入学式から一カ月が経つ五月には
五月病のシーズンが到来する
五月病って?
五月病って何?
と思う人も多いかもしれない
昔は、主に大学に入学した新入生が
かかっていたが、今は新入社員も
適応障がいの一種で新しい環境や
人間関係に馴染めず連休明けに
学校や会社に行けなくなる
4月に入学や入社をして
GWにホッとする
緊張が緩んで大学や会社に行けなくなる
昔は「潜水病」とも言われた
大学入試を前に浪人時代を経験して
かなりのプレッシャーを受ける
大学に入学することでプレッシャー
から解放される
つまり、海に潜っていた潜水夫が
急に海面に浮上すると潜水病になる
そうした形容から似たような表現
として「五月病」に「潜水病」も
使われる経緯があった
今は「五月病」と称して
連休明けに起きる症状とされているが
年がら年中「適応障がい」はあり
五月に限ったことではない
「九月病」と称して夏休み明けに
起きる症状もある
長期休み明けには不登校などの
問題が出てくるが
基本的には「名称」は異なれども
同じような症状だと言える
「五月病」の当初は
故郷を離れて「寂しい」など
ホームシックにかかるものだったが
昔のように単純なものでなく
症状も複雑化して長期化している
ともかく、連休明けは要注意だ
ちょっと様子がおかしいと思ったら
誰かに「相談」し「ヘルプ」を
求めることが大切だ
大学であれば学生相談室や
保健センターがあるので
気軽に相談してみると良い