1998年に「ノーパンしゃぶしゃぶ」
官僚接待事件以来の「改ざん事件」
といわれている今回の問題
それほど、今回の問題は大きかった
政治家に忖度して「官僚内」に留める
ノーぱんしゃぶしゃぶ
大蔵官僚が銀行員らから
何度も接待を受けていたことが
1998年に発覚したいわゆる
「ノーぱんしゃぶしゃぶ」問題
「ノーぱんしゃぶしゃぶ」店は
エンターテインメントレストラン
もしくは風俗店といわれた
多くの店では床をスケスケの鏡張り
にして、上半身をスケスケの衣装に
もしくはトップレスにしていた
起源は1981年、ノーパン喫茶に
にあり関東で大ブームを引き起こした
他にも、焼肉店があった
接待に、どうしてこういう店を
利用したか?
飲食費として領収書を落とせる
ことにあったという
旧大蔵省の「公費天国」
かつて旧大蔵省は「公費天国」という
言葉で世論の批判を浴びる
予算や人事に区切りがつくたびに
他の省庁や各種公団から
料亭やバーなどで酒食の
もてなしを受けた
1970年代の頃でその20年後の1998年に
銀行員らから何度も接待されていた
ことが発覚したのがいわゆる
「ノーぱんしゃぶしゃぶ」事件だった
1970年代には
公費使い一晩数十万円
夜の赤坂を大蔵官僚が闊歩していた
そうした一連の批判の中でも
「ノーぱんしゃぶしゃぶ」事件を
契機に旧大蔵省は
金融監督庁(現金融庁)と財務省に
分離された
その20年後に今回の問題が発覚する
財務省の中でも理財局が「主犯」に
されているが、政治家への「忖度」
があったにせよ、なぜ理財局だけが
「悪」になる必要があったのか?
まるで不自然そのものだといえる
財務省の大ボスの麻生大臣は
続投ということも
国民を蔑ろにしていると思う
麻生大臣への罰則は
「返納がわずか170万円」
という結果にも疑問が残る