そうしながら、相手と座る位置を入れ替えて負けている困難な状況から、勝つ練習をしていたと言うのだ。
このエピソードがテレビで紹介されたとき、こんなに良い練習はないと俺は思った。
ボクシングでも常に一方が有利な展開で試合を進めることは稀である。
たった3分のラウンドでも有利か不利かが入れ替わったりするが、この不利な状況から脱する術がある奴は強い。
大半の選手はセコンドも含めて常に自分が必死になって優位に立つことだけ考えているが、お互いがそんなことを考えながら自分の望む通りに試合が運べるわけがない。
麻雀のプロで圧倒して強い桜井章一は、一番強い奴は負けている状況から脱する術を知っている奴だと言っていた。
勝負事も恋愛も仕事も人生も上手く行かないときは必ずある。
それをどうやって立て直すかである。
恋愛でも仕事でも俺はそんなことばかりを考え続けている。
それが幸せに生きる上で重要と思うからだ。
授業の内容をここで教えることは無理だが、簡単なアドバイスをしよう。
苦しいときにいちいち感情的になって動揺したら挽回なんてできるわけがない。
それと、必死になることが逆効果になることが多い。
ボクシングのスパーリングでは体力がある20歳前後の奴のパンチが、チャンスと考えてどんどん飛んで来るけど、必ず来る攻守逆転をゆっくり待って、逆に相手を感情的にさせることでも俺は心がけている。
ダウンするギリギリまで攻めてもらった方が、圧倒して有利な展開に以降は持ち込めるものだ。
ボクシングも20年以上もやっているからね。
相手が必死に攻め続けてしまうのは理由は恋愛とか他のことにも共通するけど、以下の3つである。
一、本人が賢くないから。
一、攻守を代える術を知らないから。
一、怖いから。
これでは駆け引きもクソもないよ。
こうやって言われてみたら、確かに恋愛も仕事も上手くわけがないと思わないだろうか?
頑張るだけなんて本当に能がないよ。
それで成功するならほとんどの人が成功するだろうね。
頑張るなんて当たり前のことで、そこからが大変だし、重要なんだ。
俺からしたら世間の男女が恋愛で考えていることが余りに甘過ぎるからなかなか思うようにいかないが、残念なことに当事者にその自覚は皆無なんだよね。